2019年5月19日英語説教(3-完結)

衝撃:「教父たちはみな中絶反対者だった」

文亨進二代王 説教

翻訳:BANBOOS

(略)

この問題について著名な科学者の言っていることを見てみましょう。

「最初の月に赤ちゃんの心臓は1分間に約113回拍動する。8週までに腎臓、肝臓、脳、肺が全て機能し始める。指とつま先は離れて外性器が形成される」

それが2カ月です。2カ月でも女性が妊娠に気づかないことがあります。そういう経験をした人はいますか。

「ペンシルベニア大学の小児科と産科のアルフレッド・M・ボン・ジョバンニ教授は、自身が受けた初期の医学教育で人間の命が受胎の時に始まると学んだと述べた。『私は、人間の命は受胎から大人になるまでずっと連続して存在しており、この期間のどの時点であっても妨害することは人間の命を絶つことになると考える。私はもはや、こうした子宮内の初期の段階の発達が不完全な人間である――言い換えると思春期の劇的な出来事が起きる前の子供が人間でないと示す覚悟はない。これはどの段階であっても人間の命である』」

これはペンシルベニア大学の小児科、産科の代表的な教授の話です。

「2017年3月にアメリカ小児科大学は声明を発表した。『主要な人間についての生物学的研究では、人間の命が受胎時に始まることが確認されている』」

これは生物学者であって、必ずしもクリスチャンではありません。無神論者や不可知論者もたくさんいます。これは科学的で著名なアメリカ小児科大学の話です。

「人間の命が受胎時――受精時に始まることが確認されている。受精時に人間は、成長と発達のために適切な環境のみを必要とする、遺伝子学的に明確で個体化した接合体としての生きた人間の有機体、ホモサピエンスという種の一員として現れる。成人の段階と接合体の段階での個人の違いは、外形の違いであって性質の違いではない。この声明は、個別の人間の命が始まる時の科学的証拠に焦点を絞っている。」 続きを読む

2019年5月19日英語説教(2)

衝撃:「教父たちはみな中絶反対者だった」

文亨進二代王 説教

翻訳:BANBOOS

ここで(本の)一部を紹介させてください。

エピフェイニアスという4世紀のキプロス島サラミスの司教が言った内容を話しますので、聞いてください。

「彼らの1人が実際にうっかり自然に放出した自分の種を早まって女性に植え付けたとしても、妊娠のために、そうした人々があえてやろうとするもっと恐ろしいことに耳を傾けなさい。彼らは自分たちの活動に適切な段階で胎児を引き出し、この中絶した幼児をボウルに取ってすりこぎで細かくする。それからハチミツ、コショウ、他の香辛料を混ぜて病気になるのを防ぐ。そしてこの豚野郎と犬野郎の群れのお祭り騒ぎする人々が集まり、めいめい手で子供の体を食べる。このカニバリズムの後、彼らは神に祈り、アルコーン(訳注:グノーシス主義における低位な霊的存在)にあざ笑われることはないと言う。・・・」

これはグノーシス主義の教派のことを言っています。こういう宗教がたくさんあって、グノーシス主義を追及し、知識によって解放されるとか、知識によってモクシャ(解脱)を得るなどと言っています。

比較的新しい宗教でも、そうしたものは本当に新しいわけではなく古代の思想です。その思想というのはすべてがエネルギーだというものです。植物がエネルギーを与えてくれ、豚も・・・それでどこに行きつくでしょうか。カニバリズムはどうでしょうか。人を単にエネルギーだとみなすなら・・・。

人は様々なものを摂取できます。植物やハーブ、豚肉、牛肉。エネルギー、栄養としてならどんなものでも。そこに飛躍があります。これがこの人の言っていることです。これは4世紀、300年代のことで、彼はこれについて書いています。人々がこれほど狂っているからです。 続きを読む

2019年5月19日英語説教(1)

衝撃:「教父たちはみな中絶反対者だった」

文亨進二代王 説教

翻訳:BANBOOS

(前略)

エレミヤ書1章に行きましょう。これが今日の話の枠組みになるからです。4節から行きましょう。

4:主の言葉がわたしに臨んで言う、5:「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万国の預言者とした」。

つい先週のことですが、フィラデルフィアでプロライフの人たちと一緒に、プランド・ペアレントフッドのビルの前で戦いました。

そこに行ったプロライフの勇士は手を挙げてください。恥ずかしがらないで。若者の中にはよくわからずにただ参加しただけの人もいたかもしれませんが、それでも戦場に立つ勇士です。自分では何もしていないと思っているかもしれませんが、その場にいることがサタンに対抗する積極的な意思です。罪もない人を殺すことに反対する積極的な意思なのです。

