「真のお父様が願われる真の後継者は誰か?part2」

「真のお父様が願われる真の後継者は誰か?part 1」の続編です。


 

今回は「真のお父様が願われる真の後継者は誰か?part2」である。

私は、前回part1の中で「復帰摂理歴史という大きな流れを無視して、お父様のみ言葉を絶対的権威として用い、部分的に抜き出して自己の主張を正当化するのは言語道断であり、食口を誤った方向へ導くものである。」と言った。
復帰摂理歴史の流れの中で、「真のお父様が願われる真の後継者は誰か?」について、論を進めたい。今回もpart1に添付した「略史」を参照して頂きたい。

Part1において、私は「後継者問題」はお父様のみ言葉、原理を復帰摂理歴史を通して見なければならないと強調してきた。摂理歴史は2000年を境に、母子協助時代から父子協助時代に突入し、「長子権」の問題が歴史的必然性として浮上してきた。
しかし、神様の復帰摂理歴史では「長子権」は長子に資格はあるものの、彼が自動的に受け継ぐものではなく、「摂理的勝利者」になった者が受け継ぐものである。それは、私たちが原理で学んだ復帰摂理歴史が証明している。

ここで、簡単に復帰摂理歴史において、神様がどの様に摂理の後継者を選んだのか?を見てみよう。長々と原理講義をするつもりは全くないので宜しく・・・・・
疑問なども出て来ると思うので、その時は、聖書や原理講論を読んで頂きたい。

父なる神様は自分のかたちに似せて人を創造され、彼らを祝福した。三大祝福である。
アダムは神様の一人息子・長子として、創造の全てを受け継ぐ資格があった。その条件として、アダムは戒めを守り、創造目的(個性完成)を完成しなければならなかった。しかし、アダムは父・神様のみ言葉の戒めを守らず、神様と心情一体化出来ずに堕落してしまい、神様が彼に与えるはずであった祝福を失ってしまった。それによって、アダムは神様の代身者、相続者、後継者としての「長子権の資格」を失ってしまったのである。
アダムの次子アベルは信仰によって神様の御意にそった供え物をそなえ、父・神様との心情の一体化がなされた。アベルが御意にかなう献祭をささげる事によって、アダムを中心とする「信仰基台」を蕩減復帰する条件と「実体献祭」をささげる中心人物としてのアベルの立場が立てられたのであった。しかし、兄・カインが弟・アベルを殺害したので、「実体献祭」に失敗し、アダムの家庭を中心とする復帰摂理の完成は失敗に帰した。

ノアはアベルが象徴献祭を神様の御意にかなう様に捧げ、神様への忠誠の心情の土台の上に呼ばれた。神様のノア家庭における摂理はどうであろうか?ノアは人々から嘲笑されながらも神様を信じ、山の上に箱舟を作り、洪水摂理を勝利した。洪水の後、ノアは神様に祭壇を築いた。その後、ノアは神様から祝福を受けた。ノアにはセム、ハム、ヤぺテの3人の息子がいたが、アベルの立場に立っていた次子・ハムはセムとハムの間で実体献祭の中心人物となるための条件として、ノアの勝利を受け継ぎ、摂理の中心に立つためには父・ノアとの心情的一体不可分の立場に立つ必要があった。
即ち、ノアの時にはハムではなく、ノア自身が「象徴献祭」を捧げたので、ハムが「象徴献祭」に成功したアベルの立場に立つためには「象徴献祭」に成功したノアと心情的に一体不可分の立場に立たなければならなかったのである。
そこである状況が設定された。葡萄園での試練である。ハムは摂理の中心人物であった父・ノアを無条件で、何の疑いもなく信じ、父・ノアが裸で葡萄園で寝ていても、心情的に一体化するべきであった。しかし、ハムは父・ノアと心情の一体化が出来ず、ノアの勝利を相続できず、代身者、相続者、後継者になることが出来なかった。その結果、「長子権の資格」復帰の道を自ら閉ざしてしまったのである。
ハムは自己の基準で天の側に立っているノアを批判し、行動に表すのではなく、何か深いわけがあるのだと賢明に悟って、わからなくてもあくまでそれを良いこととして見なければならなかった。どこまでも、謙虚、従順、忍耐の心が必要であったのである。

次に、アブラハムの家庭を見てみよう。(アブラハムに名前を統一しました。)
アブラハムがノアの代わりに立つための条件はハムの犯罪によりサタンに奪われた全ての条件を蕩減復帰しなければならなかった。
神様はノアが天に対して忠誠を尽くしたその心情の基台の上で、偶像商テラの長男の立場からアブラハムを呼ばれた。アブラハムはノアの立場を復帰し、神様は彼に祝福を与えた。
その後、神様はアブラハムに象徴献祭をするように命じた。しかし、彼は献祭に失敗した。
神様は三次目には完成しなければならない原理的条件があったため、より大きい蕩減条件を立てさせて復帰する摂理を行った。それがアブラハムのイサク献祭であった。
アブラハムの神様に対する絶対信仰、従順、忠誠でイサク献祭に成功した。また、イサクの自己否定による自己献祭により、イサクは心情的に父・アブラハムと一体化し、その心情の一体化によってアブラハムから神の復帰摂理を受け継いだ。そして、イサク自身も内的にサタン分立され、アブラハムもイサクも神側に立ったのである。アブラハムはみ旨を中心としてイサクと一体不可分の立場に立つことになった。イサクはアブラハムより天の使命を受け継いで、摂理の中心人物となり、象徴献祭を成すための信仰の条件を立てる事になったのである。
息子・イサクは神様を信じ、父・アブラハムと心情一体化し、父の願いを最優先し、自分の置かれた状況を顧みなかった。イサクが象徴献祭を成功することにより摂理の中心人物になり、彼はアダム、ノア、アブラハムの立場に立ったのである。

イサク献祭の勝利によって、実体基台は兄・エソウと弟・ヤコブの間で造成することになった。ヤコブはパンとレンズ豆のあつものでエソウから長子の権限を奪った。エソウは長子の権限をパンとあつもの一杯で売る程にそれを軽んじた事に対してヤコブはそれを重視した。
兄・エソウは長子の権限の価値よりも「空腹を満たすこと」(他の事情)を最優先したのであった。その結果、ヤコブは父・イサクより「祝福」を受けた。
エソウはヤコブを憎み、彼を殺そうとしたが、母リベカの協助によりハランに住む叔父ラバンのもとに逃れた。そして、ヤコブはハランで21年の苦役を勝利し、長子の嗣業を復帰してカナンに帰ったのである。ヤコブはエソウと和解し実体基台を勝利、完成したのである。

ここまで読まれて、「貴方は私たちに原理講義をし、説教するのか?」と不愉快に思われるかも知れない。ヤコブ路程は勝利の路程であるため、ここで「原理講義」を終えるが、残りは皆様各自で原理講論を研究して頂きたい。
私がここで説明したい事は聖書や復帰原理に基づいて、「神様の摂理(中心人物)の移行の仕方」である。神様は単に、「お前は長子だから、次子だから、可愛いから・・・とか、その様な理由で代身者、相続者、後継者、を決めているのではない。そこには復帰摂理歴史上の理由やサタンの侵入を防ぐための事情なども含まれているのである。

聖書、原理講論、お父様のみ言葉を通して明確に理解出来ることは、「復帰摂理上の中心人物の代身者、相続者、後継者は必ずしも長子ではなく、その中心人物と心情的に一体化し、彼(または、神様)によって任命された人物が受け継ぐのである。当然、メシア家庭においては、直接メシアであるお父様と心情的に一体化し、お父様によって任命された子女様である。」

ここで、実際に起こっている問題として、三男の顕進様が正当な後継者なのか?それとも、七男の亨進様が正当な後継者なのか?上記に述べた復帰摂理歴史(アダム家庭―ヤコブ路程)の中で、「神様の後継者の選び方」を理解する必要がある。Part1に添付した「略史」を参考にし、お父様のみ言葉を元に論を進めて行きたい。
特に、私が赤線を引いた部分で顕進様と亨進様が取った行動を当てはめ、比較して神様・お父様の復帰摂理的観点から公平、中立的に分析して行きたい。
それによって、正統なお父様の代身者、相続者、後継者が理解出来るであろう。

韓国の儒教国家としての伝統、習慣などから見て、お父様は長子の立場にある顕進様を「後継者候補」として選ばれた事は、至って自然である。それ故に、顕進様はW-CARP世界会長、家庭連合副会長やアメリカ総会長などの重職を歴任されてきた。
だからと言って、お父様は韓国の伝統や習慣によってのみ後継者を選ばれるだろうか?
お父様はメシアであるゆえに神様の心情や事情、即ち、人類の復帰摂理歴史の中で後継者を選ばれる方を選択する。

先ず、顕進様について見てみよう。
私は顕進様は一指導者としての能力、実力を備えた方だと信じている。
しかし、メシアの後継者であるための最大の資質は神様や摂理的中心人物としてのお父様と一体化出来たか否か、神様やお父様の前に「自己否定、自己献祭」を出来るか否かである。何故ならば、摂理を進める為に神様と絶対的授受作用をし、神様の絶対プラスに対して絶対マイナスの立場に立たねばならない。神様から「完全な自己否定」を要求されるからである。それが出来ない方に貴方と貴方の家族の全生命と永遠の命を託す事が出来るのであろうか?
一般的に言う偉大な指導者の資質とメシアの後継者・指導者としての「資質」は異なる。メシアの後継者には「信仰心、自己否定という資質」が必要なのである。

2009年3月8日、顕進様は束草で真のお父様の願いを拒否された。
お父様は顕進様に「一年間、公職活動を一時中止し、原理を学びなさい。そして、私のそばにいなさい。」と言われた。何故、お父様は顕進様に「私のそばにいなさい。」と言われたのか?もし、顕進様を後継者として考えていたならば、当然、「お父様の再臨主としての姿、真の父母としての真の愛を悟り、創造本然の理想家庭の実現、伝統、世界摂理、・・・・・全て、お父様がメシアとしてされてきた事を受け継いで貰いたい」と思われた事は自然なことである。
しかし、顕進様は別の事情を優先し、お父様を不信し願いを拒否されたのである。
この行為はアダムが神様のみ言葉を守らず不信し、拒否した事と同じであり、神様と心情的に一体化出来なかった事と同じである。カインが神様を不信し、ハムが父ノアを不信し、別の事情を優先し、一体化出来ずに後継者になる機会を失ったのである。
2009年8月過ぎ、顕進様はGPFを推進する為に、UCIの理事を解任し理事会を掌握した。9月10日、お父様は顕進様に「UCI」をを元に戻しなさいと言われた。顕進様は「分かりました」と言われたが、実行はされなかった。実質的な拒否である。
そして、これがお父様と顕進様の最後の会話となったのである。郭・顕進様派はお父様に反旗をひるがえす事によって、お父様は顕進様を追放された。
12月10日―14日、顕進様はお父様に手紙を書くも、公式許可を得られずにフィリピンで大会を開催した。
また、顕進様は天法を犯し、神様に属する公的資産・献金を強奪、横領した。これはどの様な言い訳をしても弁解の余地は無い。歴史的事実として残り、大変残念なことである。

2010年6月5日にはお父様は郭・顕進様グループを含めて「異端者、爆破者」宣言をされた。(www.youtube.com/watch?v=6c2JNO-ewLo)

2010年11月22日、お父様は「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の講演でこの様に話された。「また、最近では共産主義者たちのいたずら(他の訳;悪だくみ)で、私の手を離れたワシントン・タイムスも再び戻ってきました。これが奇跡でなく、何が奇跡と言うのでしょうか?」(Today’s world Japan、2011年1月号)
この講演で、お父様は郭・顕進様グループの事を「共産主義者たち」と呼んでいる。共産主義者とは神様に敵対するサタンである。
神様とお父様にとって郭・顕進様グループに所属する食口たちは敵でありサタンであると言われている事に対してどの様に思っているのだろうか?また、お父様はボケていたとして自分たちを正当化するのだろうか?

また、お父様は2011年7月末、アラスカのコディアック・ノースガーデンにて、郭・顕進様グループを「盗賊」や「郭一家と顕進は私の意に従っていない」とまで言われている。
(www.youtube.com/watch?v=NO5r8-z5SSc)

顕進様派の皆様の中には、お母様が「顕進は絶対性に問題がある。」(2009年3月8日、天正苑)と、お父様に告げ口された。これが原因でお母様は強権勢力、国進様、亨進様たちと共に事実無根の罪を顕進様に負わせ、貶め、引きずり落とした。だから、亨進様の「戴冠式」や後継者任命は無効であると批判している。本当なのだろうか?(part1を参照)
これが事実だと言うならば、私が提示した「略史」を見て貰いたい。
お母様が天正苑でお父様に告げ口されたのは、2009年3月8日である。しかし、亨進様が受けた「後継者任命」は2008年4月16日であり、「戴冠式」、「真の父母様の祝福」の伝授)」は2009年1月15日、30日、31日である。
どう見ても、辻褄が合わないでしょ。「後継者任命」「戴冠式」「真の父母様の祝福」の伝授はお母様のチクリ以前に行われたものである。
顕進様派の皆様は、どんな方法手段を使っても「自己正当化」したいようである。
顕進様はお父様に裏切られたと思っているかも知れないが、事実は顕進様や顕進様派の皆様がお父様を裏切ったのである。

今度は亨進様について見てみよう。
2000年以降、お父様はこれからの7年間で後継者を探さなければならないと言われた。
2003年2月6日「天一国開門祝福結婚式」(二度目の結婚式)が挙行された。その翌年3月22日(旧暦)に亨進様の三男の信俊様が誕生された。そして、お父様は「やっと、生まれた。」と喜ばれ、後に信俊様を後継者として決定された。

その後、2008年4月16日の訓読会でお父様は亨進様を後継者として任命されたのである。ここで、何故、お父様は信俊様と亨進様を後継者として決められたのか疑問に思われるであろう。亨進様は信俊様の後見人(役)なのである。(国進様も)
ここに顕進様派の大きな誤りと誤解がある。代身者、相続者、後継者は信俊様なのである。
亨進様はお父様によって二代目王として任命されながらも、信俊様に三代目王を自然な形で譲るための後継者なのである。(私は決して顕進様や亨進様や国進様を貶めたり、価値が低いと言っているのではない。あくまでも、復帰摂理歴史の中で真の家庭における「後継者問題」を見ると、この様に見えるのである。一言付け加えると、後継者が顕進様だ。亨進様だ。と騒ぐのは摂理歴史を見ていない愚者のやることだと言いたいのである。この際だから、もっと強い口調で言わせてもらえれば、信俊様が確実に三代目王様になることが出来るのであれば、二代目はお母様でも、顕進様でも、亨進様でも誰でも良いのである。ただ、亨進様が実の父だから信俊様を守り三代目になるのは自然な流れであると言うだけである。
信俊様は三代目王様として復帰摂理歴史完成者の立場にあるのである。
復帰摂理上、神様の心情は二代目・亨進様、三代目・信俊様と共にあるのである。
ここで、付け加えなければならない事は、「二代目はお母様でも良いのである。」と言ったが、先にも述べた様にお母様は失敗をした。そのために、可哀想にも亨進様夫人・ヨナ様がお母様の失敗を蕩減復帰する立場に立ってしまったのである。

2008年4月16日の訓読会で、お父様は亨進様を後継者として任命された。
(ここから一部part1より引用のために重複)
「今日、この時間を中心として、命令系統を一つに統一しなければなりません。統一教会全体において世界や韓国を中心として、中心がどんどん大きくなるから今後、全部私がしてきたことを代わりに任せようと思うんだね。今、食口たちの中で信仰面から全ての面において亨進の水準を越える人はいません。分かりましたか?(彼を)任命するのです。」
(youtube「文亨進様をお父様が任命された訓読会。2008年4月16日、韓国語」)
(www.youtube.com/watch?v=9zdwqfb9bVw)
この動画の中で、三男派の重臣・郭錠煥氏自身も亨進様を後継者にすることをお父様の前に3度に渡り同意しているのである。

2008年4月18日、亨進様は世界会長に就任された。
(youtube 「文亨進世界会長就任式」)(コピペ宜しく)
(www.youtube.com/watch?v=ew1vwsRN7JM)

ここで、お父様は「…苦労して真の父母の解放釈放の相続権を受け継いで忠孝の道を受け継ぐことのできる息子娘となれますよう許諾してください・・・・真の父母に侍ったそのような場において、全てを代身して侍ることのできる代身者、相続者の権限を受け継ぎ・・・」と亨進様、ヨナ様のために祈祷されているのである。

その後、亨進様は2度に渡って、真の父母様に代わって祝福式を挙行された。
2008年7月6日と10月12日には文亨進様・ヨナ様夫妻は「太平聖代神文明平和祝福結婚式」で主礼を努めた。
2009年1月15日と31日には「天宙天地人父母様安息圏安着即位式」において、お父様は亨進様に対して「私は私の後継者に祝福を挙行する権限を賦与する。」と宣言された。
「真の父母様の祝福の伝授」
(youtube 亨進様ご夫妻への「真の父母様の祝福」の伝授)(コピペ宜しく)
(www.youtube.com/watch?v=uKR7urDcdBw)

2009年1月15日、お父様は亨進様夫妻に対して韓国で代身者、相続者、後継者としての「戴冠式」を行い、1月30日と31日には韓国とニューヨークで同様の「戴冠式」を挙行され、合計3回にも渡って「戴冠式」を亨進様夫妻にされたのである。

