馬渕睦夫大使への2つの質問

 
6月9日に東京文京区で開催された、馬渕睦夫さんの講演会に行ってきました。
 
短い質疑応答の時間の中で、幸運にも、私がかねがね抱いていた疑問について直接2つの質問をする機会を得ることができました。

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(質問1)
馬渕大使が、世界の背後で世界を動かす「腹黒い存在」に気づかれたのはいつですか。

(回答)
自分が、1969年から1971年に、ソ連大使館に勤務していた時です。
冷戦真っ只中の当時、自分も含め世界の人々は皆ソ連を大国だと思っていたが、ソビエトの実態を目にして、大国であるわけない、また大国になり得る国でもないと体感した。それが(調べ始める)きっかけになった。

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(質問2)
アメリカのオルタナティブ・メディアの雄である、INFOWARSのアレックス・ジョーンズは4月14日のアメリカのシリア爆撃を受けて、涙を流して「トランプに裏切られた」と語ったが、トランプはネオコンに取り込まれたと思いますか。

(馬渕大使の回答)
おそらく年初のダボス会議でトランプはネオコンと(ネオコンは北朝鮮から手を引くが、中東はトランプが譲るという)ディール(取引)をしたと思われる。シリアでの偽旗作戦でトランプはネオコンに対するガス抜きをしたのだろう。

 
 
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