2019年6月2日英語説教(2-完結)

「神は我々を奴隷ではなく王として作った」

文亨進二代王 説教

翻訳:BANBOOS

(略)

繰り返しますが、奴隷の精神と王国の精神は異なります。みなさんは神様が与えてくださった王国を守らなければなりません。それはみなさんの責任です。感情的に考えてはいけないのです。

みなさんの子供は、第1に、あなたからどれだけもらえるかが自分たちに対する愛の大きさだと考えるようであってはいけません。それは全く実利主義的な子供です。もうそう信じているなら、実際そうなのですが、正直に言って何ももらうべきではありません。

彼らがそう考え、そのように実利主義的であるなら、彼らに何も力を与えることはありません。みなさんは自分で作り上げたものを管理しています。彼らはあなたが作ったものを所有していません。オバマが言ったように。

みなさんの子供たちは、あなたが築いたものや神様の助けで築いたものを所有していません。彼らは、あなたがそれに対して100パーセントの支配権を持っていることを知らなければならないのです。それを尊重しなければなりません。

みなさんが、彼らがそれにふさわしいとみなすのであれば、また、その責任の一部や全てを担うだけの価値があるとみなすのであれば、それはみなさんが判断することであり、彼らが知るべきことです。しかし彼らは、お父さんとお母さんが、その築いたものに対して権限を持つのだということを知らなければなりません。

お父さんとお母さんが築いたものが自動的に自分の物になると考えてはいけないのです。それは共産主義です。子供たちは自然と共産主義に傾きたいと思います。というのもきつい仕事をしたくないからです。子供がそう信じるようにしないでください。とても悪いことです。彼らを強欲にし、悪くします。感謝せずに兄弟と比較するようになります。

お父様が私に相続権と継承権を与えてくださったときのことを考えてみてください。國進兄さんは喜んでいました。私のことはどうなっているのか、とは言いませんでした。

私の話を聞いていても、自分のことになると翻弄されます。それは問題です。誰かが行ったことを聞いて、「そうだ、分かった」と言いますが、突然自分のことになると翻弄されるのです。今度は子供にだまし取られるのです。突然のことに、学んだことや聞いたことを忘れます。非難するつもりではありませんが、自分に対して現実的にならなければなりません。

神様のみ言は骨にまで浸透すべきです。聖書で骨髄と言うように。浸透すべきなのです。

(略)

全く別の文化なのです。キリストが我々を解放してくださり、奴隷の立場から王国につれてきてくださいます。しかしまた、その違いが何なのか学ばなければなりません。大きな違いです。ただ王国に入って、奴隷のようにふるまっていてはいけないのです。それらは違うものだからです。

文化マルクス主義のシステム、文化を王国の中に持ってきてはいけません。それは王権と、神様が与えた王国の物を破壊します。

家族は資産以上のものです。一緒に過ごした素晴らしい時間、思い出。子供と一対一の関係であるはずです。共にエピジェネティクスを解放すること。共に重労働をすること。王国の文化のことを行うこと。お互い助け合い力をつけること。家族は資産以上のものです。資産は物質的な物の所有の重要な部分です。それを鼻であしらうことはできませんが、それが全てでもありません。

つまり子供を訓練する限り、神様の文化を中心とする限り、また神様のみ言を理解する限り、物質的な豊かさと資産だけではないということを理解すべきです。それは自分たちを本物にしてくれるものではありません。それは真の価値ではないのです。

親として、子供を育てるのにそうした王国の物質的な豊かさを守らなければならない状況があります。しかし同時に、王国の文化も守らなければならないのです。

信俊を当惑させるつもりはありませんが、私が信俊を選んだのではありませんでした。彼は大きな仕事をしなければならなくなるでしょう。天一国の下にどのような国々ができるか誰にも分かりません。彼かその子孫がやらなければなりません。若者にとっては大きなプレッシャーです。しかし、例えばこの若者たちはお父様の王権とつながりを持っていなければなりません。これはキリストの王権なのです。キリストなしには王権はありません。

ですから三代王を助け、傲慢にならず・・・彼が行う田舎のことでも世界的なことでも、たとえどんなことであっても助けてあげ、また霊的にも助けて・・・。若い人たちがそうした責任感を持つのです。これがお父様の血統であり、これがお父様の相続の血統である、と。

・・・私は自分で自分を選んだわけではなく、王国を作るためにお父様に自分を選ばせたわけでもありません。選ばれたのはお父様でした。私はお父様の相続者ですが、私が望んだからではなく、お父様が選ばれたからなのです。彼(信俊)が相続者となったのは彼が望んだからではなく、お父様が選ばれたからです。

ですからお父様が王権のために求めていることを私が話したとしても、利己的ではありません。というのもお父様は、全ての世代で地上に、キリストとして、また地上の父としての自分を代表する実体的な代身者を持つと語られているからです。私がその引用を作ったわけでもなく、その伝統を作ったのでもありません。その伝統作ったのはお父様です。残念ながら私がそれを言わなければならず、利己的だと責められなければなりません。自分で自分を選んでいないというのに。誰も言わないから私が言っています。