その後、お父様は2010年6月5日「その代身者、相続者は文亨進である。(自分が相続者であると言う)他の者たちは異端者であり、爆破者である。」と宣言された。
(www.youtube.com/watch?v=fTEHPP9aP9Q)
(嘗て、一部の人はお父様は亨進様に代身者、相続者と言われたが、後継者と言われていないと亨進様を貶めたが、上記の様に、お父様はこれら3つの名詞を言われているのである。
因みに、代身者、相続者はユダヤ・キリスト教・宗教的表現だが、後継者は一般的・世俗的表現である。)
皆様は、メシアが行った「戴冠式」を軽く見ているのではないか?英国やスゥエーデンの王室の国王や女王の「戴冠式」とメシアが行った「戴冠式」では、どちらが神様から見て価値があるのか?
永遠なる価値からみても比較する方が無意味ではないのか?
しかし、皆様は英国王室やスゥエーデン王室の「戴冠式」に価値を置き、敬意を表すのである。神様に唾し、メシアとしてのお父様に唾する愚かな者たちである。
いずれにしても、ここにおいて、亨進様の代身者、相続者、後継者としての立場が決定したのである。お父様は世界的に「亨進様が代身者、相続者、後継者であること」を認知させるために数々の儀式を亨進様のために挙行され、亨進様は復帰摂理歴史上、神様が共にいる「摂理的中心人物」になったのである。
では、お父様は同じ儀式をお母様や顕進様にされたのであろうか?答えは否である。

前述した様に、2009年3月8日、束草で、お父様は顕進様に「一年間、公職活動を一時中断し、原理を勉強しなさい。私のそばにいなさい。」と言われたにも関わらず、顕進様はそのお父様の願いを拒否された。心情的に一体化しなかったのである。
その後、お父様は世界会長である亨進様に同じ事を命じられた。
亨進様は直ぐに、お父様の願いを受け入れ、世界会長としての多忙なスケジュールを全て白紙に戻し、お父様と心情的に一体化したのである。そして、お父様のそばで約2年間行動を共にすることになったのである。
亨進様はお父様の言葉を受け入れ、願いを受け入れ、メシアとしてのお父様と心情的に一体不可分の立場に立たれたのである。これらの出来事は全世界の食口が知っている事実である。この二人の行為、即ち、顕進様と亨進様がメシアであるお父様に対しての行動は、神様やお父様の目から見て、復帰摂理歴史から見て、どちらが正しい判断をしたかは一目瞭然である。
私はここに、亨進様の後継者としての謙虚さと資質を感じるのである。亨進様ならば、神様の絶対的相対に立つことが出来、摂理を進展させる事が出来ると確信するのである。

お父様を拒否し、「盗賊」、共産主義者と言われ、公的資産を強奪し、神様に敵対する顕進様がどの様にして、絶対的主体である神様の絶対的相対に立てるのか?絶対的授受作用が出来ないではないか?出来なければ、どうなるのか?
主体と対象の関係だけで停止してしまうか、最悪の場合、対立・闘争に発展してしまう。
対立・闘争の先には何があるのか? 分裂と破壊が待っているのである。
原理を何十年も学び、講義してきた先輩方がこんな事も解らないのかと嘆かわしい!
私はその様な先輩方を信じて来たのか???
神山威氏は信者たちに「中心者との一体化」をいつも言って来た。その神山氏はメシアであるお父様と一体化された亨進様を無視するのか?それとも、お父様と一体化しなかった顕進様を擁護するのか?今まで言ってきた事とは矛盾している事に気が付かないのであろうか?病気の中にあって、原理講義をする事が重要なのか?それとも、お父様と一体化した亨進様を擁護する事が重要なのか?
霊界にいるお父様は貴兄に何を願っているのだろうか?

家庭連合・お母様派(最近はこの様に言った方が適切なようである。家庭連合の中には70%以上の亨進様擁護派幹部がいるので、正確に述べた方が良いようだ。)や顕進様派の人々の中には、国進様や亨進様を批判する人が多い。
今回の騒動、混乱は亨進様にも原因があると言う者がいる。本当にそうであろうか?
私には、お父様が亨進様を代身者、相続者、後継者に任命したにも関わらず、お母様は亨進様の助言(お母様は「私は神です。」と言われたが、それに対して亨進様は、「お母様は勝利した真の母です。しかし、神ではありません。その様な事を言わないでください。」)を否定し、亨進様の助言を「真の母と一体化しない不忠の子」とし、後継者としての位置を強奪し、追放し、迫害し続けているのである。
真理を語るものは迫害されるのは常だが、真実を語った亨進様に原因があるとは言えない。

また、亨進様が世界会長時代に行った出来事、例えば、礼拝をカトリック式、プロテスタント式、仏教式で行ったとか、本部教会前に像を建てたとか、・・・・・我が地方教会にも、一時、金箔の小さな真の父母様の像を見た。その時、私は「なんじゃこりゃ!偶像礼拝ではないか!」と疑念を感じた。確かに、一般信徒から見ても疑問を感じた事は私は否定しない。では、皆さんが言う様に亨進様の失敗だと仮定しよう。
亨進様がお父様の願いと一致し、心情的に一体化して、約2年間歩まれた事実を見れば、お父様は亨進様に対して「亨進様の失敗」を糾弾したのであろうか?
それとも、メシアであるお父様と心情一体化した事により「過去の失敗」を全て許し、愛さたであろうか?原理を学んだ者であるならば、お父様が取られた行動は後者であることは明白である。そうならば、お父様をメシアとして信じる我々が取るべき結論は一つである。
「お父様が許し、愛されたのだから、私たちも同じ様に許し、愛するのである。」
神様や真のお父様と心情的に一体化したという条件で、過去の全ての過ちは許されるのであり、私たちはその様に許され祝福を受けて来た。私たちにはお父様に許された国進様や亨進様を批判をする資格も権利もないのである。家庭連合や顕進様をはじめ全食口は胆に銘じるべきである。

ここで、私たちは重要な復帰摂理の一面を見なければならない。
それは「カインの試練と祝福」である。
ご存知の様に、アベルもカインもアダムとエバの堕落の結実である。そう言う意味では同じ実である。しかし、復帰摂理上、不幸にも、神様はアベルを神側の善の表示体に、カインをサタン側の悪の表示体にしなければならなかった。サタンは長子に未練があるために、神様は次子に相対した。摂復帰摂理を進めるためである。
別の言い方をすれば、カインの立場に立った人はサタンの影響を受けやすい立場に立つ。
神様は位置に働き、サタンも位置に働く。それだけ、カインの立場に立てば、妬み、怨み、嫉妬、怒り、自己中心、猜疑心、自己正当化・・・・・などの強い堕落性を生じやすい。
それゆえに、カインが嫉妬、怨み、怒りによって、アベルを殺害し、エソウはヤコブに祝福を奪われたために、彼はヤコブに嫉妬し、怨み、怒り、殺害しようとした。
カインは、アベルは生意気だ、兄に対して敬意を払っていない。エソウは、ヤコブは自分の祝福を奪った泥棒だ。洗礼ヨハネは、イエス様は不義の子、だからメシアであるはずがない。・・・・・・・・など、一体化したくない、出来ないと言う理由、事情はいくらでもあるのである。神様の目から見れば、それらの理由、事情が問題なのではない。
どの様な理由、事情があろうと「一体化出来たか、出来なかったかが問題なのである。」
例を挙げたら切りが無いのでこれくらいにするが、カインの立場に立たされた人は心情的に大きな試練に立たされるのである。

顕進様も亨進様に代身者、相続者、後継者としての祝福を奪われたと誤解し、神様が愛される弟の亨進様に妬み、怨み、嫉妬、怒りを感じ、プライドを傷つけられ、次の段階の行為を感じたとしても不思議ではない。何故か?これが復帰原理だからである。
復帰摂理歴史上、長子の運命、使命とはなにか?
長子の運命とは、自分も知らない内に、自然にカインの立場に立たされるのである。
長子の使命とは、カインやエソウの様にアベルの立場の人物を妬み、怨み、嫉妬、怒りなどでアベルを殺害したくなる心情を乗り越え、アベルを愛し、心情的に一体化することである。これを勝利すれば、カインはアベル以上の勝利者なのである。
カインは自己否定を要求され、自分を愛する以上にアベルを愛する必要がある。
そして、人間が神様を拒絶した蕩減として、人間は神様から拒絶される。また、その使命の大きさによって試練も大きいのである。
復帰摂理が発展するためにはカインはアベルと一体化し、絶対的な相対・マイナスの立場に立たなければならない。
そういう意味で、お父様は長子の顕進様に偉大な勝利したカインになって貰いたかったのは間違いない。
その為に、2008年4月6日、第49回真の父母の日(ハワイのキングガーデン)で、
お父様は顕進様をカイン、国進様をアベルの立場として、お母様と共に3人が一つになったという特別な儀式を宣布された。

その後、顕進様がお父様と心情一体化出来なかったと言う不信仰と失敗(特に、束草事件)により、お父様は「先の特別な儀式」を復帰しなければならなかった。そして、その偉大なカインの立場は国進様にとって代わった。
2012年6月5日、お父様は再び、国進様をカイン、亨進様をアベルの立場として「国進、亨進様のカイン・アベルの一体化を宣布」されたのである。そして、お父様は「真の父母の仕事は完成、完結、完了」と宣布された。
アベルの立場の亨進様とカインの立場の国進様が一体化する事によって、既に、お父様と亨進様の間で立てられた信仰基台の上に実体基台が完成され、メシアのための基台が成立した。これによって、神様の摂理が進展するのである。

亨進様は摂理的中心人物であるメシア・お父様と心情的に一体不可分の立場に立つ事により、お父様の勝利を受け継ぎ、摂理的中心人物、代身者、相続者、後継者となった。
その摂理的中心人物・アベルである亨進様とカインの立場の国進様は一体化することにより、神様が人類歴史を通して求めて来られた「実体基台」が造成されたのである。
それ故に、亨進様も国進様も復帰摂理上、「歴史的な摂理的勝利者」なのである。
その勝利により、神様はアベルを祝福し、アベルと同じ祝福をカインは受けるのである。カインが受ける祝福はアベルとの一体化によって受けるとは原理が教えるところである。

因みに、郭・顕進様グループとは何か?郭氏も顕進様もお父様と一体化出来なかった。
即ち、カインの心情を乗り越える事が出来なかった同じ霊的背景を持った食口の集まりなのである。神山氏をはじめ、グループの一人一人は自分の中心・アベルと一体化出来なかったのである。皆様各自が過去の自分とアベルの心情関係を振り返って反省しても良いのではないか?
ここまで、私はかなり厳しい事を書いたが、皆様には過去を復帰出来る可能性が十分にあると思うからである。勿論、勝利者に侍るか、敗北者に侍るか、それは皆様次第である。霊界の永遠の命と自分の子孫の永遠の命を考えて頂きたい。
新約聖書ルカ15章11-32節の「放蕩息子の物語」を例に取るまでもなく、皆様はご存じである。「摂理的中心人物と一体化する者は全て許され、愛されるのである。」

私も一人の食口として45年間、真の父母様や子女様たちを愛してきた。アメリカで孝進様、興進様、恩進様たちと一緒に毎日馬に乗ったり、遊んだりもした。だから、どうしても感情に流れてしまう。しかし、それで良いのでしょうか?やはり、感情を越え、復帰摂理上のお母様、顕進様の失敗を残念ながら理解しなければならないのである。復帰摂理から見て、お母様も顕進様もメシアとしてのお父様の後継者ではなく、摂理的に後継の仕方を誤った事による復帰摂理上の失敗者なのです。亨進様は後継の正しい仕方、つまり、「メシアとしてのお父様と心情的に一体化された」ゆえに、亨進様は復帰摂理上、正しい後継者なのです。
もし、私たちがお父様を人間的、感情的に見て、メシア・歴史的・摂理的人物と理解しなかったならば、誰一人として統一教会に残ってはいないであろう。
また、兄弟姉妹たちとの心情的な繋がりがあり、人情的に流されるのは私にも理解できる。神様の摂理やお父様のみ言葉を中心として、お母様が言われる事が真実のか?顕進様の行いが正しいのか?亨進様の言われる事が真実なのか?自分が判断するべきであり、そして、自分の後孫に責任を持たなければならないのである。
そうしなければ、兄弟姉妹たちとの心情的な繋がりは保てても、神様との心情的な繋がりは切れてしまうのである。

ここで、最後に一つ指摘したいことがある。(私の独り言として理解して頂きたい。)
顕進様と(従軍)慰安婦問題推進派・反日・米国下院議員・日系3世マイク・ホンダ、反日・元下院議員エニ・ファレオマバエガ氏の関係である。(マイク・ホンダ氏は韓国人とも言われている)GPFは彼らとは深い関係があり、2012年8月17日にはGPF財団主催の「統一韓半島の未来ビジョンと世界平和構築」をテーマに国際会議が開かれた。顕進様は二人を公式に招請している。両議員とも大戦中、日本が強制的に慰安婦を連行したとして主張しており、特に、カリフォルニア州での「(従軍)慰安婦問題」でお互いに協力している。カリフォルニア州での反日活動は韓国人、在米韓国・朝鮮人や韓国挺身隊問題対策協議会(通称、挺隊協、北朝鮮スパイ団体)、在米中国人(中国共産党系、世界抗日戦争史実維護連合会)が中心であり、両議員はこれらの団体から多額の政治献金を受けている。

国際会議が開催されたグランドヒルトン・ソウルホテルで両議員は17日に中央日報(8月20日、日本語版)のインタビューを受け、ホンダ議員は慰安婦問題について「第2次大戦当時あった性奴隷問題ではなく、現在まで続いている女性に対する暴力の問題である。」と断言し、ファレオマバエガ氏は韓国の男性と結婚した500人の日本女性が、最近、公開謝罪したことは「非常に勇気ある行動」と述べた。両議員はGPF財団主催の国際会議に出席した後、20日には金星煥外交通商部長官に会い、慰安婦問題について意見を交換した。

今日、慰安婦問題は捏造されたものである事は全ての証拠から証明されているのである。
当初、「強制」が問題であったが、「強制」の証拠が無いとなると、今度は、「女性に対する暴力」にすり替えて来た。捏造の極みである。
また、韓国政府からは一つも「慰安婦問題」での証拠は提示されていない。韓国政府は慰安婦の証言が証拠であると言うが、「常識として証言にも証拠が必要」なのである。

お父様は朝鮮戦争時(1950年ー53年)とその後の「韓国人の米軍慰安婦(洋公主)」の事は語っており、韓国政府に強制的にさせられたと言われているが、大東亜戦争時代を良く知っているお父様でさえも、戦時中の(従軍)慰安婦の話をしたことがない。
私は個人的に、慰安婦と言われる婦人たちのほとんど全ての証言を調査した。その結果、言える事は「証拠となる証言は一つもない」のである。事実は気の毒だが、多くは貧しさゆえに親から売られたり、業者に騙されたり、自分の生活の為に戦時売春婦になったのである。複数の米国の公文書(慰安婦による聞き取り調査)にも、その強制の事実は無いのである。韓国政府や挺隊協は日本を貶める為と金目的の為に政治利用しているのである。そして、2015年12月28日、「慰安婦問題」で日韓は合意した。形だけだが・・・・

これらの結果、日韓関係はどの様になったのか?現在、反日、嫌韓で両国は激しく反目しているのが事実である。私は今、「これらの結果、・・・」と書いたが、これは結果論ではない。
少しでも謙虚に、慰安婦と言われる婦人たちの証言を調べれば直に疑問を持つはずである。
しかも、郭氏や教会の長老たちは慰安婦の事実を体験を通して事実か否かを知っている年代である。その事実と真実を無視して、日本(エバ)を貶めたのである。アダムがエバを貶めると言う原理がどこにあるのかと言いたい。真実に疎い人たちである。
これがお父様が願われた「日韓一体化」なのであろうか?お父様は韓(アダム)、日(エバ)、米(天使長)の一体化を願っていたのではないか。
顕進様派がしてきた事は「反日、嫌韓の増幅、日米、日韓、米韓の離反」であり、中韓の接近であり、6ヶ国協議の破壊である。そして、今、韓国は国際的に孤立している。

朝鮮半島有事の際、韓国は在日米軍の支援が絶対に必要である。しかし、在日米軍の軍事指揮権は日本の首相である安倍晋三氏が持っている。在日米軍を韓国に派遣するか、否かは安倍総理の胸三寸次第なのである。日本政府は在韓日本人を救助するが、韓国を支援しないであろう。私は専門的に国際情勢を見て来た。数年以内に日本、中国、米国を巻き込んだ第二次朝鮮戦争は起きる。既に、北朝鮮は釜山まで完全に射程に入れた短距離ミサイル攻撃の準備は整っているのである。後は挑発を利用した攻撃の大義名分を作るだけである。
この様に見ると、顕進様派の平和活動、即ち、「慰安婦問題」を利用したことにより反日、嫌韓、離米を扇動し、それによって、結果的には神様の摂理を破壊した「爆破者である。」と言える。お父様が顕進様に言われた「爆破者」とはこのことかと思うこの頃である。
そして、顕進様派に属する日本人は反日・売国奴であり、摂理歴史の敗北者であり、摂理の破壊者であると言わざるを得ない。「裏切り者ユダ」と言われる日が来るかも知れない。

ところで、顕進様の平和運動の中に、顕進様のUCI財団傘下にあるWTAの子会社である「韓国タイムズ航空」がある。これはボーイング社と誘導爆弾部品の共同開発をしている軍事産業の会社である。これは長距離合同精密直撃弾(JDAM)という誘導爆弾であり、F-15K戦闘機に大量搭載できる。この誘導爆弾は北朝鮮軍の海岸砲陣地や長射程砲を悪天候の中でも精密打撃できる。
私は、この会社については批判はしない。第二次朝鮮戦争には必要だからである。
ただ、日本食口の献金で作られた、この爆弾が日本に飛んでこない事を祈るばかりである。

参考資料を見たい方は、家庭連合の公式・ホームページ、家庭連合派のブログ、サンクチュアリ派のホームページ、ブログ、顕進様派のブログを参考にされたら良いでしょう。
以上
 
 
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「ビジョン2020」の核心

 
 
7月22日に「素朴な疑問。『VISION 2020』ってなに?」で家庭連合の大スローガン「ビジョン2020」の核心が戦略国家23カ国、摂理国家20カ国、合計43か国の「国家復帰」であることを明らかにした。

なぜ今「ビジョン2020」について調べる気になったのかというと実は訳がある。

それは7月17日から4日間の日程で清平で「VISION2020 特別戦略国家選定会議」なる会議が開かれていることを知ったからだった。その会議で討議された内容が米国家庭連合公式サイトにあがっていた。

