「金孝南、清平に戻る」-6月10日英語説教(その1)

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2018年6月10日 英語説教

翻訳:BAMBOOS

メジャーな保守派のドキュメンタリー制作チームからも連絡がありました。ケビン・ミラー氏の制作会社です。ベン・スタインと有名なドキュメンタリーを制作しました。彼らが手掛けたもので「ヘル・バウンド(地獄行き)」というものがあり、様々なクリスチャン教派に地獄に対する見方について話を聞いています。その保守派の人物が私たちに連絡してきて、ドキュメンタリーをやりたいということです。そういうことが続いています。

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ケビン・ミラー

ところでワシントン・ポストのおかげで、C-SPAN(訳注:アメリカの政治専門チャンネル)が連絡してきて、ワシントン・ポストの記事の著者であるトム・ダンケルと、C―SPANで1時間の詳細なインタビューを求めてきました。それはみなさんたちのことについてです。本当にせわしなく展開しています。

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なぜこのようなことが起こるのでしょうか。これは大切な歴史的教訓です。なぜこのような恵みが起こるのでしょうか。お父様が与えた遺産をすべて奪った家庭詐欺連合のことを考えてみてください。彼らはお金と資産を追いかけ、恥ずべきことにお父様を冒涜しました。彼らはお金こそが本当の力だと思っていました。それで何が起きたかと言えば、崩壊しただけです。経済的には破滅です。

韓マザーは今、訓母(フンモ)を清平に呼び戻しました。彼女が戻って抗争と殺人と騒乱が起こり、彼女をクビにさせた人々全員に血の復讐をしています。文字通り「ゲーム・オブ・スローンズ(訳注:アメリカのテレビドラマ)」のように、大粛清と裏切り、シーザーやネロのようなことが家庭詐欺連合で起こっています。

あの女性は馬鹿ではありません。一度ひどい目にあったので再びそうなることはないでしょう。鄭元周(チョン・ウォンジュ)、金錫柄(キム・ソッピョン)といった奴らのことをも、残念ながら私の兄弟姉妹の一部のことも知っています。その人たちが彼女を清平から追い出したからです。

全てが失敗に終わって韓マザーが彼女を呼び戻しました。そして帰って来て抗争と復讐を行っています。彼女は馬鹿ではありませんので自分を裏切った人間全員だけでなく韓氏オモニ自身まで破滅させるでしょう。

彼女が権力を再び手に入れ清平を支配し、韓氏オモニはぼけてしまったので入院させなければならないと言い出したとしても誰も驚きません。お父様に対して長い間そうしようとしていたのですから。韓氏オモニが、この忌まわしい道をたどるというのは非常に悲しい事です。だからこそ私たちは6ヶ月間、毎日、大声を上げて、「どうかこのような道に行かないでください」と請い願いったのです。それは破滅へと繋がるからです。

キリストに背を向けこの世の快楽を求め、わずかな喜びと贅沢を楽しみ、残り5年かそこらの間何億ドルもの財産を使い、今やすべて干上がってしまっています。もう入ってこないのです。

このようなことを仕組むことなどできません。私たちは荒野の中に来てそこには熊や鹿のフンしかなく、リビングで天一国国歌を歌っていましたが、5年のうちに神様は福音と、王冠と鉄のつえを世界中に広めました。

家庭詐欺連合は、Vice(訳注:アメリカHBOのドキュメンタリーシリーズ番組)が自分たちのドキュメンタリーを作りに来てくれたらと願うことでしょう。ワシントン・ポストが自分たちのドキュメンタリーを報道してくれたらと願うことでしょう。デンマークの国営放送がドキュメンタリーを・・・。まあ言いたいことは分かってくれたと思います。

彼らはそのためにお金を払うと言うでしょう。私たちは1セントも払っていません。自分で飛行機に乗って私たちに会いに来る必要があります。私たちの方から行くことはありません。何千ドル(何十万円)と払って制作チームを飛行機で連れて来なければならないのです。数十万ドル(数千万円)を負担しなければならない可能性もあるでしょう。私たちは10セントも払っていません。⒌セントも。1セントも。水しかあげていません。死なせたくありませんので水分は補給してあげます。ところで水道水ですよ。400ドルもするようなフランスやヒマラヤの水ではありません(笑)。