そこにたぶん500名ほどの人が来ていて、もしかすると中絶しようとしている人もいたかもしれません。その日に自分の子供を殺そうとしていた人もいたかもしれないのです。しかし我々がそこにいたことで、またたくさんの仲間がいたことで、どれだけの命が救われたか分かりません。それは決して分かりません。ただ参加しただけでどれだけの命が救われたか。

地域に教会ができると・・・統計でもわかっていることです。プランド・ペアレントフッドの前で祈るだけでも・・・。それは無実の人を殺すナチスの死の収容所です。医者はつまりナチスの医者です。彼らは赤ちゃんを引き裂いて、ばらばらに切り刻みます。手足を切り離さなければならないのです。それがアメリカで彼らのやっていることです。これはナチスの死の収容所のようなものです。 続きを読む

2019年5月12日英語説教(3-最終回)

「イエスとヤコブの教会」

翻訳:BANBOOS

パウロはカルバンやこういう人たちが作ったパウロ像ほど極端ではありません。というのもパウロは、自らの多くの記述の中で道徳的であるべきだと言っているからです。

彼らは都合のいい部分を選別してもっとグノーシス主義的に見えるように、信仰義認的に見えるようにしています。そういう駆け引きをしています。しかし、イエス様を見て、ヤコブを見て、それからパウロを見れば納得できます。パウロが極端なカルバン主義者でないことが分かります。彼は極端な信仰義認的教義を教えていないのです。

信仰をより強調しているのは、新しく来た異教徒コミュニティの対応をしているためです。信仰は強調しても、何でもやりたいようにしなさいとは言っていません。姦淫しなさいとは言っておらず、何度もそうした行為を止めるように言っています。

初代教会では、現代のプロテスタント主義やカルバン主義、ルター主義を教えていないということです。初代教会は原理を教えています。それが初代教会の教えていること――血統、王権、(蕩減)条件です。

5パーセントの責任分担――それは原理で大きな問題です。お父様は主要な預言書と摂理歴史上の中心人物を全て分析されました。何によってかといえば、5パーセントの責任分担です。

アダムの5パーセント、エバの5パーセント、ノアの5パーセント、モーセの5パーセント・・・原理は常に5パーセントのことを言っています。 続きを読む

2019年5月12日英語説教(2)

「イエスとヤコブの教会」

翻訳:BANBOOS

(略)

使徒行伝21章の20節から行きましょう。

20:一同はこれを聞いて神をほめたたえ、そして彼に言った、「兄弟よ、ご承知のように、ユダヤ人の中で信者になった者が、数万にものぼっているが、みんな律法に熱心な人たちである。21:ところが、彼らが伝え聞いているところによれば、あなたは異邦人の中にいるユダヤ人一同に対して、子供に割礼を施すな、またユダヤの慣例にしたがうなと言って、モーセにそむくことを教えている、ということである。22:どうしたらよいか。あなたがここにきていることは、彼らもきっと聞き込むに違いない。23:ついては、今わたしたちが言うとおりのことをしなさい。わたしたちの中に、誓願を立てている者が四人いる。24:この人たちを連れて行って、彼らと共にきよめを行い、また彼らの頭をそる費用を引き受けてやりなさい。・・・

禁酒と一定期間の断食等を誓って、基本的に強い霊的な訓練を受けるということです。そしてその4人の費用も賄いなさいと言っています。自分自身も清めて、4人のための費用も払いなさいということです。興味深い章です。これについて教えられたことはありませんでした。

しかし確かに聖句の中で、ヤコブがパウロに、神様の律法を捨てていないことを証明しなさいと言っていることが分かります。

自分を清めなさいということは、霊的な訓練を受けなさいということです。言わば蕩減条件を捧げるということです。そういうことをやっています。このような異端の教えをしていないと証明するために、蕩減条件の証拠を示すということです。

(24節続きから)そうすれば、あなたについて、うわさされていることは、根も葉もないことで、あなたは律法を守って、正しい生活をしていることが、みんなにわかるであろう。25:異邦人で信者になった人たちには、すでに手紙で、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを、慎むようにとの決議が、わたしたちから知らせてある」。

それで初代教会で何が分かるかというと、1番目に血統を重視している点です。プロテスタントの教会やカトリック教会はなぜ血統について教えないのでしょうか。初代教会は血統を大切にしていました。それが1番目、血統です。 続きを読む

2019年5月12日英語説教(1)

「イエスとヤコブの教会」

翻訳:BANBOOS

(前略)

マタイ7章を少しだけ見てみましょう。例となる聖句があります。マタイ7章15節に行きましょう。ここではイエス様が語っておられますが、ヤコブのような話をしておられ、極端なカルバン主義者のようなことは言っておられません。

15:にせ預言者を警戒せよ。彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。16:あなたがたは、その実によって彼らを見わけるであろう。茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。17:そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。