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会議ではまず世界本部のチョ・サンギル事務局長が2016年の国際指導者会議での発議に従って21の国が予備的に最重要戦略国家に選ばれた経過報告をした(これは2013年当初の戦略国家23カ国の見直しと考えられる)。記事によると選定会議は「真のお母様」の「厳しいみ言」で幕を開けたという。

この21カ国の代表者は4日間かけて各国の可能性や見通し、国家復帰の具体的方法などについて自国についてのプレゼンテーションを行った。アメリカ家庭連合のレポーターの印象に残ったのはどうもアフリカの国だったようだ。なぜなら紙面の大半をアフリカの国に割いていることからそれが分かる。

そのプレゼンテーションの内容をもとに「真のお母様」は21カ国から「国家復帰の可能性」を吟味して13カ国に絞り込んだという。そこから各国家の資料、報告を再度検討して最終的に7カ国に絞り、真のお父様聖和4周年記念の際に「公的に」「真のお母様」が発表するという。

今回選定された13カ国の内訳は次の通り。

アジアからフィリピン、ネパール、タイ、カンボジア、台湾
アフリカから コートジボワール、コンゴ共和国、ザンビア、ケニア
中南米からは、ドミニカ共和国、ブラジル、パラグアイ。
ヨーロッパからアルバニア

ここから最終審査で選ばれた7カ国には優先的に人的、財政的資源が投入されるという。2020年まで残すところあと4年、2013年当初の能天気な数字、23カ国から7カ国に絞り込んだということだろう(これもどうかと思うが)。オモニのスピーチの英訳も読んだが、少なくとも「韓オモニは本気である」と感じた。

そしてあれこれ思いを巡らしているときに松戸教会の公職者ブログ「いつもとなりに神様」にそのオモニのスピーチが掲載されているのを知り、ブログ記事を読んでみた。

抱きしめてあげたい!! 私たちが勝利した時に・・・ 《真のお母様のみ言 7.16 20》

韓オモニの言葉をまるで詩か何かのようにしか受け止めることができず背後の巨大で冷徹な事実と事情を無視して近視眼的に情緒的に描き美化しているだけのいつもの「能天気ブログ(失礼)」であった。

目標と現実を論理的に判断するなら、オモニの願いを果たすというからには、残りあと4年の今、最低でも松戸市復帰、いや千葉県復帰くらいの見込みが立っていなければならない時期だ。この公職者のブログにその気迫は感じられない。

「VISION2020」の核心は「国家復帰」だったのだ。

 
 
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2016年7月24日「祝福された王国」【英語説教日本語訳】全文

 
 
The Blessed Kingdom   July 24  2016   Rev. Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo
 
祝福された王国
 
2016年7月24日
翻訳:Bamboos
 
マタイ、マルコときて、神の国についてのそれぞれの内容を見てきましたが、今度はルカに移って行きます。

ルカによる福音書6章

17:そして、イエスは彼らと一緒に山を下って平地に立たれたが、大ぜいの弟子たちや、ユダヤ全土、エルサレム、ツロとシドンの海岸地方などからの大群衆が、18:教を聞こうとし、また病気をなおしてもらおうとして、そこにきていた。そして汚れた霊に悩まされている者たちも、いやされた。19:また群衆はイエスにさわろうと努めた。それは力がイエスの内から出て、みんなの者を次々にいやしたからである。20:そのとき、イエスは目をあげ、弟子たちを見て言われた、「あなたがた貧しい人たちは、さいわいだ。神の国はあなたがたのものである。21:あなたがたいま飢えている人たちは、さいわいだ。飽き足りるようになるからである。あなたがたいま泣いている人たちは、さいわいだ。笑うようになるからである。 22:人々があなたがたを憎むとき、また人の子のためにあなたがたを排斥し、ののしり、汚名を着せるときは、あなたがたはさいわいだ。23:その日には喜びおどれ。見よ、天においてあなたがたの受ける報いは大きいのだから。彼らの祖先も、預言者たちに対して同じことをしたのである。

これは非常に有名な山上の垂訓のルカ版です。イエスが12弟子を選んだ後すぐに、山を下って八福(八つの幸福の教え)を下さいました。興味深いことにイエス様は次のように言われました。「人々があなたがたを憎むとき、また人の子のためにあなたがたを排斥し、ののしり、汚名を着せるときは、あなたがたはさいわいだ」

現在の私たちの社会を見てみるとイエス・キリストを信じる人に対する反対がますます増えています。神様のみ言葉に従って、クリスチャンの生活を支持する人に対する攻撃がどんどん増えています。そしてFBIはテロリストとして、福音派で、銃を所持している人を標的にしています。それは、正しいことが何か分かっているだけでなく、神様と関係を持っているような人々です。大衆文化でもイエスの説いた価値や道徳と正反対のものがすべて拡大しています。それらは正当化され、ここで学んだ哲学のように相対化されているのです。私たちの文化では戦争が起きています。爆弾とか核とかそういった意味での戦争だけではなくて、現実の文化の戦争が起きています。社会学的な戦争が水面下で起きているのです。

以前、リビングウォーターズの進化論対神のビデオを観ましたが、あのレイ・コンフォートという伝道師はとてもすばらしい仕事をしています。今日は彼が作った別のドキュメンタリーを観たいと思います。それは私たちの文化の中で大きなものになっている、ある問題についてのものです。非常に大きな問題のため議論されていませんでした。非常に挑戦的な内容のため語られていませんでした。それについて話すことは政治的に不適当とされています。しかしそれは、重大な問題であり、実際に起きている霊的な戦争から現れているものです。ではビデオを見てみましょう。

興味深い内容ですね。実際に町で人々にインタビューして問いかけています。彼らはこのような問題について考えたことがありませんでした。驚くべきことは、神の戒律に照らすと私たちは皆、嘘つきであり、泥棒であり、姦淫を行う者であり、冒涜者であるとみなされるということです。しかもコリント人への手紙によれば、嘘つき、同性愛者、姦夫は天国に入れないということを示しました。つまり、自分の周りの人と比較して善良かどうかという基準ではなく、神様の戒律に照らせば、私は罪深いということが分かります。罪深さを知るということは自分が堕落しており、神様を必要としており、自分ではどうしようもないことを悟る最初のステップです。その最初のステップは、謙虚に悔い改めることですが、解放の最初のステップでもあります。なぜなら、自分が病気だと認めたらそれを治すための薬が何なのか知ろうとしますし、それを飲もうとするからです。

そして、この動画のすごいところは、普通の人々がこの問題に直面させられたわけですが、それは妊娠中絶の問題について「それはその女性の選択することだ。それだけの問題だ」と信じるように洗脳されていたわけです。ところが彼はヒトラーの時の状況に当てはめて説明しました。ヒトラーがユダヤ人を殺したことに対し自分だったらどうするか聞くと、皆反対し、自分なら同じ行動をしないと答えました。しかし、自分たちの身近で5300万もの胎児が、誰かの権利のためという名目で殺されているのです。子供の権利はどうなるのでしょうか。彼は実際の胎児の写真を見せました。心臓が鼓動して生きているのです。人間です。これは重要なことです。なぜなら私たちは殺すこと、命を奪うことに鈍感になっていたからです。このアメリカ文化は、幼い赤ちゃんを殺すことに鈍感になってしまったのです。私たちはソドムとゴモラよりも悪くなってしまいました。誰か赤ちゃんではなく細胞の組織だと呼んでいた人もいました。しかし、質問を繰り返し問い詰めると、子供だと認めていました。そして「○○の場合は、母の胎内の赤ちゃんを殺しても良いです」に言葉を当てはめるよう尋ねました。彼らは答えられません。なぜなら良心の叫びがあり、自分がもしそのような基準にはかられたら自分の命も脅かされおそらく死ぬとわかるからです。アメリカで70年代以降、5300万以上の赤ちゃん、子供たち、人間が殺されてきました。それは不法です。悪魔のようなことです。

以前ここでビデオで見せたことがありますが、近頃、赤ちゃんの体の一部を販売して利益を得ている人々もいます。もちろん違法です。そして、法律を持ち出して合法だと主張する人もいましたが、ヒトラーもすべて合法的に行いました。ヒトラーは1100万の人々を合法的に抹殺しました。ユダヤ人もジプシーも同性愛者も合法的に殺したのです。ダウン症の人々も合法的に殺しました。よく議論にされるのがその子供が良い人生を送れないという主張です。それに対する彼の論点は、子供が生まれる前にそれがどうやってわかるのかということです。それは、ダウン症の子供はすべて殺せというヒトラーに同意するということになります。障害を持った人々を殺してしまえということに同意することになるのです。人々が真実に直面するとき、伝道師のレイ・コンフォートは非常に愛を持って接していました。彼は人々に挑んでいましたが愛を持って行い、非難しようとしませんでした。同性愛者にも聞いていましたね。

彼がある若者と議論をしたことがあるのですが、その無神論者の若者に同性愛に賛成か尋ねると、同性愛は良いことだと答えていました。次に幼児性愛について尋ねると、忌まわしい行為だと答えたのです。するとレイ・コンフォートは、同性愛者には幼児性愛者が多いと言いました。その若者はそんな証拠はないと言いましたが、レイがカトリックの聖職者のことだと答えるとショックを受けていました。レイはニュージーランドの出身なのですが、ニュージーランドのある心理学者が小児性愛者は生まれつきのシンドロームだと主張していると言っています。マイナー・アトラクション・シンドロームと呼んでいます。同性愛者やトランスジェンダーに対するのと同じ表現の仕方なのです。神様のみ言葉で罪とされている性行為についてもすべてそうです。いつも同じような反論をします。生まれつきそうなんだと。そのように生まれるしかなかったのだという反論に対して、彼は、姦淫を行うことも生まれつきのものなのかと言いました。彼は次々に自分が賢いと思っている、実際は脳死状態のような人々にインタビューしていくのです。そして実際に論理的な反論に直面すると自分の立場を通して考えなければなりません。それで実際に180度変わります。なぜなら意味を成さないからです。

この中で気づくのは、最後は道徳の問題になってくるということです。もちろんそこには、すべての哲学も結局同じで、あなたが真実だと思うことが真実だというような危険な考えもあります。誰も絶対的な真理を主張することはできない、それぞれが正当な立場をもっているのだと。そのようなことを聞いたことがあるでしょう。もちろんサンクチュアリ教会では脳死のような人はいません。そのような主張が哀れなくらいに取るに足らないものだと学んでいます。良い例が象のたとえです。すべての宗教は象の体の別々の場所を触っているようなものだというものです。そして真理の一部分しかわからないというのです。部分はわかるけれども全体はわからないのだと。しかし、この問題点は何でしょうか?相対主義者は他の誰も真実が分からないと言います。他のすべては相対的で絶対的なものではないのだと。誰以外がそうだというのでしょうか?相対主義者だというのです。相対主義者は、他の誰もが真実でないということ自体が真実だと信じていることを認めています。ここにいる皆さんは哲学を勉強してどのうに論破するか学んだのでわかりますね。

いつも最後は道徳の話になってきます。道徳に取り組むようになると、道徳を与える存在がおらず、道徳を与える存在に従わなければ、何でもやってい良いことになります。これは彼の主張の中で大きなポイントでした。もし、国の道徳が堕落し始めて相対化され始めたら、それは母の胎中の子供を殺すことを正当化するようになったということです。それは実際には正当化できるものではありません。あなたは相対主義の道徳というものを生み出すことになります。こういったことは関連し合っています。同時に私たちは妊娠中絶医院の歴史を学びました。マーガレット・サンガーがプランド・ペアレントフッドの創設者です。以前の説教で話しましたね。映画「Hillary’s America」でも登場しました。彼女はひどい白人至上主義者であり、WKKK(訳注:「クー・クラックス・クランの女性たち」と呼ばれるクー・クラックス・クランの補助団体の一つ)にも加わっていました。それを動かしていたのはもちろん民主党だったわけですが、皆さんも映画を見て実際の歴史を理解すべきです。彼女はひどい人種差別主義者で、黒人を抹殺することを望んでいました。リンドン・B・ジョンソンや他の民主党の人種差別主義者と一緒にです。それで、プランド・ペアレントフッドや妊娠中絶医院の問題というのは現実にはどこに優位な点があるのでしょうか。それは少数派の人々に対してです。黒人やヒスパニック系、そして今はアジア人も、ベトナム、カンボジア、といった東南アジアを含めて、それらの人々の赤ちゃんを中絶するためです。このすべての運動の創設者が言ったことは、「黒人を根絶させたい」ということだったのです。それがプランド・ペアレントフッドの創設者です。

また別のビデオも見せたと思いますが、電話でプランド・ペアレントフッドに対して寄付をしたいと伝えるものです。そして「特定の少数の人種のために寄付できますか?」と尋ねるのです。「黒人のコミュニティにお金が行くことを確認できますか?」と言って。こうしてどのような組織であるかが今明らかにされているのです。特定の対象に対する人種差別と少数人種の根絶を認めているのです。私たちの国はこのような国になってしまいました。道徳の観念を失ってしまっています。どのような道徳観を信じるかによって行動が決まります。アジア人の女性の一人が、多分韓国人だと思いますが、顔を銀色に塗っている人がいました。彼女は、自分で殺すのでない限りユダヤ人を殺しても良いと答えていました。人々が順番にカメラの前で実際に質問を受けて、自分自身の考え、何を信じているのかをさらけ出していました。彼らは胎児を大切に思うふりをしていました。少数派を大切に思うふりをしていました。貧しい人を大切に思うふりをしていました。しかし、結局そうではありませんでした。神様の戒律に照らしたとき、神様の法に照らしたときに、神様の恩寵がなければ、私たちは罪人なのです。

今週またドイツのミュンヘンでテロ攻撃がありました。今や二日ごとにイスラムのテロ攻撃を受けています。男はアッラーフアクバルと叫んでいました。そして人々を撃ち、10名が犠牲になりました。この40日の間、続けざまにテロリストの襲撃が起きています。ニース、オーランド、ドイツ、ミュンヘン、絶え間のない襲撃です。人々が鈍感になってしまってこの40日ぐらいに起きたことを忘れてしまうほどです。人々が殺されています。過激な、正統派の、サウジアラビア・ワッハーブ派のイスラム教という以外は何の理由もなく。彼らは非常に過激なグループです。もちろんイスラム教徒がすべてそうだという意味ではありません。しかし、共和党全国大会の誰かの演説でもありましたが、パキスタン国民の2パーセントがISISは良いことをしていると信じています。多くないように思えるかもしれませんが、実際の数は2000万ですか?1200万?とにかく非常に多くの人たちがISISはすばらしいことをしていると思っています。トランプが演説の中で言及した内容があります。多くの問題を演説中に提起しました。それらは自由社会にも直接関係のあるものです。世界的な共産主義へと進んでいくか、自由と責任へと進んでいくかという戦いに関係するものです。ブリュッセルやスイス、まともではない国連本部の、選挙によらない高官による世界的な独裁主義が起ころうとしています。例えばそれはEUで起ころうとしていることもそうです。あるいはまた、私たちも主権を持つことができるかもしれません。王国同士の戦いです。天使長は自分の王国を守り、自分の権力を守ると言います。中央の選挙によらない高官、エリート階級が人類を支配し、法を超越しています。もちろんアメリカもそうです。

イエス様は神の国について話すとき「あなたがた貧しい人たちは、さいわいだ。神の国はあなたがたのものである」と言われました。多くの左翼的な人々は、騙されたり、世代的にそこにたまっています。過去の共和党のブッシュ政権を支持するというわけではありません。私たちはイラク戦争に反対でした。お父様もイラク戦争に反対していました。終わりなく戦争を続けることにお父様は反対していました。しかし、民主党は今や、NAFTA(北米自由貿易協定)や貿易協定など国連の管理下に向かおうとする中央集権的な政党になってしまいました。

それでトランプはいくつかの問題点を提起しています。私たちは貧困について議論するからですが、なぜ貧しい人が神の国を引き継ぐのでしょうか。彼はアメリカの50の大都市で殺人が17パーセント増加していると言っています。ワシントンDCでは50パーセント、ボルチモアでは60パーセント。なぜ彼はこういった安全、貧困、平和といった問題を挙げているのでしょうか。国家が退廃していくときに、億万長者が安全面で影響を受けるでしょうか。マーク・ザッカーバーグは壁を作るなと言っていますが、自分の家の周りに15メートルの壁があります。国が退廃したら、偽善的な超エリートたちは安全面の影響を受けるでしょうか。アメリカが通貨危機に陥って経済が崩壊したとしても、ものすごい金持ちの人々に影響があるでしょうか。共産主義的な政策へと向かい、ますます中央集権になっているときに、誰が最も影響を受けるでしょうか。それは実際には下層の人々です。貧困層が影響を受けます。なぜなら、貧しい人たちは都市に住むことを余儀なくされているからです。彼らは周りに悪い人が住んでいてもそこから抜け出すだけの経済的余裕がありません。彼らも中間層のように安全なコミュニティで生活したいのです。共産主義的な政策で最も影響を受けるのは貧しい人たちです。政治家が無料のものを約束したりしても、貧しい人は悪循環の中にとらわれて抜けだすことができません。まさにリンドン・B・ジョンソンが黒人の共同体を支配すると言っていたのと同じです。黒人共同体は1930年代から1940年代にこの国でもっとも教育水準が高く、起業家も多かったのです。信仰の熱いキリスト教の家庭でした。80パーセントの父親が家庭にいました。白人以上です。大きな力を持っていました。人種差別主義者が、黒人共同体を追い払わないといけないと言っていました。それで有名な言葉が「十分なだけ与えても十分な違いを生まないようにしろ」というものです。それでニューディール政策や社会保障制度が始まりました。

「黒人の子供の10分の4が貧困、黒人の若者の58パーセントが無職、オバマ政権以降8年間、ヒスパニック系の200万人以上が貧困、更に1400万人が労働人口から完全に外れている」
誰が影響を受けますか。マーク・ザッカーバーグやグーグルの超エリートクラスですか。1400万が仕事をできません。完全な独占状態です。今や機械に仕事をさせています。ウォルマートに行っても誰も雇っていません。自分で清算するようになっています。ロボット化されています。より一層人間が仕事に必要なくなっています。そのような環境で生き残れるのは誰でしょうか。独占者だけです。小規模、中規模のビジネスはそのような機械に投資を行うだけの資金がありませんので締め出されます。