天聖経137を読みましょう。最初に見せたいのは非常に素晴らしいものだからです。

天聖経137(英語)
「神様にとって悔しいことは何でしょうか。 偽りの血筋を受け継いだことです。偽りの血統を皆さんは受け継ぎました。起源はサタンです。サタンという存在は、被造物をすべて滅ぼすことを願っています。そのような宇宙、そのような所有権、そのような血筋が皆さんにつながっているのです。」

お父様はここでサタンついて話しています。明らかに逆の、裏側のことであり、そのため私たちにはキリストの血統が必要です。このみ言を読んだときに幻のようなものが見えました。ディスカバリーチャンネルでやっている遺伝子の番組のような感じです。そこでカメラがズームしていきます(口で効果音を真似しながら)。細胞の構造を超えて行き、二重らせんが現れます。そのようなものを見ました。そうDNAです。

信じられないほどの混乱の中から、神様の言葉によって組織された構造、神様の言葉の力が宇宙を組織して形作り、その無秩序の中から神様が信じられないような秩序をもたらします。そして分割され分散された物の中からそれが何であっても、そこから構造を作り出し情報をもたらします。

神様の言葉の力。非常に強力なものです。サタンはアダムとエバを取って、自分の血統を注ぎます。お父様はここで血統について、またそれがいかにして「滅ぼすこと」につながっているか、そして神様の秩序ある世界と被造物を破壊しているかについて語っています。

それはまるで、人間の中をズームして行き全ての細胞や赤血球、ヘモグロビン、そしてDNA,デオキシリボ核酸が画面に現れるようです。

これらは全て情報です。その血統の本質、性質、直感、欲望、情熱、感情、意志は皆さんに影響を及ぼします。

例えば科学でも、ある人たちの体質にはアルコールに対する生物学的遺伝的なものが現実にあるということが分かっています。ある種の精神異常などが次の世代に引き継がれる可能性があるということがあります。次の世代は一口もアルコールを飲みませんが、その体質、情報は受け継がれていることが露わになります。おかしな事ですか。けれども本当の事です。

科学ではそのように確認されています。しかし私たちが堕落の血統だとしたらどうでしょうか。聖書では、自分の父すなわち悪魔から出てきた者だと言っています。キリストを知らない者だと。それで何が起こるかと言えば、私たちは殺人者の本能を受け継ぐのだということです。強姦犯の本能を受け継ぎ、強盗の本能を受け継いでいます。もちろんサタンがそうだからです。

聖書には、いつでも盗み、傷つけ、破壊する準備のできた吠える獅子のようだとあります。だから私たちはそのような情報、体質、本能を持っています。それは私たちの血の中にあり、血とは単なる赤い物ではなく、本物の情報であり、コンピュータープログラムのようなものが世代間で受け継がれて行くのです。ディスクやCDのようにして書き換えられ、コピーされて行きます。情報は時がたつにつれて弱くなりますが伝わっていきます。作り直すことはできません。

サタンの血統の中に、そのような全ての傾向や本能的な思考、意志、感情、嫉妬といった全てのパターンがあります。まるでひどい情報をダウンロードしているようなものです。

だからと言って決して確信を見いだすことができないということではありません。しかしすでに、このように「滅ぼすこと」を願う血統を持っています。暴力の血統、無秩序の血統、破壊の血統がみなさんの中にあるのです。体全体がまるで、リュックに途方もない情報を入れて運んでいるように、何兆もの細胞でその情報を持ち歩いています。

悪い事に、そのような情報を持ち歩きながらそれに気づいておらず、そのようなパターンに滑り込んでしまい、自分の父すなわち悪魔のようになってしまいます。そのため私たちはその血統から分かれる必要があり、真の血統を受ける必要があります。ダウンロードされて全てを滅ぼしてしまうというような、本能的な悪の歴史を持つ全てから離れた血統を受ける必要があります。歴史はこれまでずっと情報につながったものです。それが私たち自身の中の現実となっています。