我々の文化の一部としてお互いに助け合うべきです。またお父様の王権の血統が続く中で責任も持つ必要があります。引き継がれていく中でこれらの王も成功するように守らなければなりません。

我々は、お父様の王権が引き継がれて行く中で成功してほしいと思っています。王国の文化の中で天一国が世界に広がるからです。お父様が我々に与えてくださった行事が全て、国のアイデンティティの一部になります。真の父母の日。子女の日。万物の日。こうしたことが、国のユーチューブ・チャンネルや、その時代にあるシステムに出ます。

全ての人が番組に注目し、こう思い出すのです。この国は再臨主によって始まったのか。この国は実体的な王権の血統によって始まったのか。この国は我々が持つ憲法で始まったのか。と、振り返って結びつけるのです。

我々はただ孤立して生きているのではありません。我々はただ王と王妃になっているのではありません。ある日決意したためです。それは真の父母の実体、実体的勝利によってできています。そうでなければ我々はまだ奴隷のままです。霊的なことだけを言っているのではなく、実体的なことも言っています。

(略)

我々はみな王権があります。王権とそれを世界に広めることについてこのような話をしていますが、それは真のお父様の勝利のおかげです。再臨主の勝利。実体的血統。実体的王国。実体的王権。そこからみなさんの王権が生まれました。お父様が私を戴冠させ、私がみなさんを戴冠させました。それはお父様がから来たものです。つながりを持つことが重要です。

王国が一緒になって・・・300世代の後、王国が地球に広がります。自由と主権が世界的なものになります。しかし同時に、物事がまとまって真のお父様がそれについて何と言われていたのか理解します。それが我々の国のアイデンティティの一部になります。

私が万物の日を作ったのではありません。真の父母の日も作っていません。・・・行事をして白い服を着て、おかしなローブと帽子を身に着けて・・・。私が作ったのではなく、私ならむしろやらないことです。私のスタイルを知っているでしょう。着飾りたくないのです。私も人間ですから不満を感じることもあります。しかし明らかにそうしなければなりません。なぜならそれが伝統を維持していくことだからです。

相続の家系の全世代の王が、お父様が語っておられた文化を教えていかなければなりません。またもちろんお父様に栄光をささげるのです。

キングス・レポートがあってもなくても、どんなことがあっても朝の訓読会はあります。十代王、十一代王も、やはり政治的サタン主義の危険性について話さなければなりません。マルクス主義、共産主義について警告しなければなりません。悪に対抗して話さなければなりません。真実と聖句から話をしなければなりません。

(略)

重要な点は、主権は神様からくるものであり、聖書でも見てわかるように主権は重要なものであり、神様の約束であるということです。我々は資産を相続し、所有することになっており、それは神様が与えてくださったアイデンティティです。そこに向かって努力していくことはとても重要です。

子供たちも、おそらく20代前半までに自分たちが地主になるべきだと気づいています。18歳になるまでに家を持つべきです。どうやって建てるかを知っているべきです。維持の仕方を知るべきです。50歳や60歳で家を持つように言う、反キリスト的な体制の話をなぜ聞く必要があるでしょうか。40年間借金を抱えるよう洗脳を受けて。なぜそうしなければならないのでしょうか。18歳で地主になれないでしょうか。

大学に行って洗脳されなければならないでしょうか。そうしなければならない――なぜか?みんながやっているから。なぜ穴から始めるのでしょうか。家を建てなければならないのに、なぜ大きな穴を掘ることから始めるのでしょうか。家を建てるのになぜ砂の上に建てるのでしょうか。なぜ大きなクレバスの上に建てるのでしょうか。自分に逆らっていこうとしています。

なぜ借金をするようにならなければならないでしょうか。なぜ18歳までに子供達は家の所有者になれないのでしょうか。若すぎるでしょうか。いいえ、正しい訓練を受ければ、18歳で家を所有して維持することは簡単です。2トントラックも運転できます。訓練を受けたらできます。アメリカでは18歳で銃を持って戦争に行けます。それほど危険なことはありません。家を建てるのはもっと危険が少ないです。訓練を受けていないだけです。

王国の文化では、子供が生まれたら銀行口座を作ってあげ、それを未来の家のための口座にするのです。小遣いをあげるたびに、ばかげたSFビデオゲームを買わないで、その口座に入れるのです。18歳になる頃には何千ドルものお金が待っています。モルモン教ではそうやって伝道に行きます。伝道のためにそれを行います。早くから伝道のための口座を作り、18歳になるまでに、2年間外国にミッションに行きます。

王国では人々は子供のためにそれをやります。子供を訓練し、お金をためて18歳の時までに銀行口座の準備ができています。彼らの下で小さい子供を訓練させ、次世代が自立した人たちになるよう助けます。これは他とは異なる王国です。反キリストの体制の中にいるように考え続けることはできません。奴隷の文化のように考え続けていてはいけないのです。全く異なる王国なのです。

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