2019年6月9日英語説教(1)

「はかりのバランスを保つ」

文亨進二代王 説教

翻訳:BANBOOS

箴言11章に行きましょう。今朝、箴言を読んでいる時に聖霊が私に語り掛けてきました。青年たちはとてもよく訓練をしています。今週始めたところです。――まず何行か読んでからにしましょう。

1:偽りのはかりは主に憎まれ、正しいふんどうは彼に喜ばれる。

物事は正しく量らなければなりません。正しいバランスを持たなければなりません。ほとんど全てにおいてバランスが重要です。

神様があなたにやるように求めることについて熱狂的になるのは良いことです。一生懸命に、強くそれを行わなければなりません。しかしまた、休まなければなりません。神様が安息日を命じているように。神様は1週間ずっと働くことを許しませんでした。戒律によって強制されたのです。やらなければ殺すというようなものではなく、どちらかというと戒律として、私を愛するなら言うことを聞いたほうが良いというものです。その日に休まなければならないとおっしゃったのです。

みなさんご存じのように、また青年たちはこれから分かるでしょうが、生きていると毎年どんどん忙しくなります。特に学校から出るとそうです。高校を過ぎるとそうなります。高校まではほとんど同じです。高校を出て、大学に入って借金の奴隷にならなければ、毎年どんどん忙しくなっていきます。

仕事が増え、よく管理すべき関係が増え、責任が増えます。ではそれがひどいことかと言えば、違います。なぜなら聖書にあるように、神様は、あなたが勝利できるように備えられていないことは与えないからです。

それで、成長するにつれより大きな責任感に取り組むという面もあります。責任が大きくなります。物事に熟練してくると、人々はあなたに要求するようになります。そのための報酬を払ってくれます。

しかし、人々はあなたがやることが気に入ると、あなたはもっと忙しくなります。それは悪いことではありません。忙しくなって懸命に働くことは重要です。國進兄さんは私の子供たちに、「普通18歳なら18時間働くものだ。それがどうした、ばか者」とよく言っています。その年代で一生懸命に働くのは良いことです。

昨日天一宮で木の専門家が木をきれいにしたり、電線の前のところをきれいにしたりしましたが、素晴らしい仕事ぶりでした。朝の8時から夜8時まで働き、とてもいい仕事でした。彼らは休憩しませんでした。昼食の休みも本当に20分でした。1日中働いて何の不平も言いません。

3人の男たちで、1人は木の上でスーパーマンのようにバケツを持って飛び回って木を切って、すごかったです。1日12時間です。終わってから、あなたが木を切る姿はスーパーマンのようだったと言うと、彼はその仕事が好きなのだと答えました。

この人たちを見て、私の心は沈みました。なぜかというと、現在の社会で教育された普通の女性は、この男性たちを見て、汚くて臭い、低賃金のブルーカラー労働者だと思うからです。それは全く悪いことです。

この男たちは文字通り犯罪者になる可能性があります。若さを犯罪活動に費やす恐れがあります。ギャングになって人を殺し、ドラッグやお金を盗み、売春婦とセックスをしていた可能性があるのです。しかし彼らは、木のバケツを持ってチェーンソーで木を切り、1日12時間働いています。

それでも社会は女性たちがこうした人たちを、価値のない、魅力のないとみなすよう教育しています。全く悪い社会です。なぜならこういう男たち・・・これは労働倫理であり、犯罪活動をせずに本当に一生懸命働いているからです。私は本当に感動して、素晴らしい仕事だと言って彼らと強く握手を交わしました。

彼らは1日を通して休憩時間にはたばこを吸っていました。すると女性たちはそれについて気にして、たばこを吸っていると言いますが・・・黙っていろというのです。この男たちは本当に一生懸命に働いているのです。こうした男たちを貶めるためにあらゆる口実を使います。

冗談ではありません。男性はあなたを守ろうとするのです。あなたに責任を持とうとします。メルセデスに乗って、借金を抱えた愚か者ではありません。それは遊びまわっている人です。本当はお金を持っていません。馬鹿げたメルセデスのために借金しています。それでもあなたをスターのように感じさせます。全く愚かなことです。

社会がこのように勤労する男に魅力を感じないように教育しています。彼らは犯罪活動を避けるよう全力を尽くし、一生懸命働いています。実際に体を張ってとても危険な仕事をしています。

(略)

こうしたことが我々のコミュニティにとって重要であるからです。王国の文化では、我々は優れた判断力を持たなければなりません。若者たちはみな、オンラインで見ている人も、日本や韓国から来た人も、人の本質を見なければなりません。

単に彼女はかわいい、セクシーだとか、彼は20万ドルも稼ぐ、すごい家を持っている、ハンサムだとか・・・黙っていなさい。もっともっとたくさん、という話ばかりです。ばかげています。

これは悲しいことです。多くの場合、若者は自分たちの本当の性的な市場価値がどこにあるのか知りません。本当の世の中に出たら、捨てられて何度も堕落し、浮気されるような痛ましい過程を通過しなければなりません。そうした過程を経て本当に謙虚になり、普通の人に感謝するようになります。

修道女のようなスーパーモデルを見つけることはできないのだと悟るようになります。絶えず失敗し、絶えず捨てられ、落ちることで理解するのです。残念ながらそれは悪くて、ひどいことです。しかし彼らは、自分が思ったほど魅力的でないのだと悟ります。

女性なら、素敵な男性をゲットできるなどと思っていても、自分の立場が分かっていません。実際、外に行って男性を探さなければなりません。残念ながらそれは悪い状況です。

捨てられ、利用され、不誠実で・・・あなたほどの価値がない、と。大変なのです。30歳や40歳の人でも「魂の伴侶」だと言いながらが、捨てられるのです。これが現実です。

(つづく)

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