そのため私たちはキリストの前に来る必要があり、自分の罪を悔い改める必要があり、祭壇の前で「私を許してください」「私を作り変えてください」と言う必要があります。そうして血を取り除き新しい血、新しい血統を得ることができます。自分はこういう家系だという話ではなくて実は情報のことなのです。強力な情報です。私たちは自分たちの中に神様の本能を持つ必要があります。神様の性質の本能、神様の義と憐れみと愛の本能を。

ウィリアム・レイン・クレイグがイスラム教徒の男性と討論をしていて、素晴らしい事を言っていました。イスラム教の神というものを考えてみると、それは最も偉大な神様とか最高にもっともらしく偉大な神様、全てを愛する神様ではなく、信者だけを愛し不信仰者を憎み、不信仰者に文字通り暴力を用いて戦いを挑めと言う神なのです。

アッラーは不信仰者を憎み、信じない人を憎みます。しかしキリスト教の神は違います。たとえ神様があなたの中に罪を認めたとしても、あなたが堕落し、神様の恩寵から離脱することを選択し、神様に反逆して悪に染まったとしても、あなたが犯した罪を神様が憎むのは明白ですが、人々を愛しています。そのため神様はクリスチャンに隣人を愛しなさい、人を愛しなさいと命じています。

それが愛のゆえに福音を伝え、キリストについて人に話をする目的の全てです。ある教会や宗教に改宗させようとしているのではありません。私たちは彼らに神様との関係を持って欲しいと思っています。本当に気にしているのは彼らの永遠の生命のことです。本当に気にしているのは彼らの魂のことです。それがどこへ向かい、神様から離れてしまうのかどうかということです。全ては愛に基づいています。ですから平和警察・平和軍の訓練もそれに基づいていなければならず、征服に基づくものではあり得ません。シャリア法に基づくものではあり得ません。世界を支配して性奴隷を持ち、妻を殴ることができるというような。デイビッド・ウッドがそれについてのビデオを全て出しています。

愛に基づいていなければなりません。神様を愛し隣人を愛するというイエス・キリストの愛の倫理に。しかしこれらは互いに矛盾することではありません。イエス様は神様を愛し隣人を愛するという倫理を持っていましたが、剣によって、とも言いました。鞭も作りました。とげの付いた九尾の鞭を。攻撃用の鞭のようなものです。イエスはアサルト・ウェポンを使ったということです(笑)。

こちらを見てください。その全ての血統は主権と所有権にもつながっています。血統というだけでなく情報と体質、本能とパターンをサタンから受け継いでいます。逆に私たちは神様の血統を神様から受け継いでいます。

この血統は所有権、主権の権利とつながりがあります。み言の中でサタンが正当な王ではないことが分かります。正当な王座を持っていません。王座を簒奪(さんだつ)しており、自らを神様の上に置こうとしています。いうまでもなく偽りの王、地上の闇の王子となっています。これは所有権とつながっていることです。

神様はご自身の血統を注入した時、アダムとエバに所有権を与えました。彼らは神様が王国、主管する全世界を受け渡す子供です。

ですから情報だけではなく所有権もあります。これは理解すれば途方もないことだと分かります。というのも私たちは、血統に流れる所有権があるのだと確信をもって理解しなければならないからです。その所有権には主権の力と権利があります。また将来、王国において、それらは憲法で成文化されます。私たちの神聖な権利とのつながり。それは神聖な血統につながるものであり、全能の神につながるものです。

過去においては、過去の王と王妃のみが神聖な権利を享受しました。しかし王国では、王国の国民である、神様の王国の王と王妃がそのような神聖な権利を持ちます。それらはキリストとのつながりに由来するものであり、私たちが神様の王族、主権、王族の血統、王家の中に立つ時に持つ所有権に由来するものです。

今日の内容では、そのような背景を念頭においてください。

つづく

 
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