我々が真にキリストにあるなら良い実を結ぶはずです。悪い実を結ぶはずがありません。イエス様が実を何にたとえようとされているのかといえば、行動、行いです。

言い換えれば、イエス様に従っているのであれば良い行動も生み出さなければならないということです。それらがあなたを救うのではありません。しかし、それらはあなたという木の成長した自然の産物です。興味深いと思いませんか。

これは信仰義認の教義とは全く異なります。一度救われたらずっと救われるという極端なカルバン主義とは。ひどい実ができたらどうするのでしょうか。主はどうされるのか見てみましょう。

18:良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。19:良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれる。20:このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである。21:わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。

「行う」という言葉を聞きましたか。イエス様が言っておられるのは、行動もしなければならないということです。父のみ旨も行わなければならないということです。一度救われたらずっと救われるということではないのです。 続きを読む

2019年5月5日英語説教(3-最終回)

2019年5月5日 日曜礼拝 英語説教

翻訳:BANBOOS

(略)

パウロは霊についても多く語りました。霊は全て純粋であり肉は全て悪だというものです。しかし聖書は常に復活の約束をしています。つまり、土から出てきて体が復活する、と人々が通常信じていることです。

神様の王国は地上にできるので肉体を持って住むことになります。しかし私は肉体的な物は全て悪いと思っていましたが・・・いいえ違います。神様は肉体そのものを悪いものとして作りませんでした。アダムとエバが堕落して、それが神様から離れてしまったのです。

「今日アダムを設計しよう。彼の肉体的な物は全て悪にする」。どこにそんな聖句がありますか。神様は人を作られてから、それは悪いとは言われませんでした。良いと言われました。

神様はアダムの霊を作りました。アダムの体も作りましたか。肉体は悪だと言われましたか。何と言われたのでしょうか。良いと言われました。肉体は良いものでなければなりません。神様の王国は物理的にできます。人々は物理的に住みます。肉体は本質的には悪ではありません。

パウロが霊は純粋で肉は悪だと書いたのを見て、人々はそれを極端なものとして受け取ります。肉は全て悪だと。それは極端です。聖書が言っていることではありません。神様は我々の体を悪にしませんでした。神様はそれが清く、純粋で良いものであって欲しいのです。ですから結婚という制度を与えています。また体は清く、純粋で、良いものになることができます。 続きを読む

2019年5月5日英語説教(2)

2019年5月5日 日曜礼拝 英語説教

翻訳:BANBOOS

ルカ13章20節に行きましょう。パン種のたとえがあります。

20:また言われた、「神の国を何にたとえようか。21:パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。

つまりイエス様ご自身が神様の王国を、パンを膨らませる働きのあるパン種に例えています。パンを素晴らしいものにするのを助けてくれるものです。パン種は聖句の中で悪とは限りません。罪を表すこともありますが、イエス様はパン種のことを、パンを活性化させるような働きを王国にもたらす物として説明しています。

つまり王国の福音はそのパンを活性化させ初め、全く異なる文化のような物を作り上げるのです。文化の菌のようなものです。王国の人々が菌だと言っているのではありませんが、まだ活性化しておらず準備ができていないこのものを活性化させ、作動させます。

まだ準備できていないところにパン種が入れられると、活性化して膨らんできます。

(略)

ところでヤコブは教会で最初の君主でした。彼はイエス様の兄弟でした。教会の最初の指導者でした。そのため使徒行伝21章では、パウロと、イエス様から教会のカギを与えられたペテロはどちらもヤコブに屈服していました。

ヤコブは彼らを叱責して、ナジル人(びと)の誓願に従わなければならないといった話をしました。それは厳しい修行の誓約のようなものでした。ワインを慎むといったことをして、精神修養をするようなものです。 続きを読む

2019年5月5日英語説教(1)

2019年5月5日 日曜礼拝 英語説教

翻訳:BANBOOS

ところでNRAショーは素晴らしかったです。45分ほどで216冊の本が飛ぶようになくなりました。信じられないことに1日目でなくなりました。

前回は1箱だけ持ってきました。それで十分だと思ったからです。それで3箱でも十分だと思っていました。すぐになくなってしまって話にならないほどでした。次は6箱ぐらい持って行かないといけません。本当にすぐになくなってしまったからです。

資金集めをしたことのある人は分かりますが、いつも人々から断られます。7割とか8割は断られる場合があります。

その正反対でした。アベル型の人たちです。神様が与えた自由や鉄の杖について話してみると、もうすでに彼らは羊飼いの文化の中にあります。

「イエス様のことは聞きたくない」などということはなく、彼らは「聞きたい」のです。216冊の本で要らないと言ったのは2人だけだったと思います。1パーセント弱というところでしょう。つまり99パーセントの人が是非聞いてみたい、もっと知りたいと答えたということです。

これまでと正反対の経験なのです。 続きを読む