「19兆ドル以上の国家の債務」

オバマ政権で倍増しました。クリスチャンにも問題があります。彼らは真実を語ることを恐れています。悪を悪と呼び、善を善と呼ぶことを恐れているのです。彼らは自分たちに従う人が従ってくるように懇願しようとします。私は皆さんが従ってくるかどうかはまったく関係ありません。私の仕事は真実を語るために神様のみ言葉を説くことです。皆さんに人気がなくても構いません。私は正しいことをしなければならないのです。それで本物の人々が集まってくるのです。もし、会衆に嘘をついたらどうでしょう?アメリカのキリスト教もご利益的な福音を説いたり、耳触りの良い説教をして、迫害されることもなく何でも好きなことをして、悪魔のように生きて何でも楽しむようにしなさいと説くようになっています。私たちはそうではありません。私たちはクリスチャンとして迫害を受けることになります。嘲笑され、軽蔑され、十字架を持つことになります。それが本当の福音です。ですから戦士が必要です。タフで強い人々が。ですからブラジリアン柔術をやります。戦士です。銃も撃ちます。わかりますか?なぜなら立ち上がることができるのは戦士だからです。19兆ドルの負債には三つのことしかできません。第一は全部支払うことです。すると向こう100年間アメリカの人々は立ち行かなくなります。次に債務の貨幣化です。国の債務を支払うためにお金を発行すれば、ハイパーインフレーションになります。それがマーク・ザッカーバーグやグーグルなどの偽善的なエリートや彼らの高額な給与に損害を与えるでしょうか?いいえ、与えません。中国人、ベトナム人、アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人などの貧しい人々が損害を受けます。三つ目は実行できないような奇跡的な方法で返済することです。なぜなら返済のために増税しなければならないからです。増税してエリートが損害を受けるでしょうか。彼らは税金を逃れる術がいくらでもあります。中間層は打ちのめされ、小規模のビジネスと貧しい人も打撃を受けます。これが現実です。それで、こういった同情的な左翼は自分たちは貧しい人の味方だというふりをして美辞麗句を並べますが、実際はそうではありません。その政策は貧しい人をもっと貧しくします。中間層を排除し、機会を喪失させ、すごい金持ちをもっと金持ちにします。貧しい人の助けにはなっていません。貧しい人を救いたければ、天一国憲法が救うことができます。天一国憲法は貧しい人を保護します。寄生的で、天使長的で、危険な政治的階級を合法的に管理下に置きます。GDPの10パーセント以上を認めません。

トランプは次のことも言っています。
「4300万人のアメリカ人が食糧切符で暮らしている」
「貿易政策がアメリカの雇用を奪っている」
中国に仕事が委託されてしまうので、チャイナタウン、リトルイタリー、ハーレムといったところの人々は仕事を失っています。

「移民問題:犯罪歴があり、わが国から追放を命じられた18万人近くの不法移民が、今夜も自由にうろついて、平和な市民たちを脅かしている」
誰が損害を受けると思いますか。マーク・ザッカーバーグやツイッターのエリートが損害を受けると思いますか。彼らはまったく損害を受けません。

不法移民はどこに行くでしょうか。町に行って少数派の人々のいるところで仕事を探そうとします。ヒスパニック系の人々はもっと仕事を探すのが大変になるでしょうか。こういったことはすべて貧しい人に影響があります。イエス様が神の国について語られるときには、国のレベルで語っています。神の国について話しているのです。自由と責任のあるエデンの園のような国です。多くのクリスチャンは千年王国が訪れればすべての不正が取り除かれ、イエスが王座に着き、1000年の平和が訪れると信じています。エデンの園は完ぺきで理想的な場所でした。神様はアダムとエバに王国を与えたのです。王になる権利をアダムに与えました。地を満たし、地上を支配するように。王として支配するのだと。

イエスが再臨するときには悪がなくなる、獅子が子羊といっしょに横たわるという考えは、聖書に基づくものとは言えません。なぜなら神様は自由意思を与えているからです。自由意思を持っている限り、神を怒らせ、神から去り、神を憎むことを選択する人々もいます。完ぺきな理想的エデンの園に自由と責任があったのとまったく同じように、神の国でも自由と責任があるのです。社会の性質、つまり、天一国憲法は権力の集中と独占を支持しませんので、人々は十戒に従いたいと思うようになります。なぜなら、人々は、倫理的に行動しなければ、誰も取引をしてくれなくなり、評判も悪くなり、何をしてもうまくいかないからです。自由があると道徳的に行動しなければなりません。そうせざるを得ないのです。神様を信じないので非道徳的に行動すれば、誰も取引をしてくれなくなります。誰も信頼してくれず、推薦してくれず、助けてくれません。ですから、もし神様を信じておらず、神様が嫌いだったとしても、十戒に合わせて行動しなければならないでしょう。それでも道徳的に行動しなければならないのです。

彼は警察の保護について話しました。先週、先々週からの増加する殺人、暗殺を考えてみてください。影響を受けるのは誰でしょうか。誰が最も警察を呼びますか。超エリートですか?中間層ですか?貧困層ですか?もし警察が弱くなったら、あるいは警察が殺害されたら、警察を呼ぶような人たちにとって悪くなりますか。それとも良くなりますか。統計的に見て貧困層の多い都心部は警察が呼ばれることがより多いのです。ISISやイスラム過激派はどこに行こうとするでしょうか。彼らは大規模な破壊を行いたいのです。どこが簡単な標的でしょうか。多くの人が集まる都心部です。それで、15メートルの壁や有刺鉄線、監視カメラ、武装した多くの警備員などを備えたマーク・ザッカーバーグやツイッターやグーグルなどのエリートたちが影響を受けるでしょうか。影響を受けるのは貧困層の多い都心部の人々です。

ではイスラムのテロリストはどこに滞在するでしょうか。ザッカーバーグの近所でしょうか。彼らは上層の場所ではなく、下層のムスリム街に隠れます。もう一度言いますが、この問題は貧困層に直接影響を与えます。終わりのない戦争です。明らかにこれは超富裕層に利益をもたらします。政治家にも利益をもたらします。アフガニスタンやイラクなどの罪のない人に終わりのない戦争を仕掛け、自分の子供は自由を与えて、私たちの子供を送って戦死させ、人々をみんな殺した後で石油で利益を得るわけです。そのアメリカ軍の歩兵たちは誰ですか。ザッカーバーグの近所の人ですか。彼らは貧困層の人々です。ですからここでも再び貧困層に対して結果として影響を与えているわけです。左翼の美辞麗句、天使長の美辞麗句をみてください。彼らはいつも貧しい人に奉仕したいと言って売り込もうとします。少数派を愛していますと言って。実際はそうではありません。天使長は牢に入れたいのです。彼は吠える獅子です。彼は欺く者であり、偽りの父です。少数派、ヒスパニック系、アジア人、黒人の支持者ではありません。奴隷にしようとしているのです。

「USエネルギー」

アメリカには環境保護の規制がたくさんあるので勝手に石油を掘ることができません。それでどこかから買ってこないといけないわけです。どこが独占しているかというとサウジアラビアです。女性に対する最もひどい法律がある国です。それは超富裕層に損害を与えますか。誰が損害を受けるかというと、一般人です。国連とユネスコなどの世界の規制のために石油を掘り出すことが出来ません。それは私たちだけに適用されます。サウジアラビアは規制されません。中東の国も問題なく掘削できます。国際的なルールをすべての人に受け入れさせています。

これは自由と責任ではありません。超エリートが自分たちの利益のために国際法を利用しているのです。國進兄さんが見事にその違いをある若者に示されたように、企業が問題ではありません。企業がすべてやっているわけではないのです。なぜなら企業は政府からその権限を受けているだけだからです。政府こそが独占と法的な保護を与えています。ですから、大企業は、政府という天使長が仕えてベッドを共にすることがなければ独占企業になれません。問題は天使長にあります。政府は天使長の立場であり、主人の立場や父の立場、父母の立場ではありません。僕の立場なのです。そのように神様がエデンの園を創造されたのであり、私たちもそのようでなければなりません。天使長が僕としてとどめられるとき、神様の人々は神の望んだ存在になることができます。それが天一国の王です。そこでは市民が王となり、女王となります。私たちは主権を持っています。領土権、自己防衛権、すべての王の権利を持っています。そして政府は僕です。決して主人ではありません。

トランプは他にも様々な問題を上げています。
「ヒラリー以前の2009年、ISISは地図にさえ載っていませんでした。リビアは安定していました。エジプトは平和でした。イラクでは暴力が減っていました。イランは制裁で窒息状態でした。シリアは統制が取れていました。ヒラリー・クリントンから4年後、私たちには何があるのでしょうか?ISISは地域全体、そして、全世界へと拡散しています。リビアは廃墟となり、アメリカ大使と職員は、野蛮な殺人者の手によって助けもないまま死亡しました。エジプトは過激なムスリム同胞団に引き渡され、軍による権力の掌握を余儀なくさせています。イラクは混乱の中にあります。イランは核兵器開発の途上にあります。シリアは内戦に巻き込まれ、難民危機が西側諸国を脅かしています。中東での15年間の戦争で何兆ドルもの資金が投じられ、何千という命が失われたあと、状況はかつてないほど悪化しています。これは、ヒラリー・クリントンの遺産です。死、破壊、テロリズム、そして弱さです」
もう一度言いますが、お父様はブッシュに会って「サタン世界の王だ」とおっしゃいました。イラクと戦争したらアメリカは終わりだと言われたのです。お父様が病気で入院されていた時のことですが、覚えているでしょうか。お父様は保守的な価値観は支持していましたが、ブッシュの政策は支持していませんでした。もちろん、ブッシュの政策の後、クリントンの政策があり、オバマの政策があったわけですが、それらは世界政府的支配を拡大することとなりました。また戦争屋を増産し、虐殺者を増産する結果となりました。

そしてもちろん、アメリカの文明をも荒廃させてしていました。これは重大な問題であり、今現在起こっていることです。私たちが天使長の法律を理解し、天一国憲法を理解すると、獣の本質、サタンの本質、天使長の本質が、地上においてはっきりと、より一層わかってきます。ますます、神の国の価値と希望がわかります。神の愛と恩寵と慈愛と天一国憲法の栄光がますますわかります。なぜなら天一国憲法は市民の主権を守るからです。それは王の王によって王権を与えられた国なのです。初めにキリストから根を与えられた国です。天使長が決して権限を逸脱しないように法律で禁じている国であり、憲法改正を許さない国です。なぜなら憲法の修正がアメリカを破壊したからです。しかし、もちろんアメリカには奴隷制の罪がありました。それが問題でした。そのために堕落しました。

今は非常に厳しい時です。ミクロ世界とマクロ世界を見てください。皆さん聞いていると思いますが、先週韓国の聖地のひとつである九里教会で、韓お母様が再び売却を強制する命令を下しました。何カ月も前に食口が投票を行い、売却反対が上回りました。お父様は売るなとおっしゃったのに自分たちは売るというのです。タスクフォースチームを作って、韓お母様によって激しく命令を受けました。売れという命令です。そして何度も脅迫を受けました。そして食口は呼ばれて「再教育」されました。それであと数日のうちにもう一度投票すると思います。しかし今度は投票ではなく、どれだけ拍手が大きいかで決めるのだそうです。

家庭詐欺連合の全体主義的な本質が分かるでしょう。なぜ私たちが天正宮を出たのか、なぜ私たちが悪から身を引いたか分かることでしょう。私たちは一緒に冒涜行為を行うことができませんでした。ヒトラーがこういうことをしたときにノーと言わなければなりません。

そうしないで彼等と一緒に行くのですか?するとあなたは殺人者になるのです。自分がすべての人にそうなるべきでないと言う存在になってしまいます。あなたは最も邪悪な人間になります。ですから善と悪は一緒に行くことはできません。聖書には終わりの日には悪を善と言い、善を悪と言うとありますが、善と悪は分けなければなりません。神様は善悪を分立しなければなりません。サタンが侵入すると神様はサタンを分立しなければなりません。そしてミクロ世界である家庭詐欺連合で、ますます全体主義的な性質が現れてくるのが分かります。これはマクロ世界を反映しているのです。全体主義の集産主義対、自由と責任の主権との大きな戦いです。まったく同じ戦いです。その戦いが今まさに起こっています。この厳しい終わりの時において。私たちは深刻な時にいます。あなたが今死にそうなら、私たちはあなたのために祈ります。なぜなら今は生きるには厳しい時だからです。

お父様のみ言葉です。

天聖経1788(英語版)

 ヒッピー、イッピーの運動や現実における淪落(りんらく)問題、麻薬問題等は、すべて共産主義者たちの世界戦略のある一面として現れた事実だということを、私たちは知らなければなりません。フリーセックスやホモセクシュアル、レズビアン・ムーブメントなどのすべてのものは、人間の権利と人間の権威を破綻させる一つの行動にすぎません。(128-33,1983.6.4)
 
ヒッピー運動によって広がった哲学や相対主義がその後のアメリカを支配してきたのです。本当に共産主義者の世界戦略です。まったくその通りですね。お父様は何十年も前に語られていました。お父様は、神様が与えた人間の権利、尊厳を守ろうとすることについて語られていました。お父様は、血統を守り、人権を守り、公的な基金の悪用を止めさせ、天使長を主管するために、天一国憲法のための基準を与えてくださいました。私たちが獣の性質や善悪を知る木の実の性質を 理解するとき、どのように悪が働くかも理解しなければなりません。

サタンはいつもあなたを支配して、善と悪の戦いなどないと言います。そのような二元論的な低レベルの考え方です。余りにも愚かなため戦いがあることを理解しません。善と悪との間の戦いはあります。一方が支配のために集産主義を追い求めます。もう一方は自由と責任の主権を求めます。その戦いは現実のものなのです。神かサタンかという決定が人類に関係しています。飼育される対象や奴隷としてか、自由な王としてかのどちらかです。

とてもたくさんのことを話しましたね。皆さん、まだ祝福された王国にはなっていません。しかしこの期間に神様のみ名を称揚しましょう。たとえますます困難になっても、迫害がもっと激しくなったとしても、もっと嘲笑されたとしても、善が立ち上がる時なのです。声を上げる時です。善はもっと明るみに出なければならず、悪は暗くなっていきます。神様に栄光を捧げる時間です。讃美しながら、来るべき神の国を思い巡らしましょう。崩壊していく国とよろめいている世界のために祈りましょう。そして神様がすべてを復帰されることを求めましょう。アーメン。

 
 
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Pre-OBD「独生女前」とPost‐OBD「独生女後」の違いがよくわかるビデオ

 
 
独生女のことは英語でOnly Begotten Doughterと表現できる。しかしこの言葉で検索しても意味ある結果を得ることはできない。なぜならキリスト教世界に「独生女」なる概念が存在しないからだ。

Only Begotten Doughterで検索して唯一ヒットするものはアメリカのジェームズ・モローという小説家が書いた同名のタイトルの小説(1990)だけだ。ただしこの小説の中では「神」は女性として描かれている。

OnlyBegottenDaughter(1stEd)

「独生女時代」の到来を告げた象徴的な出来事はやはり2014年7月1日の韓講話だろう。そこで韓オモニは実質的に次のような信念を明らかにした。

自分は無原罪で誕生。

「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。皆さんがこのことを信じなければなりません。

文鮮明師、真のお父様は原罪をもって誕生。

お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。分かりますか?そのことを分からなければなりません。

下の動画はWeekly Updateといって毎週米国家庭連合が作成している週刊ビデオメッセージだ。

たまたま2013年11月9日のビデオを見て驚いた。この時期は「独生女」がまだ浸透していない時期で、韓オモニを「真の父母様」と訳の分からない名称で頻繁に呼ばず、いや真の母自体語ることなく、普通にお父様が聖和されるまで何十年もそうしてきたように「真のお父様」を中心に語っている。日本語字幕の付いた短い映像なので是非視聴してほしい。内容的にはPre-OBD(独生女前)の動画だ。

その後の動画は2015年2月20日のものである。明らかに「独生女」にシフトした後のものだ。この2つの動画のコントラストをよく見て欲しい。真の父、真の母、真の父母の扱いが激変していることがよくわかる。

Pre-OBD 独生女前 2013/11/09

Post-OBD 独生女後 2015/02/20


 
 
堕落した「独生女時代」の到来を
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素朴な疑問。「VISION 2020」ってなに?

 
 
「VISION 2020」というのは2013年2月22日の(偽)基元節(サンクチュアリ協会の解釈では韓鶴子氏の堕落が決定した日)の直後から韓オモニ主導のもと採用されている家庭連合の大きなスローガンだ。

20150827232312451

この3年間、家庭連合の多くのイベントの冠に「VISION 2020勝利のための~」がつけられていることは皆さんご存知だろう。

では「VISION 2020」の具体的内容を果たして皆さんは御存じだろうか。
ちなみに私はこの期間、家庭連合の情報を結構詳しくフォローしてきたが恥ずかしながら(とはいえあまり恥ずかしくもないが)はっきりわからないというのが正直なところだ。

ところで真のお父様、文鮮明師は本質を常に突かれる方だった。ワシントンタイムズの紙面を初めて目にしたときその読みやすさ、見出しの的確さに「さすが~」と思ったものだ。また一つ例をあげるとご存知の方も多いだろうが化粧品の名前を「男女美(ダンジョビ)」と命名されたこともまことにお父様らしい。

ところが、である。お父様と一体化されている(はずの)韓オモニの「VISION2020」は本質がさっぱり見えてこない。

そこで韓国家庭連合本部のホームページで検索してみた。しかし・・・(左の金色のタブには韓国語で「VISION2020이란(とは)」と書いてある。写真では自動翻訳されています)

真の父母様の言葉  世界平和統一家庭連合2Vision2020政策の方向  世界平和統一家庭連合1Vision2020と  世界平和統一家庭連合3

中身が文字通り「ない」!

