全ての市民が鉄の杖を持つことの意味-1月7日「鉄の杖の王国2」英語説教ポイント(その2)

Kingdom of the Rod of Iron 2   January 7  2018   Rev  Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo.png

Kingdom of the Rod of Iron 2

「鉄の杖の王国 2 」2017年1月7日

翻訳:BAMBOOS

(マタイによる福音書9章35節)
イエスは、すべての町々村々を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。

王国のことです。民主主義のことではなく、テクノクラシー(科学主義、技術主義)のことではなく、寡頭制のことではなく、共産主義のことではなく、赤い中国でも何でもありません。王国のことであり、いうまでもなく過去のサタンの王国のことではありません。神様の王国は過去のサタンの王国とは正反対になるのです。

(マタイによる福音書24章14節)
そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。

マタイによる福音書25章34節
そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。

これはいうまでもなく、神様が統治していたエデンの園と神様がアダムとエバに相続させたものに立ち返るということです。生育し、繁殖し、地を主管するということです。神様が相続させたものに戻る時であるということであり、また相続ということを見れば、それは鉄の杖の聖句を見出すことになります。これが相続に関係しているのです。

西洋では家族が大きく分断されてしまいました。それは中央集権の連邦政府が家族を分断し、力を持った個々の単位を弱くしようとすることに従事してきたためです。そうやって、社会をもっと容易に自分たちの望むような立場に導くことができるようにしています。

アメリカ人は相続というものを十分に理解していません。というのは、学校では親が悪者扱いされており、教師から情報を得るべきだと学校のシステムが教えているからです。親は教育を受けていないかもしれず、伝統的な非現代的価値観を持っているかもしれないのだと言って、MTVや大衆文化、主要メディアなどによって悪者扱いされています。あなたにとって何が最適か知っているのは、エリート階級の教授であり、教師であり、政府の役人であり、そういう人が子供を育てるべきだというのです。

特にヨーロッパでは、子供たちが政府のものになることが合法化されています。言うまでもなくヒラリー・クリントンがアメリカでもやろうとしていたことがそれです。ホームスクールを禁止してしまうのです。ヨーロッパではもうやっています。ドイツではホームスクールが禁止され、子供は国営の洗脳キャンプに送らなければなりません。そうしなければ自分が刑務所に入れられます。

そのような悪いいじめのシステムでは、子供に自分の価値観や信念、知識と資産と富を相続させることができません。相続が世代を超えてできないようになっているのは、世代を超えて確実に受け継がれると成長する傾向があるからです。

子供の中で最も責任感のある者を選んで、その子供が王国を守るためのあなたと同じ使命を受け継ぎ、王国に対する最大の忠誠心を持ちます。子供全員を気分良くさせて平等に分配するのは違います。それは共産主義です。

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鉄の杖が何を示すかについては話している通りですが、それはまた今日掘り下げていこうとしている考え方全体のことを示すものでもあります。その考え方全体とは王らしい考え方でありますが、非常に成熟したものです。そして文化でもあります。

(詩篇2篇8-9節)
わたしに求めよ、わたしはもろもろの国を嗣業としておまえに与え、地のはてまでもおまえの所有として与える。おまえは鉄のつえをもって彼らを打ち破り、陶工の作る器物のように彼らを打ち砕くであろう」と。

国を相続として与えようというのです。ですから道徳がとても大切になります。「地のはて」が神の人によって所有されるようになるとき、それはまた神様の霊、神様の道徳によって支配されなければなりません。

私は一緒に訓練する「忍者NINJA」たちに絶えず言うことがあります。いつでもあなたを殺すことができる人が一緒にいるということは恵みである、ということです。あなたをチェックすることができる人がいるというのは祝福です。ここで学んだことを無責任なやり方で使おうとするなら、他の「忍者」があなたを殺すことができるということです。何かばかなことをして傷つけたり、学んだことを使って致命的な方法で誰かを脅したりするなら。

チェックアンドバランス(相互抑制と均衡)を持つこと、自分を殺すことができる人がいるということは重要です。奇妙に聞こえますが実際その通りなのです。民兵が重要なのはそういうことです。すべての人がお互いに殺し合う能力を持つということです。人は生きたいので殺し合いません。感情的にではなく、法的に論理的に違いを区別しようとします。