そこで自分の不確かな記憶を頼って、様々な資料を漁(あさ)ってみた。

ビジョン2020戦略会議活動報告  

この映像の中で

「真の父母様(現在の家庭連合で韓オモニを指す特殊用語。明らかに誤用である。)は全人類救援のため194か国宣教活動と並行して韓国、日本、アメリカを含む戦略国家23カ国と摂理国家20カ国を合わせて43か国を設定されて2020年まで総進軍されることを宣布された」

とある。結局この辺が「VISION2020」の内容らしい。要するに2020年までに爆発的伝道を進めてなんとか韓、日、米を含む43か国を、それが無理なら戦略国家23カ国だけでも国家復帰しようというものだ。国家リーダー達は現実離れしすぎるがゆえ誰も口にはしなかったが。

ところがである。ニュースレター「日本統一運動 News Letter 『VISION 2020』」の27号(2014年4月10日号)に宋龍天総会長によるビジョン2020の日本人食口向け説明が載っていた。

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引用はじめ

このように真の父母様の勝利圏を通じて、基元節と天一国実体時代を迎えるようになった日本統一運動が、実体天一国を建設するために2020 年までに必ず成さなければならない具体的な姿、すなわち「ビジョン2020」の青写真は、「幸福な家庭、健康な教会、国家と世界に貢献する統一運動」です。

引用終わり

はあ。
「幸福な家庭、健康な教会、国家と世界に貢献する統一運動」はただの標語ではないか。これでは具体的どころかあまりに抽象度が高い。自民党の「美しい国づくり」とよく似ているが自民党は「美しい国づくり」が具体的プロジェクトなどとはけっして言わない。国民に笑われるからだ。

戦略国家の中でも最重要国家の一つである日本国のVISION2020は国家復帰しかないではないか。爆発的、奇跡の伝道しかないのではないか、これこそ具体的青写真であり具体的姿である。なぜはっきり言わずに誤魔化すのか。

引用はじめ

「爆発的な伝道をして、日本統一運動は何をするのか」が明確でなければなりません。

引用終わり

そこを知りたいのだが・・・続きがない。気になる人は是非「日本統一運動 News Letter 『VISION 2020』」を読んでほしい、続きがないことに気付くだろう。宋龍天会長は良い人のようだが、相手の耳当たりのいい事を語り、聞き手をいい気持にさせることは上手だが、必要とあらば泥をかぶってでも実行に移すという行動力があるとは思えない。韓オモニの側近のようだが傍らからオモニの聞いて心地よい言葉だけををかけているのだろう。

失礼だが、作文上手な官僚ではあるが行動力ある政治家・指導者ではなさそうだ。

皆さんも熱心な家庭連合の食口と話をする機会がまだあれば「VISION2020」とはどういうビジョンなのかと聞いてみてほしい。明快な答えが返ってきた人はここに掲載したいのでその答えをコメント欄で知らせてほしい。
 
 
 
VISION2020の中身がどうにもわからない
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【ほぼ最新】 韓鶴子総裁のスピーチ 7月15日・天正宮

 
 
下に掲載する講演文は「戴冠式及び入宮式」(2006年6月13日に韓国で行われた「天正宮博物館奉献式および天宙平和の王、真の父母様戴冠式」)の10周年記念に際して韓鶴子総裁が天正宮で行なったスピーチです。

ちなみに韓鶴子総裁(独生女)本人に言及した部分は赤、生母の大母ニム(洪順愛氏)について言及した部分は茶文鮮明師に言及した部分は青で色分けしています。

使用したテキストは米国家庭連合公式ページに掲載された原文(韓国語)の英語訳(日本語訳はサンクチュアリNEWS管理人)

 

2016年7月15日 天正宮

韓鶴子総裁

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今日は人類歴史において歴史的な日です。六千年歴史の中でも奇跡のようだと言えるでしょう。この重要性が分かりますか?もしそうなら、あなたがたはどれほど幸せですか?幸福は自分だけのものではありません。

今(韓国の)協会長から摂理歴史に関する報告を聞きましたね。神様は天、地、すべての被造物とアダム、エバを創造されました。他の被造物と違って人間に神様は責任を与えられました。人間に夢を持っておられたのです。その責任を果たす日こそ我々が神様と一つになるのです。その日は無限の幸福と栄光の日になるでしょう。

しかし人間はその責任を果たすことができず、神様のもとを去っていきました。それ以来人類歴史は神様を中心として世界ではなくサタンを中心とする堕落した苦難の世界としてここまで来ました。しかし全知全能の神様は失敗することができません。失敗という言葉は神様にはないのです。そして神様はそれがいかに困難であろうとも摂理の御業を成してこられました。

中心人物たちは摂理を通して責任分担を成就しなければなりませんでした。神様にとっていかに困難であったことでしょうか。神様は独生子と独生女を迎えることを夢見て選民イスラエルを選ばれました。この夢はイスラエル民族を通して実体的責任をもつマリアがイエス・キリストを独生子として生んだときに実現しました。

神様はどれほどうれしかったでしょうか。堕落世界には大勢の人がいましたが神様が直接主管し息子と呼ぶことのできるその一人の人が生まれました。その時マリアに残された責任は何だったのでしょう。最終的にはマリアは自分の責任を果たすことができませんでした。

マリアは教会で二千年間、素晴らしい聖母としてあがめられるような存在ではありませんでした。結局、イエス・キリストの環境創造の使命を果たすことができずに十字架につけてしまいました。不幸なことに神様は無知な人々を通して働かざるを得ず、無知な人々を通して摂理を完成しなければなりませんでした。悲しいことです。

もしイエス様が独生女と出会って聖婚式を挙げることができたならどうなっていたことでしょう。十字架につけられ、子羊の婚宴のためにまた来るという必要もなかったのです。もしイエス様が蕩減摂理歴史に勝利し地上天国を成し遂げていたなら天の父母さまは私たちと共に直接暮らしておられたことでしょう。しかしユダヤ人もマリアも祭司の家庭も条件を立てることができませんでした。

だからこそ天の使命はキリスト教二千年を通して独生女を見つけ出すことであったのです。天は一度失敗した個人も国家も再び用いることはできません。だから摂理はアジアにまわって来ました。

短い時間に摂理の歴史をすべて解説することはできません。韓国は天が二千年かけて育てた選民であることを皆さんは知らなければなりません。そこに中心人物もいなければなりません。だからこの国に独生子と独生女が生まれました。

皆さん、2001年「神様王権即位式」が執り行われました。どこで行われましたか?トレーニングセンターで行われたのです。当時、世界摂理のための条件を立てるため真の父母は南米にいました。当時、摂理機関責任者や他の幹部たちがそのトレーニングセンターを建てましたか?摂理の瞬間が近づいていることに誰も気づかなかったのです。たった一人の方を除いては。それが大母さまです。皆さんすべてを代表して摂理を成し遂げられたのです。だから私たちは大母さまに感謝しなければなりません。

その時から真の父母さまは祝福中心家庭に真の父母でもイエス・キリストでもなく自分たちの名をとおして祈ることを許可されました。大きな恵みです。知っていましたか?それは真の父母と天がすべての祝福家庭をわが子として認めたことを意味します。どれほど素晴らしい祝福でしょう。皆さんが完全に用意できていなかったとしてもです。

そして真のお父様は一つ最後の指示を出されました。「血統を守りなさい」「心情蹂躙をしてはいけない」「公金を誤ってはいけない」。これらは簡単なことではありません。これらのみ言葉を守っていますか?自信をもってはいと答えられる人はあまりいないでしょう。6年後、戴冠式と入宮式を行った天正宮誰が建てましたか?皆さんが建てましたか?すべて霊界の指導で建てられたのです。

イエスさまの時と違って大母様が独生女を生みました。大母様はそのすべての生涯を天の摂理のために生きた人です。誰よりも神様をご存じです!真の父母のためにどういう環境を用意すればよいかご存知でした。それゆえに他の誰も考えも及ばないことを成し遂げられたのです。大母様は霊界の代身者と呼ばれました。しかしサタン世界にいて100%公的に投入し続けることは難しいことです。堕落世界の人には私的利益を無視することは難しいのです。

私が何を言いたいのか分かりますね。大母様の業と信仰によって環境が創造されたのです。

それを思うとき、天正宮がなければ戴冠式および入宮式をどこですることになったでしょうか。テントの下で行うのですか?六千年摂理歴史が完成する日です。
二千年キリスト教には中身がありませんが外的文化はヨーロッパを通して繁栄しています。七百年八百年前に立てられたカトリック教会もあちこちでまだ残っています。そこに主人はいません。摂理歴史に真の父母の跡を残さなければなりません。その用意ができる長老幹部がいません。

悔い改めのときにいます。真の父母と歩んでいる皆さんも悔い改めないといけません。「私は責任を果たしているだろうか。孝子の位置を守っているだろうか。自分は忠実か」こう悔い改めなければなりません。

今日は雨になるでしょう。そう聞きました。皆さんは心の涙を流し、許しを請い今日この場に皆さんと皆さんの家庭が居られることを感謝しなければなりません。

これからは大人の子女になってください。自分の責任を果たさなければなりません。ここには人に向かって善し悪しをあれこれ言える人は誰もいません。それができるのはこの私だけです。

この会議のためここにすべての大陸会長が集まっていることを知っています。皆さんの苦労を讃えるとともに誇りに思います。しかし、それも天から受けた恵みに比べることはできません。とくに真の父母が戴冠式、入宮式の際、世界中の土と水を混ぜて与えられた祝福には比べようもありません。その意味は何ですか。本来この地上は神様の所有でした。神の主権のもとにあったのです。しかし堕落のせいで、この世はサタン的、自己中心的になりました。この意味を皆も知っているでしょう。所有権を変えなければならないという話を聞いたことがあるでしょう?天の所有権を広げる忠臣孝臣になりなさい。そうしますか?(はい)信じてもいいですか?

ビジョン2020に向けて今やらなければならないことがあります。皆さんがいかに責任を果たしたかによって神様の位相が変わります。真の父母の位相が変わります。外的には世界中で解決のつかない問題が多く起こっています。フランスでは宗教問題が大きな悲劇を生みました。世界中でこのような問題が起こっています。それだけでなく地球自体が地球温暖化という熱の病にかかっています。この不安定な状況で次に何が起こるか予測もつきません。ただ傍観者の席に座り見ているだけでいいのですか?何をすべきでしょうか。

真のお父様は世界摂理として1972年ニューヨークで世界科学者会議を始められました。ノーベル賞を受賞した人、著名な指導者をあつめて絶対的価値について話し合うことを求められたのです。科学者会議は21回開催されました。その間、真のお父様はダンベリーにも行きました。

また会議の議長だったカプラン教授に真のお父様は共産主義の終わりを宣言させました。その宣言をすることは難しかったのです。1985年にはソビエト大使館はスイスのジュネーブの国際ホテルのすぐ隣にあったからです。そこでカプラン教授は共産主義は崩壊すると宣言しました。その数年後、共産主義は崩壊しました。

当時のアメリカも危うかったのです。南アメリカが危機に瀕していました。ひとはみな全世界が共産化されると思っていたのです。その時、真のお父様はダンベリー監獄の中にいながら南米ニカラグアを救いました。

真の父母の業を世界の人々が知ったなら涙で目がかすむことでしょう。たいへんで困難な道を通過しても真の父母は神様のみ旨を成し遂げなければなりませんでした。真の父母はただ前を見て進むだけです。今日皆さんはこの場に立っていますが、ここに来るまでにみなが想像すらできない困難、越えなければならない峠を越えてこなければならなかったのです。しかし真の父母は強靭な心をもって神様と一つとなって神様の願いをかなえるためにこのような奇跡を作り出すことができました。

皆さんは自分の責任を持っています。しかしそれを果たすことができませんでした。今日皆さんに一つお願いします。今日から実行しなければなりません。私と一緒にこの天地鮮鶴苑を建設しましょう!
 
おわり

真のお父様のみ言葉 2012年1月19日訓読会(天正宮)

安州(お母様の故郷)と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母にはなれない。 
 
続きはこちら「ピースTVが決して公開しない訓読会のみ言」
 
 
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2016年7月17日説教 亨進様説教 【英語説教日本語訳】

 

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2017年7月17日ニューファンドランド・サンクチュアリ教会礼拝
翻訳:サンクチュアリNEWS管理人
 
 
いまとんでもない時代に生きています。今日、7月17日は何の日かご存知ですか。共和党全国大会(訳注:ここで正式に共和党の大統領候補が決まる)が始まる日です。国内のテロ組織がグローバリスト、大銀行、ソロスなど大物投資家から支援を受けて共和党大会を妨害しあるいは国内騒乱を扇動するために現地に集まっていることでしょう。

最近では爆発、破壊などのニュースを聞くことなく平穏に一週間過ごすことすら難しくなりました。またフランスでイスラムによるテロが起きました(訳注:7月14日)。国進兄さんに今朝聞いて初めて知ったのですが、84人もの人が犠牲になったフランス、ニースのテロが起こった同じ日、9・11事件に関する28ページの報告書が公開されました。事件から15年、当時の秘密文書がやっと公開されました。

9・11事件について連邦政府に対して疑念を投げかけた者はマスコミや左翼から「おかしな人間」「陰謀説信奉者」のレッテルを張られてきました。その核心的な文書が公開された日になんと不思議なことに大きなテロ事件が起きました。マスコミはニースのテロを大々的に報道し、9・11事件の報告書を報道する局はありませんでした。その証拠に私自身も気が付きませんでした。

トルコではクーデターが起き戒厳令が敷かれました。中国もアメリカと戦争でもする構えです。東シナ海に航空機の移動を開始しました。国進兄さんが6年まえに予想したことです(訳注:強い韓国)。兄さんは韓国で講演したとき中国で建造中の軍用航空機の写真を見せたはずです。当時の人々は兄さんの話を真剣に受け止めることはありませんでした。

中国はそれらを東シナ海に展開したのです。アメリカに「自分たちの領地」出て行けというわけです。世界中で暴力、戦争、民族虐殺のエスカレートするさまを目の当たりにしています。オバマ大統領は狂った大統領令を出しました。今日から始まる共和党全国大会もテロ攻撃などなく無事に終わることを祈ります。

こうした問題が一般国民にすべて公開されすべての人が議論できるようにするなら世界政府を画策するグローバリスト、共産主義者たちは敗北します。なぜなら彼らは言論統制をその最大の武器にしているからです。そうして権力を独占します。だから大々的に議論が行われると敗北するしかないのです。政治討論ではかなわないとすると今度は軍事力を持ち出します。文明の衝突です。とてつもなく緊迫した時代です。目覚めた人たちにとっては砂に頭をうずめたり、耳をふさいでいる時ではありません。目覚めた者たちにとって生き生きと活動すべき時です。
3年前に予想していたことです。シュミタの1年が過ぎました。残念ながら事態は悪化することはあっても好転することはないでしょう。しかしこの期間に世界は変わります。いまの構造が変わるのです。

一つしっかりと胸に刻んでおくべきことは、艱難は激しさを増したとしてもサタンは最後に勝つとは限らない、人類を飼いならすという計画が成功するとは限らないということです。聖書の約束、聖書の預言群も「天使長の傲慢が天をも突くようになるとき、自らの支配がすべてに及ぼうとするまさにその瞬間、天使長の王国が崩壊する。」と語っているではないですか。

サタンの王国が崩壊するとき、そこに審判とともに神の国がやってくるのです。それまで人類を覆ってきた支配構造は一掃されます。今、私たちは歴史的な時代に生きているのです。まさに偉大な時代です。そのような時にビデオゲームや韓国ドラマで人生を無為に過ごしている場合ではないというのです。目覚めなければなりません。世界で起こっていることをよく注視して強い関心を持たなければなりません。一人でも真実と価値と神様と真のお父様に立つときには大きな影響力を持つのです。

不正行為、独占、権力集中に対する戦いは微視的世界(内的摂理)と巨視的世界(国際情勢)で同じ戦いを闘っているのです。この二つは連動しているということです。中央集権の家庭詐欺連合に対する霊的闘いと全く同じ型の闘いが世界政府を望む者たちを相手に世界レベルで行われているのです。まさに理念の戦争にとどまらない特大の物理的戦争が起きようとしているのです。

それを止めたいと思い人々にも警告していてきましたが人からは頭がおかしいと言われてきました。

確かマーク・トウェインに愛国者についての有名な言葉がありました。

「変化の始まりには愛国者は稀(まれ)にしかいない。彼は勇敢であり、憎まれ、侮られる。しかし彼の大義が成就しはじめる時にはそこに臆病者も参加するようになる。もはや払うべき犠牲がないからである」

家庭連合との闘いがまさにそうです。最初は大きな犠牲を覚悟しなければなりませんでした。とにかく成すべきことを成さねばなりませんでした。神聖冒涜、邪悪さ、権力の独占、延々と継続する搾取、これらに対して立ち上がり闘わなければならなかったのです。

同じ闘いが世界で行われています。サンクチュアリ人は世界中に広がり様々な国で一世も二世も立ち上がっています。彼らはその国の英雄です。潮流を変える歴史的人物といっていいでしょう。迫害が大きい時、愛国者であることは簡単なことではありません。最もやりたくないことではないですか。

しかしその大義が世界中で日の目を見るようになってきました。多くの都市で私たちは多数派になりつつあります。そうなると臆病な者達、様子を見ていた優柔不断な者たちが「私も最初からそうだと思っていた!」「私も愛国者だったのだ」と名乗りを上げるようになります。詐欺師です。

もちろん彼らを歓迎し愛を持って迎えるでしょう。しかし詐欺師であることに違いありません。マーク・トウェインの言ったようなことが起こっているのです。

このような時代はみ言に戻る必要があります。神様のみ言は足元を照らす灯です。闇の中の光です。最後のとき悪はますます悪になり善はますます善になります。その間の中間地帯は取り去られ、善の側か悪の側いずれかに所属せざるを得なくなります。中間はありません。善悪がはっきり分別されるのです。お父様が仰っておられた影のない「正午定着」です。

自分の信じること、支持するものがはっきりと表に現れるのです。いかなる価値観をもっているのか、口先で語る内容ではなくその者自身、真の姿が現れるということです。それが終末です。

イザヤの言う「悪を善と言い、善を悪という」時代です。その日、善は悪と完全に分別されともに立つことはありません。すべてにおいてみ言にかえることが重要です。神様が下さったみ言は単なる本ではありません。生きた者、生きた人です。生きた知性です。生きた自由意志をもった人格です。み言をとおして私たちと対話しようとする創造主です。聖句と交わることはこの暗黒と闘争、破壊の時代、霊的命にかかわる重要なことがらです。

ヨーロッパの国境に溢れる難民は国を崩壊させるでしょう。そもそも誰がイスラム・テロリストをヨーロッパに追い立てたのでしょうか。フランスが二カ月に一回の割合でイスラムのテロ攻撃を受けています。フランスはヨーロッパのイスラエルになってしまいました。。ドイツがおそらく次の犠牲者になるでしょう。本当に深刻な時代を迎えました。

この間のキャンプの最中、ギデオン・ラウチという若者に私は聖書の歴史とイエス様の生涯についての講義を依頼しました。彼の研究の質と信仰の深さには素晴らしいものがあります。政治的に正しい認識を持っているにとどまらず、神の義に立った人格者です。彼の証に感動しました。相対者を迎える姿勢に感動しました。ギデオンは何カ月も礼拝に足繁く参加していますししょっちゅう話もしているのですが、牧会というのは神様の召命です。誰でもができるものではありません。

彼は聖書に対するあれこれ言う批判に的確に反論します。私は彼の講義を聞いて大きな可能性と同時に神様に栄光を返そうとする強い情熱を感じました。政治的にも動きがあるこの時に私はギデオンに世界に向けて講義するよう頼みました。
それは私たちがイエス様、真のお父様とみ言に再び強くつながることが目的です。

ここでギデオン・ラウチを迎えましょう(拍手)。

29分~1時間9分まで

若者がみ言を語るのを見るのはいいですね。こういう若者が相対主義的考えに染まることなく、政治的にも、道徳的にも霊的にも覚醒しています。まだ若く完全とはいいませんが神様に与えられた様々な才能を目にすることができます。キャンプで講義を初めて聞いて、そして今日。私も時には礼拝を聞く側に回る必要があります。大きな力を与えてくれました。
自信をもって神様を讃美しましょう。

よくよく突き詰めて学んでいくとき、左翼やいわゆる知識層の宣伝文句がいかに表層的で薄っぺらなものかがわかります。お父様もサタンは幻覚をみせる達人だと言われました。多くの人が自分の自由意志で神様から離れ地獄行きを選択しています。その意味ではサタンは最大の詐欺師であり、最大の嘘つきだといえるでしょう。すべての選択を理性的・知性的なものだと思わせながら確実に地獄へと導いていくのです。地獄とは神様と別れることです。

神様が永遠の愛と生命の源泉であるとするなら、そこから離れれば永遠の苦痛であることはあまりにも明らかです。善悪を理解し、天国と地獄を理解し、神様との関係を理解することは私たちの人生にとってあまりにも重要です。とくに終末のときには、なおさら重要になってくることでしょう。

だから聖書では神様とキリストとともに聖徒たちが讃美と感謝を捧げながら共にある場面を描いているのです。神様を愛し、熱望し、尊敬し、讃えるとき御前に出ることができるのです。神様を讃美しましょう!
 
Sunday Service  July 17th  2016 on Vimeo7.png
 
 
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2016年7月10日「愛の王国」【英語説教日本語訳】全文

 
The Kingdom of Love   July 10  2016   Rev. Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo.png

翻訳:サンクチュアリNEWS管理人

2016年7月10日 「愛の王国」

マルコ12章

12:28ひとりの律法学者がきて、彼らが互に論じ合っているのを聞き、またイエスが巧みに答えられたのを認めて、イエスに質問した、「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」。 12:29イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。 12:30心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 12:31第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。 12:32そこで、この律法学者はイエスに言った、「先生、仰せのとおりです、『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。 12:33また『心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということは、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」。 12:34イエスは、彼が適切な答をしたのを見て言われた、「あなたは神の国から遠くない」。それから後は、イエスにあえて問う者はなかった。

この部分は良く引用される有名な部分です。パリサイ人がこういう質問をしてイエス様を試そうとしたのです。

「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」という質問に対して、イエス様はこう答えます。
「第一の戒めは『主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』、主なるあなたの神を愛せよ』」

私たちはこの部分を「心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして…」と普通読みますが、聖句に忠実にいうと「すべての心を尽くし、すべての精神を尽くし、すべての思いを尽くし、すべての力を尽くし」と強調されているのです。

そして「自分を愛するように隣り人を愛しなさい」とあります。これに対して律法学者はイエス様の発言を繰り返します。

「先生、仰せのとおりです、『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。 12:33また『心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということは、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」

「沈黙を破って」以降、しばらく時事問題を扱っていませんでした。以前は時事問題についてよく話しましたね。しかしここのところ説教では王国の性質としてその政治過程や経済のしくみについて、また社会主義、共産主義、寡頭政治と自由社会の違いについて見てきました。しかしそういう一般的な学びを時事問題と結びつけて考えることが重要です。というのも現在は審判の時でありきわめて深刻な時であるからです。

イエス様がこうしたやり取りをしていた時代もローマが非常に混沌としていた時でした。実際イエス様が来られる44年前にローマは崩れています。(訳注:紀元前44年2月カエサルが終身独裁官に就任するも同年3月15日 元老院派に暗殺される)

そして紀元前27年にはアウグストゥスがローマ皇帝となり地上の神だと宣言します。ローマは共和国として出発しましたが、うめき声をあげながら何百年かけて崩壊の道をたどっていきます。新たな覇権の時代を経て征服の時代、帝政時代と辿っていきます。そのような状況の中でイエス様は語られたということです。

ローマ帝国は決して一枚岩ではありませんでした。最近イエス様を取り上げた「復活(RISEN)」という映画がありましたね。そこにピラトも出てきます。主人公は確かローマの百人隊長でしたね。戦いに出る前に小さな偶像に祈ったりしていました。古代イスラエルはそういう多神教世界に囲まれていたことを忘れてはなりません。様々な種類の「神」に囲まれていたのです。歴史的にもバビロンの神などがバール神などの形でまだ生き残っていました。子供を犠牲に捧げたり女神を讃美する神殿娼婦がいたりしました。それが当時のローマの現実だったのです。

そこでローマのエリート達はヘラ(ギリシャの女神)や他の女神に香を焚いたり、神殿娼婦と交わったりしていたのです。それを霊的体験と受け止めて「愛の神」に感謝を捧げていたのです。これらが当時のイエス様を囲む現実の環境だったのです。

そのような中でイエス様は「主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である」と言います。イエス様も当時多くの神が存在するという相対主義に直面していたのです。私も神、あなたも神、何の神にだってなれる、そういう世界です。私たちは神学的相対主義が何か新しい思想だと思っていますが、そうではなく古代からあるというのです。
古代の多くの神の概念、異なった様々な基準と道徳観。道徳も相対化されていたのです。神殿娼婦は古代ギリシャでは普通でしたし、教師が若い青年を犯すことも普通に行なわれていました。これが哲学者が若者に教える内容でした。女性は月のものがあるので神殿に入ることができないとされ、ギリシャ・ローマ文化においては男同士の親密な関係がレベルの高いものだと信じられていたのです。

弟子たちと哲学を学び神を学ぶと共に、親密な関係をもつというのです。教師が生徒に知識と知恵を教えると同時に性行為におよぶということです。ギリシャ・ローマ世界ではそれが文化の一部だったのです。それらは社会的に許されていたのです。

ゲイ・同性愛運動が盛んになり、同性婚が合法となり、またトランス・ジェンダーの問題が強力に押し出されました。その後、人種問題に起因する暴動がありました。そして小児性愛。自分たちも同じ人間なのに性的嗜好が特別であるというだけで差別を受けていると主張しています。こういう精神を病んだ人たちが同性愛者が使った同じレトリックを使ってキリスト教徒や良心的な人々を非難しているのです。

そしてまた新しく出てきたのが近親相姦症候群です。里子に出された少女が自分の本当の父親を探し出しそして「恋に落ちる」というのです。そういう近親相姦コミュニティも同性愛者とおなじ理屈を並べるでしょう。

同性愛者が性の区別を解体し道徳を解体しました。ひとたびそれが許されると他のあらゆる狂気が野放しになるということです。獣姦までそうなるでしょう。これはフィクション映画のテーマではありません。私たちの社会で現実に起きていることなのです。これらは決して新しいトレンドでもなければ新しい傾向ではありません。古代ギリシャ・ローマで一般的に行なわれていたことなのです。過去のサタン王国の文化だというのです。

キリスト教がこれらを一掃して、一旦は地下に潜ったのですが再び社会の主流に復活し躍り出て現実の問題として議論されています。

イエス様もそのような道徳相対主義、神学的相対主義、文化的相対主義のなかで、しかもローマ帝政の圧迫を受けるという環境の中で語らざるを得なかったのです。イエス様はユダヤのパリサイ人に迫害されるだけにとどまらずローマのために働くサンヘドリン(ユダヤ最高法院)の裁判官からの迫害も受けたのです。

この状況は現在私たちが置かれた状況と似ています。同性婚はローマ帝国から公認されてはいませんでした。しかしインテリ層の間ではそういうことは普通に行なわれていました。
ちょうど今の大学でフリーセックスが普通に行われているのと同じです。大学に送る親御さんは気をつけて下さい。

そのような背景の中でイエス様は「主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である」と訴えます。つまり順守すべき基準は一つであるというのです。神はただ一つの性質をもち、それに背くものは神が憎むということです。

神はご自身の子供を愛するので、他人の子供を犯すのは神に反することなのです。神が創造された父母からなる家庭を愛されるので、それが侵されることは望まれないのです。夫一人に4人の妻、あるいは80人の妻、あるいは一人の妻に80人の夫、そのようなものを神は願わないというのです。神は同性婚もトランス・ジェンダーの結婚も願いません。

今、72種類のジェンダー(社会的性別)があるといいます。スタートレック(SF・TVドラマ)でもそんなに出てこなかったですよ。狂っています。

イエス様は「神は一つ」といいます。自由社会、天一国憲法の観点から見てこの事実は非常に重要です。それだけでなく「真の父母」というものを理解するにおいても重要だというのです。もし真の父母が一つであり、(真の父と母が)同等の権限を持っているとすれば今起きていること―韓オモニがお父様が「変更してはいけない」と命じたことをことごとく覆していくこと―も正当化できるでしょう。実質的にはオモニの方がお父様よりも大きな権威をもっていることをそれは示しています。

しかし真の家庭やお父様と直接関わったことのある者たちは「お父様が絶対的主体であった」ことを疑うこともできません。真の父母の中心はただ一人であったのです。お父様が中心に位置し、その周りをオモニも他のものたちも回っていたのです。ただ一つの柱、一つの中心というのが重要なのです。なぜならそこから一歩でも外に踏み出す時、相対主義の餌食になるからです。一神教から多神教に踏み出すその瞬間に相対主義者になっているのです。

二神教へと踏み出せば、幾千の多神教へとまたたく間に転がり落ちていくことは避けられないのです。創造主を相対化し主体的相対を相対化することにともなう必然の結果です。

自由社会、天一国憲法の定める社会ではそれ(神の唯一性)が重要です。なぜなら神様が皆さんに与えられた自由と権利、すなわち天一国憲法に描かれる自由と権利は、すべての人間、すべての政府、ありとあらゆるものの上にある主権者である神様、唯一の神、至上のお方より授かったものに他なりません。それは神学でいう「神聖な権利」、自然権と言い換えてもいいでしょう。すなわちその権利はいかなる人間も、いかなる団体、いかなる政府、政治権力も奪うことはできないのです。決して奪うことができません。他の「神」をもってしても奪うことはできないというのです。なぜならそれは「唯一の真の神」、「王の中の王」から与えられたものだからです。

何か新しいことを話していると思うかもしれませんが、天一国憲法の指し示すポイント、お父様が憲法に掲げるべきとされた「神の血統を守ること」「人権」「公金を正しく扱うこと」これらの事項を具体化したにすぎません。

これらはすべて「唯一真の神」を出発点とするものです。「唯一真の神」はご自身がひとたび定めた法、人類に与えた自由の賜物を変更できる同等の権力をもつ対象的相対など持ちません。

「唯一真の神」から離れるときそれがどれほど甚大な結果をもたらすかわかりますか。独裁者が横行するようになるのです。間違いなく独裁者が横行します。そして彼らは自分が「神」であると主張するようになるのです。

「唯一真の神」は天一国憲法の基礎です。天一国国民のすべての自然権の源泉となるのです。これはアメリカ合衆国憲法がユダヤ・キリスト教の伝統にもとづく自然権を定めたことと同様です。「神様のないところに自由はない」と国進兄さんが何度もいうことの意味はここにあります。

考えてみて下さい。99%の人が投票して自由を求めたとしましょう。しかし残りの1%がそれを拒否し、反対するものを殺していくとすればどうなるでしょう。お前たちが平和と自由を求めるならお前たちを殺して自分は独裁者になると言うのです。独裁者は多数決で選ぶ「自由」などに縛られることなどないのです。独裁者は自分で法律をつくることができるからです。このような「独裁者原理」がいつも優位に働くのです。「人間が自分達ですべて決める」というシステムでは必ずといっていいほど独裁者がゲームに勝つのです。

そのようなシステムの社会では51%が賛成すれば「権利」は直ちに消え去るのです。そして独裁者の軍門に下るようになります。論理的で知的にもまっとうな理屈です。

「自由」の源が「超越的なもの」でない限り、独裁者に勝つ術(すべ)はないのです。それは「唯一なる神」、「すべての上にいます神」です。私たちを奴隷にすることを願う独裁者のようなお方ではありません。私たちに「自由と責任」を与え、「人権」を与え、またそれをご自分の憲法に刻もうとされるお方です。そしてその憲法はメシアとその直接の血統圏を通して与えられるのです。
一神教的世界観と多神教的世界観の闘争は現代社会でも形をかえて見ることができます。もちろん現代人はゼウスなどの神々を信仰などしていませんがそれに代わる「神々」を信仰しています。科学技術を利用した「超人間」です。スーパーロボットや脳内の働きをただちにデジタルに反応させる技術などを用いて壁の向こうを透視できるような超人間をつくり出そうとしいます。数カ月前に、たっぷり白いひげをたくわえた科学者が「われわれが神になる。誰もそれを止めることはできない」と豪語している映像をここで見ましたね。

新しい「神々」を信仰しているのです。それはゼウスやアテネ、アフロディーテなどではなく現代風の「神々」です。しかしその目的、行きつく先においては古代と何の変りもありません。それは何かというと「自己崇拝」に尽きます。自己の快楽、自分のために生きるという精神です。

現代にみられる状況と同じような立場でイエス様も闘っておれれます。「心を尽くし、思いを尽くして、あなたの主なる神を愛しなさい」と言われました。それができるようになるためには自分の個人的な好き嫌いを乗り越えなければなりません。いつでも一緒にいてロマンチックに慰めたり励ましたりしてくれる神様を信仰したいというのならそれは神様ではありません、むしろ子犬を飼う方がいいでしょう。

神様をそのまま受け入れなければなりません。宇宙の創造者であり、あなたの人権の創造者です。そのお方をありのまま受け止めなければならないというのです。神様が物理法則、数学の定理などのすべての法則、宇宙の構造を創造されたのです。神様が決めたことを人が変更することなどできないのです。

現代には神を求めると言いながら「魔法のランプ」のような神を探しているひとがいます。それでは真実なる神様と関わるとは言えません。真の神様との関わりとは自己を再創造し、ときには痛みを伴う形で自己を成長させ強化する、そのようなものなのです。そういう過程を通して神様はあなたが想像もしなかったような人間に作り上げて下さるのです。私たちは自己の思いを滅却して、神様を受け入れなければなりません。

天一国憲法においてもこのことは非常に重要です。アメリカの愛国者がどれほど合衆国憲法を愛したでしょうか。彼らはアメリカ人であることを誇りに感じるとともに憲法を愛したのです。ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファソン、ジェームズ・マディソンなど知らない人たちも、独立当時よりも目減りしているとはいえ、これほどの自由を与えてくれるアメリカの憲法に感謝しているのです。

天一国憲法も同じような愛国者をもっともっと多く生み出すことでしょう。アメリカとは比較にならないほど多くの中産階級を生みだすはずです。アメリカには40%から45%の中産階級が存在します。たいへん大きな割合です。普通の人が家を持ち車も2台持っています。他の国からやってきた人々はアメリカ人の生活レベルの高さに驚くのです。

天一国憲法のもとでは60%は中産階級になることでしょう。分権化が大規模に行われ、修正条項もつくることができない天一国憲法では溢れる自由と規制の廃止。実際毎年、10%の法律が効力を失います。ビジネスを起こしたことのある人は体験していると思いますが、アメリカでは規制が多く束のような書類を提出しなければならないのです。年間4万枚の書類に目を通さなければなりません。これは弁護士やコンサルタントを雇う余裕のない中小企業を潰そうという謀略です。

天一国のシステムは異なります。三権分立ではなく五権分立です。またメディアは企業の所有とはなりません。ですからアメリカでいま行われているような5つの巨大メディアが情報を独占し操作するようなことは起こり得ません。

天一国の7つ目の抑止力は「自然権」です。「自然権」の考え方は神様に由来します。市民の権利は神によって与えられたという考え方です。その中には王の持つような権利、すなわち「私有財産に対する権利」「私有財産を守る権利」「武器を所有する権利」「個人の所有物を押収されない権利」などが含まれます。

このシステムの下で大きな豊かさを享受することが可能です。しかしそこに大きな責任も生じます。国の制度としての社会福祉は法律で禁じられているのです。福祉は個人レベルで、教会や皆さんのような善良な人たちによって実践されるべきものなのです。

福祉は市井(しせい)の人々が愛と思いやりをもって助け合うべきものであって、腐敗した政治家が取り仕切る冷血で計算高い中央集権化された「政府」に丸投げすべきではありません。「慈善行為」を犯罪組織に任せるようなものです。それぞれが自分の責任として実践して下さい。