なぜかといえば、感情的な解決は争いにつながり、最終的には死に至るからです。結果は非常に重大ですがそれに感謝すべきです。というのは、本当に人間を愛し、自分を愛するだけでないのであれば、自分を殺せる人が他にいることを感謝するからです。なぜならそのために抑制されるからです。

公立学校ではこのようなことを教えてもらうことはないでしょう。大学でも教わりません。ですから責任感のある銃所有者が他にいることに感謝するのです。文字通りお互いの命を握らせているということです。

全ての市民が鉄の杖を持つことが、あらゆる社会で最大のチェックアンドバランスとなります。悪いことをして致命的なことをするなら捕まって死ぬのです。

(ヨハネの黙示録2章27節)
彼は鉄のつえをもって、ちょうど土の器を砕くように、彼らを治めるであろう。それは、わたし自身が父から権威を受けて治めるのと同様である。

(ヨハネの黙示録12章5節)
女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。

(ヨハネの黙示録19章15節)
その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。

なぜキリストの肢体である教会では、自分たちが世界の守護者であるべきだと、世界の相続者となるべきだと教えられていないのでしょうか。クレフロ・ダラー、ジョエル・オースティンのような偽の強欲な人たちのようになることはありません。「イエス様を信じればもっとお金がもうかって金持ちになります」などというのは馬鹿げたことです。

天一国ができれば世界で最も豊かな国民になるでしょう。自由市場であり、起業して人のために働くのに馬鹿げた政府の認定などありませんので驚くほど繁栄するでしょう。しかしそこに価値を見出すのではありません。

価値は相続されるものであり、全能なる神様が授けてくださるものです。私たちはそれに感謝して、当たり前のことだとは思わずにそれを守るのです。

お金と富よりも大きな考えを持っています。もっと大きな目的があります。訓練の時、強くなろうとするだけのことや人を殴ることより、もっと大きな目的があるのだと青年たちに話しました。その目的とは神様を愛し隣人を愛することです。訓練するのはそのためであり、それが動機となるべき理由です。すると70歳や80歳になっても、神様を愛し隣人を愛するために、訓練して自分をより良くすることができます。自分を愛し守るように、隣人を愛し守ることができます。

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鉄の杖があるところに王国があります。鉄の杖とはどのような法でしょうか。これはキリストの肢体(クリスチャン)の間では明確にされていません。ですから未来について考えるとき、こう言うのです。
「しまった。本当にイエス様に来て欲しいと思うし、それはわくわくすることだが、イエス様は本当に激しい方で、本当にひどくて、独裁的であるようだ。我々はアメリカで自由を謳歌できることを本当に楽しんでいるが、イエス様が独裁的な人だとすれば・・・それは楽しみなことだがもうそのことを考えることはやめよう。なるようになるだろうが、それについて考えることはやめよう」

そうではありません。考えなければなりません。これはキリストが王国について説明していることなのです。キリストの肢体であるクリスチャンは、キリストは最初、慈愛をもって来られるが次に来られるときは審判すると言います。その通りです。

しかし、ここでまた審判のことを考えています。鉄の杖の法は独裁的なものだと。その後の段階はどのようなものでしょうか。いわば白紙の状態になった後はどうなるでしょうか。千年王国を実体化させてからは。その後どうやって治めるのでしょうか。それはキリストの肢体では答えが出ていません。考えてすらいません。これは、キリストの肢体が考えなければならない深刻な問題なのです。

ダム・ラソのビデオを見せます。すばらしい元ネイビーシールズ隊員です。格闘家でブラジリアン柔術をやっています。人並外れたトレーナーです。ジョン・レヴェルやダム・ラソのような人たちに訓練を受けるべきです。彼らは私たちのコミュニティを愛しています。ラリー・プラット氏は、私たちが子供たちにブラジリアン柔術と総合格闘技、ナイフ戦闘、銃の訓練をしていると話したらとても喜んでいました。

平和警察平和軍に関連して、非常に重要なことを言っていますのでこのビデオを見てみましょう。

つづく

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