天一国ではまた大きな豊かさを享受できるでしょう。なぜなら私たちは責任と誠実の原則に従って動き、勤勉の原則にしたがい信用に値する人として働きます。そして契約を誠実に守る人々です。こうした行動規範は人々に成功をもたらすに違いありません。次世代も必ず成功を納めるでしょう。こうしたことは学校では教えないことです。

そうした社会的成功に伴い人々はそれほどの自由と成功を中産階級にもたらす天一国憲法の価値を真に理解するでしょう。60%が中流家庭である社会を想像してみて下さい。他の国から信じられない数の人々がやってくることでしょう。唖然とするほどの豊かさがそこにあるというのです。世界中の人々が大挙して押しかけてきた最盛期のアメリカでも中産階級の割合は40~50%でした。加えて奴隷のような人々も存在していました。

始まりは小さくともどれほど自由で豊かな国になることでしょう。社会を欺き腐敗させる福祉制度が禁じられる結果、どれほどの道徳基準をもたらすことでしょう。人々は責任を自分のものとし、それを悪魔(政府)に引き渡さない結果として非常に成熟した市民になるでしょう。

ひとたび責任を悪魔に引き渡すときどうなると思いますか。実質的に魂を売り渡すことになります。永遠の生命を悪魔に委ね、自分中心の人生を生きることになってしまいます。それは良い取引だとは思えません。

先週起こった重要な問題を取り上げてみましょう。大統領候補ヒラリー(クリントン)に関する問題です。ある報道によればクリントン財団は過激な独裁国家から相当のお金を受け取っています。女性に運転する権利も認めないような国から2500億円もの政治献金を受け取っておいて女性の権利を守るとはよく言えたものです。サウジ・アラビアの女性は週に一度、遊園地に行ってせいぜいゴーカートに乗れればラッキーだというのです。女性はそこでしか運転できません。

普段は眼だけを見せるブルカを着なければならないのですが、週一回、遊園地の従業員が全員女性だけ日を設けてその日は女性も入場客としてジーンズをはいて西洋人と同じ格好で構わないというのです。そこでゴーカートを運転してサウジの王様に賛辞をおくるのでしょうか。13世紀のようです。

それらの超独裁者連中がアメリカのトップ・リーダーに財政援助してるというのです。トップ・リーダー達はまるで芸能有名人のように熱狂を欲しています。有名芸能人、映画俳優と同じ舞台に上がっては自分もファンの声援を求めるのです。

「すべての性被害を受けた女性の話を聞き、理解し支援すべきだ」とヒラリーは自分のツイッターでつぶやいていますが、彼女の夫(ビル・クリントン元大統領)が性的被害を与えた女性はわかっているだけでも10人以上います。それらの被害者の話も聞くのでしょうか。
これらの女性は無視です。このような人物がこの国を牛耳っているのです。

自由社会、天一国はこのような事件と対比して考える必要があります。いかに対極的であるかというのです。このような現実の中で今私たちは暮らしているのです。

7月5日、FBI長官ジェームズ・コーニーはヒラリー・クリントンが国務長官時代に国家安全保障などに関する極秘情報の扱いに関して大きな過失を犯していたと痛烈に批判する衝撃的な記者会見を行いました。FBIは証拠をあげながら国の極秘情報の扱いを違法に行なうことにより国の安全保障に危機に晒(さら)したこと、しかも100回以上もそれが繰り返されたことを明らかにしました。しかしFBIはヒラリーを起訴しない方針を明らかにし、各方面から怒りと法秩序にもとるという非難を集めています。

これがアメリカの現状です。もはやこの国は共和国ではありません。このような相対主義を信奉する悪魔的魔女に支配される寡頭制国家です。このような者たちが全米を巡って国家の頂から私たちに「何が(現代の)罪であるのか」「自分達をなぜあがめなければならいのか」説教してまわるのです。アメリカの一般大衆も軟弱になりヒラリーのような独裁者のいうことをまともに聞き入れるという弱点をさらけ出すところまできました。権威に盲従するように飼いならされたのです。

これはジョージ・ソロス(米国の投資家)の写真です。ハンガリー出身の胡散臭いおじさんです。狂っていると言っていいほど危険な人物です。何と「社会正義協会(Social Justice Organization)」という左派市民団体に3,300万ドル(約35億円)を寄付しています。この組織はアメリカ国内で実質的に暴動・内乱をそそのかしています。例えばブラック・ライブズ・マター(訳注:アフリカ系アメリカ人への暴力と憎悪に対する米国の社会運動・人権保護運動)などを支援しています。古代ローマではありません現代アメリカでの話です。2千年前のイエス様の時代の話ではありません。今の話です。

今週、主要メディアはこの事件(米国ダラス、黒人による警官5人射殺事件)にかかりきりでした。内戦が作り出されたのです。これを財政支援したのがソロスのような人物です。財務公開したとき巨額の献金が表に出ました。その献金が罪のない人を巻き込む暴動に使われたのです。論調は白人は殺されても仕方がない、警官が悪いというものでした。

アメリカの警官についていうなら、平均的警官はよく人権条項を守り、修正第2条項(武器所有権)を支持しています。ほとんどのアメリカ警官は男女ともに責任感の強い人たちです。
にもかかわらず、メディアには警官を悪とするプロパガンダ(政治宣伝)が横行しているのです。

「いまこそ黒人社会は立ち上がらねばならない」というのです。ビヨンセ(女優、シンガーソングライター)もブラックパンサーのいでたちでコンサートの舞台でなにやら叫んでいました。こうした様々なルートを通して人々は偽りの宣伝文句を受け取っていきます。その結果、白人でなければ警官に殺されるという意識を持つようになります。

トランプ候補のときもそうでした。マスコミはトランプが人種差別主義者だと宣伝しますが、データやこれまでの記録をみるときそれは誤りだとわかります。トランプ候補を支持すると言うだけであらゆる人から人種差別をするものだと非難される有様です。

古代ローマが他国を征服するときの戦略は「分断して征服せよ」でした。内輪もめを利用したのです。人類史上最大の領土を手中に収めた大英帝国が採った政策も同じです。つい2年前、ウクライナで採られた手段もそうでしょう。シリアでもイラク、アフガニスタンでも同じことが起きています。戦争は止まらないのです。なぜなら天使長が戦争を必要とするからです。

天使長こそ「分断-統治」の作戦を使っているのです。それは去年、シリアとウクライナで起こりましたが、彼らが今、狙いを定めているのはアメリカ合衆国です。「分断-統治」の作戦がこのアメリカで展開されようとしているのです。

こういう事態になってオバマ大統領は「分断はない」と発言し「警官が問題だ」「修正第2条(武器所有権)が問題だ」と述べています。そしてこれを機に一般市民の武器所持を禁止しようとしています。

これはドラッジ・レポートです。全米主要ニュースサイトへの最大のリンク誘導をするサイトとして知られています。毎日、千二百万人が利用しています。CNNでも一日八十万人です。その見出しを見て下さい。黒人社会の暴動がエスカレートする様子を一面で伝えています。シカゴでも大きなイベントを中止したと報道しています。

艱難の時代が目に見えるようになってきました。暴動騒乱だけでなく世界経済的破綻の問題もあります。すべては天使長の支配下に収めるために仕組まれたものです。天使長の世界政府、天使長の支配。お父様は国連をカイン型UNと呼ばれて批判してこられました。なぜなら結局共産主義の思惑通りになるからです。

家庭詐欺連合はこの考えに同意しないでしょう。かれらは世界政府、共産主義と共に歩むことを願っています。魂をふくむすべてを失ったとき、何かおこぼれでも貰えると思っているのでしょう。

こういうことが起こっているということです。白人警官は黒人を殺すというイメージがありますが、統計では2015年警官によって射殺された人の内、50%は白人であり、黒人は26%となっています。昨年警官に射殺された黒人は200人。この数字は他の自殺などの不審死あるいは事故死の数に比較するとき問題にならない数字です。

マクドナルド博士が調査したデータによると強盗で検挙された者のうち62%が黒人であり、殺人事件の57%、暴行事件の45%が黒人によるものでした。ちなみに黒人のアメリカの人口に占める割合は15%に過ぎません。このような暴力犯罪が少数派コミュニティに集中していることからそこで銃器による攻撃を受ける警官のリスクの割合は飛躍的に高まると言えます。

もちろんそうしたコミュニティには違ったアドバイスが必要です。まずそこには圧倒的に母子家庭が多いのです。父親のいない家庭では統計的に子供のIQ(知能指数)が低くなっています。また賃金の安い仕事しかなく、非行に走る率、離婚率がともに高く、父親不在では非常に不安定な家庭しか築けないといえます。たとえ立派でなくとも父親がいるだけで社会的には子供は安定して育つのです。

こうした家庭崩壊は福祉国家の成立とともに展開したものです。黒人であることは関係ありません。私の高校時代の友達はほとんど黒人でした。そのような「福祉国家」をつくりあげたのは彼等ではなく「連邦政府」です。「連邦政府」が父親を離婚してお金を手に入れるという誘惑を与えたのです。父親と離婚すれば給付金がもらえるようになったからです。

また別の男性と子供を作り離婚すればまたお金がもらえる。こうしてフリーセックス文化、不倫文化、離婚文化を生み出したのではありませんか。シングルマザーの家庭が統計的に子供にとって最も危険な環境なのです。とくに母親に7ボーイフレンドがいるときはさらに危険です。こうして高い割合で非行に走らせるのです。

一体誰がこのような「奴隷制」を維持してきたのでしょうか。「連邦政府」がそうしてきたのです。コミュニティを壊し、家庭を破壊し、結婚を壊し、家庭から父親を排除し、母子家庭を量産して虐待を増やし、子供にとって危険な環境をつくり出したのもすべて天使長の位置にある「連邦政府」だったのです。天使長の位置にあるものがそもそもの出発点だったというのです。天使長が戦術的に家庭を崩壊させたのです。

また同じ統計によれば黒人に発砲する警官は白人警官より黒人警官のほうが2倍多いということです。白人警官が黒人を憎んでいると結論付けることは決してできないのです。黒人警官の方が黒人の被疑者を撃つ割合が白人警官よりも2倍多いというのです。
世間は事実に関心がないのです。しかし事実はひとの命を救います。事実に則(のっと)って話すとき人の命を救うことがあるのです。政治的配慮や感情にまかせて話をするとき、人の命を救うことができないのです。

こうした黒人社会の問題は1940年代以前には存在しなかったのです。非常に活力に満ち社会的にも学力、進学面でも勢いづいていた彼らの社会を意図的に計画的に破壊したのは連邦政府の政策だったのです。本来、黒人社会はひじょうに創造力に満ちています。芸術、音楽、スポーツなどどの分野をみても分かるでしょう。安定した家庭環境を与えられさえするならどんな分野でも負けることはないのです。黒人社会を解体したのは天使長である「連邦政府」だったのです。

父親不在の家庭を再生産した挙句、彼らの社会を追い込んだのです。これはベトナム人社会、メキシコ人社会、ヒスパニック社会でも同様の(政府による)画策がなされています。

国民がこの事実をよりよく知って(政府による)破壊作業を止めることができるなら多くの人ガ助かるでしょう。これが「事実が人の命を救う」ということの意味です。真実を知ることが重要なのです。しかし人は事実に直面することが不愉快なので見たくないし聞きたくないのです。

「シングルマザーの家庭こそ子供の成長にとって最も危険な環境である」と私が言うとき女性は不愉快に思います。それがどうしたというのです。私は少しも気にしません。あなたが不愉快に思おうとどうしようと事実は事実です。シングルマザー(母子家庭)で母親のボーイフレンドが同居している場合、子供の虐待が起こる確率は平均の11倍跳ね上がるのです。

こうした事実を受け止めることが生活を変えるのです。子供たちの命を救い、シングルマザーたちに「ひょっとして私の家庭は危険なのかもしれない」と気づかせるのです。

感じのいい男の子が先日のキャンプに参加していました。祝福2世ですが両親が離婚していました。母親は別の女の子を連れた男性と暮らし始めたそうです。12歳くらいのヒスパニックの少年でした。その子が「亨進ニムに話がある」と言うので、「どうしたの」と聞くと途中で泣きながら自分の事情をつらつらと話し出しました。「お母さんのボーイフレンドが僕にひどいことをする」といいました。それが何なのか具体的には分からなかったのですが私はこう言いました。

「だから格闘技を練習しなければならないんだ」
その少年は喜んで柔術や忍者のトレーニングに参加していました。

(何週か前の)礼拝の最中に「今日初めてパンチを顔面に受けた人はいる?」と私が聞いたとき、それを聞いた彼は喜んでうれしそうに母親に何か言い、私たちのトレーニングに参加したのでした。しかしシングルマザーの家庭に育つ彼も、危険に満ちた生活を私に明かしてくれたのでした。

私たちが事実を知ることを避け、感情に走るなら、勝つのは天使長です。事実を知らないとこういう精神薄弱なプラカードを掲げて喜ぶようになるのです。(スライドには「憎しみではなく愛を!」や「ピース。シャローム。サラーム」などのプラカードをかかげたデモに参加する人が写る)

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「ピース。シャローム。サラーム」ですって、マイケル・ジェンキンス(元米国家庭連合会長)かと思いました(笑) 持っているだけで気分良くなるんですね。

それは基準がありません。感情の問題に過ぎないのです。事実と何の関係もありません。この国で白人が黒人を憎むということなど一般的にありません。黒人やヒスパニックに対する差別の残滓(ざんし)がもはやこの国に残っているとは思いません。「そうであるかのように描かれている」だけです。それに反応してフェミニストか何かが「憎しみでなく愛を!」などというサインを持ち歩くのです。

これらの女性運動家が「銃所持の自由」や「中央集権の解体」「教育省の廃止」に賛同すると思いますか。彼女たちが社会福祉の予算を削ることに賛成すると思いますか。彼女たちは事実を見ていないのです。感情のまま流されているのです。善意のおバカさんたちです。

ただ良さそうなことを叫んでいるだけでちょうど韓流ドラマが気分良くさせてくれるように気分良くなるだけに過ぎません。そしてこの感情主義こそいま社会の主流になっているのです。

イエス様は「神を愛しなさい」とは言いましたが「何もかも愛しなさい」とは言っていません。すべてを愛するなら「悪」をも愛さなければならないではないですか。イエス様は「唯一なる主なる神を愛しなさい」とおっしゃたのです。一つの基準、ただ一筋に私たちと関わりたいという一条の願いをもったお方です。何でもかんでも愛して相対主義に陥いって、それが現代的で教養があると思い込む。それは愚かなことです。哲学のイロハも理解できない脳死状態だと言わざるを得ません。

感情に圧倒されて相対的位置の弱さを理解できないのです。その議論は論理的ではありません。その結果、コミュニティを破壊し、人々を救うことができないのです。

例えばある人がアルコール依存症だとしましょう。「ああ、私はあなたを愛しているので、そんなに飲みたいなら好きなだけお飲みなさい」「あなたは犠牲者に過ぎません。もっとアルコールをあげましょう」などといってどんどんお酒を飲ませることで問題が解決するでしょうか。もちろんあり得ません。「最も効果的な治療は問題を直視すること」だということは証明された事実です。

現実を直視し、自分が命を危険にさらしている事実をしっかり認識することが重要です。それが人生を変え世界を変える鍵です。感情に走っても何も解決しません。100%社会主義化、奴隷制、寡頭制の「喜びの王国」に利用されるのがおちです。

これが悪魔のやり方です。耳ざわりのいいことだけを聞かせ、気分の良くなることだけをさせておくのです。これほど簡単な方法はありません。そして自分達が大きな社会悪と闘っていると錯覚させ良い気持ちにさせるのです。それが共産主義を招いているとも知らず!

愚かな若者、年配者もそうですがこれでは「白痴」です。現実を見ることができないのです。
サタンは私たちに「あらゆるものを愛そう」とさせます。神様は何でもかんでも愛しなさいとは仰いません「ただ神を愛せよ」と仰ったのです。私は妻を愛するとともに不倫を愛することなどできません。皆さんも子供を愛しながら売春宿に売ることができますか。神様を愛することは神様の願いを愛することです。この世の願いを愛するのではありません。

天一国憲法が描き出す神様との契約を愛すべきです。すなわち自由と責任、権力分散、勢力均衡、州の権利、私有財産の保護、国民の権利と主権、これらが神様が人類に約束された事柄です―「あなた方に乳と蜜の流れる地を与える」―神様は繰り返しイスラエル人に主権を約束されました。

私たちは神様を愛さなければなりません。神様とその延長である地上のイエス様を愛するのです。唯一の神を愛するとき私たちは一つの焦点を得ます。訳も分からず何でもかんでも愛さなければ、と情感に流されることもないのです。一つの善の基準に生活の照準を合わせるべきです。人間が自分達で作った基準ではありません、そのようなものは善ではあり得ません。真なる善は、哲学でいう「至高善」、すなわち神様なのです。その至高善、神様が人間に与えたものが「自由と責任」だというのです。
神様は悪なる神様ではありません。自由を下さったのです。私たちを奴隷として生んだのではありませんし、人口知能のようなものとして作り出した訳でもありません。自由と責任を下さいました。素晴らしいことではないですか。

イエス様の戒めを愛さなければなりません。「私を愛するならば私の戒めを守るべきである」(ヨハネ福音書14:15)とおっしゃっています。

神様を愛するときその戒めが私たちにとって最高に価値あるものとなります。「隣人を愛せ」という時、隣の人のためにゴミ出ししたり芝刈りをしたりするイメージがありますが、「隣人の保護者」「平和警察、平和軍」と考えることはできないでしょうか。何か隣人に起こればすぐに駆けつける。火事になれば消防士になり、敵が来れば私が警察官になるのです。私たちは偽りの王国に暮らしていたので、それが本来の隣人の愛し方だとは知りませんでした。

たとえ隣人が「変わった人」「自分と意見が異なる人」であったとしても関係ないのです。隣人の生命を守る保護者、警官だというのです。たとえ隣人がイスラムであれレズビアンであれ、その生命を守る者にならなければなりません。たとえ隣人の考えが自分と全く違ってもその権利のために立ち上がらなければなりません。それが「真の神の人」と「リベラル」、共産主義者」との違いです。大きな違いです。

たとえ愚かな考えを持った隣人であったとしてもその生命を命懸けで守ること以上に「隣人を愛する」素晴らしい方法があるかというのです。それが自分を迫害し憎む者のために命を捧げられたイエス様が身をもって私たちに教えて下さったことではないですか。それゆえに神様を愛し、イエス様を愛し、そのような信じられない人間になろうと努力しているのではないですか。

カルトのメンバー、宗教の信者になろうとしているのではありません。神様、イエス様との絆を結ぶことを通して自分をよりよく変えようとしているのです。思いを尽くして神を愛し、隣人を愛するものになろうとしているのです。これがイエス様から学ぶ社会学です。

「神の国の福音を愛しなさい」とイエス様は説かれました。多くの教会が福音からそれていきました。自由と責任の与えられた地上の神の国を愛することが社会の核心です。

神様を愛するなら、神様を損なうものを憎まざるを得ません。神様が子女に与えられ相続された賜物を奪おうとする者を憎まざるを得ません。自由を奪おうとする寡頭政治など憎むべきです。神の理想を破壊しようとする思想を憎まなければなりません。妻を愛するとき同時に淫行を憎みます。「まあまあ、そう固いことを言わずに」などと相対主義の罠に陥ることはありません。自由と責任という賜物を否定しようとするものを憎みます。

「国民のため」という見せかけの寡頭政治を憎まなければなりません。最初は国民に奉仕するように見せかけながら結局、国民を寡頭制の奴隷に貶(おとし)めるのです。今アメリカで起こっていることがそれです。(ヒラリー)クリントンは別世界の住人です。一般市民は彼女のようなまねはできません。同じようなことをすれば必ず刑務所行きです。なぜ彼女だけすり抜けることができるのですか。もはやアメリカは自由の国ではありません。

マスメディアを支配し国民を「脳死状態」にまで洗脳するものを憎むべきです。ソビエトもヒトラーも独裁者は皆この方法を用いています。天使長の手段です。それゆえ、天一国憲法で制限をかけているのです。これがアメリカの現状です。

先週の自由社会の勉強会でも出ましたが、ホワイトハウスは7月1日付である大統領令を出しました。問題はその中で初めて「政府の自衛権」という概念を持ちだしたことです。そしてそれが「固有の」権利だというのです。本来、政府には政府自身を(武力で)守る権利などありません。そして「政府」を守るために必要な武力行使が許されるというのです。しかもその武力行使に制限は設けられていません。今や「政府」は自分をまもるため特殊部隊を含むあらゆる武力を用いることができるというのです。大統領令には他の「政府」と協力して市民の暴動を抑えるとも書かれています。それは耳ざわりの良い言葉で包まれていますが、実質的に「政府」が一般市民を必要とあれば殺す権利を大幅に拡大しているのです。こういうことはヒトラー体制下のドイツでもありました。ユダヤ人の集団虐殺は当時合法だったのです。

これで全体図が見えてきました。マスコミは白人対黒人の構図しか見せませんが、天使長の構想は人種間闘争を利用してウクライナのように分断―統治することです。そして「国際的」な支援を求めさせる。そのためやってくるのが国際連合です。あるいはNATO、あるいは他国の軍隊が騒乱を治めるためアメリカにやってくることが法的には可能になったのです。

これは非常に危険なことです。本来他国人である彼らはアメリカ国民のことを配慮しません。他国民を使って自国で警察行動を許すなど、全体主義国家でない限り、考えられないことです。視野を拡大すれば天使長が世界レベルでやろうとしていることが分かります。

支配をただ拡大したいのです。韓オモニのとった行動の結果、世界は大患難の時代を迎えました。当時皆私たちが気が狂ったと思いました。しかし3年経って世界経済は崩壊のふちにあります。今ドイツ銀行が破たんに瀕しています。リーマンショック以上の打撃に見舞われようとしています。超ド級の経済危機、人種間戦争の危機などは天使長が救世主を装って登場する舞台づくりなのです。天使長は問題を改善して見せることで世界を世界政府に導こうとしているのです。これはコーラン、仏典、そしてとりわけ聖書が予言していることです。聖書は世界政府の成立を予言しています。

私たちは文字通り覇権の時代を迎えています。緊迫した時代です。大きな災いが来るでしょう。

あるデモを行っている青年が手に持っていたプラカードには DEATH TO AMERI-KKK-Aと書かれていました。アメリカをKKK(キュー・クラックス・クラン)に例えているのです。どれほど国から意識が離れてしまっていることでしょうか。まったく洗脳されているという他ありません。問題は警官にあると思い込んでいるのです。海外の銀行にハイジャックされていることに思いがいたらないのです。彼らにとって問題の所在はヒラリー・クリントンのような犯罪を犯しても抜け道をやすやすと通り抜けていく悪徳政治家や「連邦政府」でもなければCIAでもない、「黒人を憎む白人警官」これだけなのです。これがアメリカの現状です。

事実が重要です。人が何と言おうとかまいません。本当のことを話すだけです。それによって誰かの生命が助かるならそうすべきでしょう。お父様から離れ去って地獄に行くしかない霊的生命がお父様に戻るとき、考え方においてもこの世のマスコミや一般社会のいうことを鵜呑みにしなくなるでしょう。たった一人でも真実を知るならその人を通して先では多くの人が知るようになるのです。それが真実の美しさであり自由と責任の力だというのです。神様からの賜物の価値と善の上に立っているので最後には必ず勝利するのです。

一方で全体主義者は間違いなく敗北します。負けを知るまで戦いをやめないほどに傲慢であるからです。終末には神様が勝利を収めます。サタンの王国は一掃され、神様の千年王国、天一国が現れるのです。

天聖経1788(英語版)

アメリカの青少年には、世界がなく、国がなく、家庭がなく、父母がいません。フリーセックスを中心として「ホモセクシュアルだ、レズビアンだ」と言って、男性と女性を否定しているのです。このようになれば、人類は1世紀以内ですべてなくなるのです。悪魔の魔法に引っ掛かってうめいているこの人類の惨状を御覧になる神様の心は、どれほど痛いかというのです。(208-265,1990.11.20)

天聖経のお父様のみ言「悪魔の魔法に引っ掛かってうめいている人類」という部分が本当にいい得ています。権力のトップにいる者たちはただ単なる強欲な金持ちの独占者ではありません。彼らは霊的になっています。カルトの力に捕まえられているのです。それは古代の邪教に通じています。我知らずそれらの力が世界を支配する力を与えてくれるからです。古代のサタン的儀式にはまり込んでいます。そして一般大衆を魔法にかけているのです。文字通り自分たちは超越した力を持っていると思い込んでいます。

彼らに人類をゆだねることはできません。彼らに私たちの子孫を任せる訳にはいかないのです。ルーシェルの地獄の深淵から湧き出た者達だというのです。全体主義者の血統の淵から生まれた者達なのです。サタンの胎から生まれた者達です。地上のサタンです。

私たちが神様の自由と責任、神の国のために立ち上がるためにはこのような敵と向き合わなければなりません。真理と力、御霊と栄光、徳を持って戦い、はっきりと彼らに向かって「間違っている!」というのです。そうすることで人々の目を覚ますことができるのです。またその人びとがまた他の人を目覚めさせる。

人類という「眠れる巨人」が真の自由、神様の賜物に目覚めるとき、愚か者たちの支配のくびきを打ち破るのです。天使長は激しく反撃することでしょう。しかし負けは確定しています。厳しい時代がやって来ます。しかし天使長の敗北という結末を私たちはすでに知っているのです。

神様は勝利を収めます。神の国は打ち建てられます。そして私たちはその王国で神様と共に暮らすのです。そこで神様と共に天使長を支配するのです。そして神の王国の正統な後継者として立つのです。アーメン。
 
 
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2016年7月10日「愛の王国」【英語説教日本語訳】その3

 
The Kingdom of Love   July 10  2016   Rev. Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo.png

翻訳:サンクチュアリNEWS管理人

2016年7月10日 「愛の王国」

愚かな若者、年配者もそうですがこれでは「白痴」です。現実を見ることができないのです。
サタンは私たちに「あらゆるものを愛そう」とさせます。神様は何でもかんでも愛しなさいとは仰いません「ただ神を愛せよ」と仰ったのです。私は妻を愛するとともに不倫を愛することなどできません。皆さんも子供を愛しながら売春宿に売ることができますか。神様を愛することは神様の願いを愛することです。この世の願いを愛するのではありません。

天一国憲法が描き出す神様との契約を愛すべきです。すなわち自由と責任、権力分散、勢力均衡、州の権利、私有財産の保護、国民の権利と主権、これらが神様が人類に約束された事柄です―「あなた方に乳と蜜の流れる地を与える」―神様は繰り返しイスラエル人に主権を約束されました。

私たちは神様を愛さなければなりません。神様とその延長である地上のイエス様を愛するのです。唯一の神を愛するとき私たちは一つの焦点を得ます。訳も分からず何でもかんでも愛さなければ、と情感に流されることもないのです。一つの善の基準に生活の照準を合わせるべきです。人間が自分達で作った基準ではありません、そのようなものは善ではあり得ません。真なる善は、哲学でいう「至高善」、すなわち神様なのです。その至高善、神様が人間に与えたものが「自由と責任」だというのです。
神様は悪なる神様ではありません。自由を下さったのです。私たちを奴隷として生んだのではありませんし、人口知能のようなものとして作り出した訳でもありません。自由と責任を下さいました。素晴らしいことではないですか。

イエス様の戒めを愛さなければなりません。「私を愛するならば私の戒めを守るべきである」(ヨハネ福音書14:15)とおっしゃっています。

神様を愛するときその戒めが私たちにとって最高に価値あるものとなります。「隣人を愛せ」という時、隣の人のためにゴミ出ししたり芝刈りをしたりするイメージがありますが、「隣人の保護者」「平和警察、平和軍」と考えることはできないでしょうか。何か隣人に起こればすぐに駆けつける。火事になれば消防士になり、敵が来れば私が警察官になるのです。私たちは偽りの王国に暮らしていたので、それが本来の隣人の愛し方だとは知りませんでした。

たとえ隣人が「変わった人」「自分と意見が異なる人」であったとしても関係ないのです。隣人の生命を守る保護者、警官だというのです。たとえ隣人がイスラムであれレズビアンであれ、その生命を守る者にならなければなりません。たとえ隣人の考えが自分と全く違ってもその権利のために立ち上がらなければなりません。それが「真の神の人」と「リベラル」、共産主義者」との違いです。大きな違いです。

たとえ愚かな考えを持った隣人であったとしてもその生命を命懸けで守ること以上に「隣人を愛する」素晴らしい方法があるかというのです。それが自分を迫害し憎む者のために命を捧げられたイエス様が身をもって私たちに教えて下さったことではないですか。それゆえに神様を愛し、イエス様を愛し、そのような信じられない人間になろうと努力しているのではないですか。

カルトのメンバー、宗教の信者になろうとしているのではありません。神様、イエス様との絆を結ぶことを通して自分をよりよく変えようとしているのです。思いを尽くして神を愛し、隣人を愛するものになろうとしているのです。これがイエス様から学ぶ社会学です。

「神の国の福音を愛しなさい」とイエス様は説かれました。多くの教会が福音からそれていきました。自由と責任の与えられた地上の神の国を愛することが社会の核心です。

神様を愛するなら、神様を損なうものを憎まざるを得ません。神様が子女に与えられ相続された賜物を奪おうとする者を憎まざるを得ません。自由を奪おうとする寡頭政治など憎むべきです。神の理想を破壊しようとする思想を憎まなければなりません。妻を愛するとき同時に淫行を憎みます。「まあまあ、そう固いことを言わずに」などと相対主義の罠に陥ることはありません。自由と責任という賜物を否定しようとするものを憎みます。

「国民のため」という見せかけの寡頭政治を憎まなければなりません。最初は国民に奉仕するように見せかけながら結局、国民を寡頭制の奴隷に貶(おとし)めるのです。今アメリカで起こっていることがそれです。(ヒラリー)クリントンは別世界の住人です。一般市民は彼女のようなまねはできません。同じようなことをすれば必ず刑務所行きです。なぜ彼女だけすり抜けることができるのですか。もはやアメリカは自由の国ではありません。

マスメディアを支配し国民を「脳死状態」にまで洗脳するものを憎むべきです。ソビエトもヒトラーも独裁者は皆この方法を用いています。天使長の手段です。それゆえ、天一国憲法で制限をかけているのです。これがアメリカの現状です。

先週の自由社会の勉強会でも出ましたが、ホワイトハウスは7月1日付である大統領令を出しました。問題はその中で初めて「政府の自衛権」という概念を持ちだしたことです。そしてそれが「固有の」権利だというのです。本来、政府には政府自身を(武力で)守る権利などありません。そして「政府」を守るために必要な武力行使が許されるというのです。しかもその武力行使に制限は設けられていません。今や「政府」は自分をまもるため特殊部隊を含むあらゆる武力を用いることができるというのです。大統領令には他の「政府」と協力して市民の暴動を抑えるとも書かれています。それは耳ざわりの良い言葉で包まれていますが、実質的に「政府」が一般市民を必要とあれば殺す権利を大幅に拡大しているのです。こういうことはヒトラー体制下のドイツでもありました。ユダヤ人の集団虐殺は当時合法だったのです。

これで全体図が見えてきました。マスコミは白人対黒人の構図しか見せませんが、天使長の構想は人種間闘争を利用してウクライナのように分断―統治することです。そして「国際的」な支援を求めさせる。そのためやってくるのが国際連合です。あるいはNATO、あるいは他国の軍隊が騒乱を治めるためアメリカにやってくることが法的には可能になったのです。

これは非常に危険なことです。本来他国人である彼らはアメリカ国民のことを配慮しません。他国民を使って自国で警察行動を許すなど、全体主義国家でない限り、考えられないことです。視野を拡大すれば天使長が世界レベルでやろうとしていることが分かります。

支配をただ拡大したいのです。韓オモニのとった行動の結果、世界は大患難の時代を迎えました。当時皆私たちが気が狂ったと思いました。しかし3年経って世界経済は崩壊のふちにあります。今ドイツ銀行が破たんに瀕しています。リーマンショック以上の打撃に見舞われようとしています。超ド級の経済危機、人種間戦争の危機などは天使長が救世主を装って登場する舞台づくりなのです。天使長は問題を改善して見せることで世界を世界政府に導こうとしているのです。これはコーラン、仏典、そしてとりわけ聖書が予言していることです。聖書は世界政府の成立を予言しています。

私たちは文字通り覇権の時代を迎えています。緊迫した時代です。大きな災いが来るでしょう。

あるデモを行っている青年が手に持っていたプラカードには DEATH TO AMERI-KKK-Aと書かれていました。アメリカをKKK(キュー・クラックス・クラン)に例えているのです。どれほど国から意識が離れてしまっていることでしょうか。まったく洗脳されているという他ありません。問題は警官にあると思い込んでいるのです。海外の銀行にハイジャックされていることに思いがいたらないのです。彼らにとって問題の所在はヒラリー・クリントンのような犯罪を犯しても抜け道をやすやすと通り抜けていく悪徳政治家や「連邦政府」でもなければCIAでもない、「黒人を憎む白人警官」これだけなのです。これがアメリカの現状です。

事実が重要です。人が何と言おうとかまいません。本当のことを話すだけです。それによって誰かの生命が助かるならそうすべきでしょう。お父様から離れ去って地獄に行くしかない霊的生命がお父様に戻るとき、考え方においてもこの世のマスコミや一般社会のいうことを鵜呑みにしなくなるでしょう。たった一人でも真実を知るならその人を通して先では多くの人が知るようになるのです。それが真実の美しさであり自由と責任の力だというのです。神様からの賜物の価値と善の上に立っているので最後には必ず勝利するのです。

一方で全体主義者は間違いなく敗北します。負けを知るまで戦いをやめないほどに傲慢であるからです。終末には神様が勝利を収めます。サタンの王国は一掃され、神様の千年王国、天一国が現れるのです。

天聖経1788(英語版)

アメリカの青少年には、世界がなく、国がなく、家庭がなく、父母がいません。フリーセックスを中心として「ホモセクシュアルだ、レズビアンだ」と言って、男性と女性を否定しているのです。このようになれば、人類は1世紀以内ですべてなくなるのです。悪魔の魔法に引っ掛かってうめいているこの人類の惨状を御覧になる神様の心は、どれほど痛いかというのです。(208-265,1990.11.20)

天聖経のお父様のみ言「悪魔の魔法に引っ掛かってうめいている人類」という部分が本当にいい得ています。権力のトップにいる者たちはただ単なる強欲な金持ちの独占者ではありません。彼らは霊的になっています。カルトの力に捕まえられているのです。それは古代の邪教に通じています。我知らずそれらの力が世界を支配する力を与えてくれるからです。古代のサタン的儀式にはまり込んでいます。そして一般大衆を魔法にかけているのです。文字通り自分たちは超越した力を持っていると思い込んでいます。

彼らに人類をゆだねることはできません。彼らに私たちの子孫を任せる訳にはいかないのです。ルーシェルの地獄の深淵から湧き出た者達だというのです。全体主義者の血統の淵から生まれた者達なのです。サタンの胎から生まれた者達です。地上のサタンです。

私たちが神様の自由と責任、神の国のために立ち上がるためにはこのような敵と向き合わなければなりません。真理と力、御霊と栄光、徳を持って戦い、はっきりと彼らに向かって「間違っている!」というのです。そうすることで人々の目を覚ますことができるのです。またその人びとがまた他の人を目覚めさせる。

人類という「眠れる巨人」が真の自由、神様の賜物に目覚めるとき、愚か者たちの支配のくびきを打ち破るのです。天使長は激しく反撃することでしょう。しかし負けは確定しています。厳しい時代がやって来ます。しかし天使長の敗北という結末を私たちはすでに知っているのです。

神様は勝利を収めます。神の国は打ち建てられます。そして私たちはその王国で神様と共に暮らすのです。そこで神様と共に天使長を支配するのです。そして神の王国の正統な後継者として立つのです。アーメン。
 
 
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