世界大戦を引き起こした秘密結社―8月5日 日曜礼拝(その2)

Sunday Service August 5th 2018 Unification Sanctuary Newfoundland PA on Vimeo

翻訳:Harry

やあ、みなさん。
先にいくつか言っておきましょう。私はアイルランドの血をひいています。祖父がゴールウェイ(アイルランド西海岸にある港湾都市)から移ってきた人で、私自身カトリック教徒として育てられました。ウェストサイドで育ちました。父は糸を商っていましたが、裕福ではありませんでした。柄の良くない土地の近隣の人や友人は私のことを「スパイク」と呼んでいました。スクラントン(ペンシルバニア)ではスパイク・ウィリアムズとして知られていたのです。この教会の賛同者となったので皆さんは私のことをKING SPIKE(スパイク王)と呼ばなければなりません。(笑)(拍手)

スパイク王です。そのスパイク王が二つ目に話したいことはこれです。私は普段から色んな人から本を貰います。私は本当に恵まれていたことに今から遡る1970年、1969年にスクラントンに住んでいて、ダブルディ(訳注 The Doubleday Publishing Groupは、世界有数の出版社の1つ)から本を出した唯一の作家でした。

それ以来ずっと、主流、大手の出版社から本を出すことができました。15冊本を書きました。決して自慢するつもりでこの話をするのではありません。これは大切なことの前置きとして話しているのです。私は本を人にあげたり、本の推薦文を書いてほしいと頼まれることもしょっちゅうです。

先週「鉄のつえの王国」を読みました。これはすばらしい本・・・非常に非常に非常に重要な本です。(拍手)お世辞で言っているのではありません。
この本は信仰の観点から武装権を擁護しているだけでなく、アメリカ歴史の視点、コモンセンスの視点から説かれているからです。私は心から本当にこの本をもっと多くの人に読んでもらいたいと思っています。そしてムーン牧師をCNNに出演させようではないですか。敵と戦うのです。このテーマでムーン牧師にかなうものがいるとは思えません。相手を簡単に、虫けらでもやっつけるように論破するでしょう。皆さんはムーン牧師がいてとても恵まれています。

私はロドニー・ブラウン牧師とは親しい友人です。でも今までどの教会にも所属しなかった理由は―いまやスパイク王であるにもかかわらず―いまでもお酒が好きだからです。(笑)

先週の話は・・・最初に戻りましょう。重要だからです。これがセシル・ローズ、1877年にさかのぼります。これはしたくないのですが皆さんがもう一度どうしてもやってほしいというのでセシル・ローズのものまねで読みます。

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「目の前で鬼火のように輝き踊っていたちいさなアイデアがついに計画にまで成長した。大英帝国を押し進めて一つの秘密結社をつくろう。未開の世界をすべてイギリスの支配下にまとめ上げ、アメリカ合衆国をイギリスに取り戻し、アングロサクソン人の一つの大帝国を造るのだ!」

これがローズのひらめきでした。それを現実にするだけの財力も持っていました。南アフリカで一財産築き上げ、彼の秘密結社に人を呼び込みました。先週説明しなかったことを話します。いくつか詳しく説明しなければなりません。当時、大英帝国は全世界の25%を支配していました。最初に彼が秘密結社に誘ったのはネイサン・ロスチャイルドでした。世界で最も裕福な人物、銀行家であり、世界中のユダヤとつながりをもっていました。

ネイサン・ロスチャイルドはセシル・ローズに南アフリカのダイヤモンド鉱山のすべてを買い取るだけのお金を与えたのです。すべてのダイヤモンド鉱山です。また秘密結社を設立するためのお金もロスチャイルドがだしました。ここが興味深い所です。

 

一体どうして、ロスチャイルドほどの抜け目ないユダヤ人銀行家が、セシル・ローズにそれだけのお金を与えたのでしょうか。ローズはそれを受け取り、そしてロスチャイルドを自分の遺産の受取人にしたのです。気をつけろといってもローズの耳には入らなかったでしょう。

このお金ですべての銀行、ダイヤモンド鉱山すべてを買うがいい。お金なら無限にある!それだけのお金を渡すが、ただ一つ条件がある、あなたが死んだら、私がそれを相続する。ロスチャイルドに何の損がありますか。

ロスチャイルドはローズに何をあげたのでしょう。実際は何も与えていないのです。考えてみて下さい。何も与えていません。

とにかくネイサン・ロスチャイルドの援助もあって、セシル・ローズは秘密結社を立ち上げることができました。話を続ける前にもうひとりの人物を見ておきましょう。アーサー・バルフォア伯爵です。第一次世界大戦について話すとき、とても重要なことがあります。

この者たちが第一次世界大戦を計画し、実現させたのです。同じ者たちが外交評議会CFRをつくりました。ここを見逃すとすべてを見逃すことになります。この人物(バルフォア)が重要です。(ユダヤ人の)パレスチナ国家建設のためのバルフォア宣言のことを覚えていますか。彼はイギリスの首相になりました。秘密結社のメンバー、すなわち世界で最も裕福な人物の一人がイギリスの首相になりました。彼らの持っていた力を想像することができるでしょうか。

レジナルド・ブレットは第一次世界大戦の実現に重要な働きをした人物です。彼がいなければ世界大戦は起きていなかったでしょう。ビクトリア女王の最側近であり主席顧問です。

アルバート・グレイは貴族院議長。

アルフレッド・ミルナーは先週説明を省略しましたが、ローズの死後、アルフレッド・ミルナーが秘密結社の総長になりました。ミルナーはJPモルガンのもとで仕事をしていました。すべてがつながっていることを知らなければなりません。そしてJPモルガンが自分の帝国を築くためのお金はすべてロスチャイルドが出しました。

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皆さんが一生のうちに知る歴史上の人物の中で、この人物(ミルナー)ほど重要な人はいません。第一次世界大戦中、ミルナーは陸軍大臣(英国)でした。南アフリカではイギリス代表を務めました。この信じられないほどの権力をもった人物が秘密結社の総長になったのです。セシル・ローズが始めた結社です。ソサエティ・オブ・ザ・イレクトsociety of the elect選ばれし者(エリート)の会)と呼ばれるようになりました。ミルナーはラウンドテーブル運動で知られていますがこれは世界に波及しました。(訳注 1909年に始められたラウンドテーブル運動は 、英国とその自治体植民地のより密接な統合を促進する運動とそのための組織)

このラウンドテーブル運動のアメリカでの一つの現れがアメリカ、ニューヨーク市でのピルグリム・ソサエティの設立です。(それに続くFRBアメリカ中央銀行の設立)これらの指揮官はミルナーでした。セシル・ローズは1902年に死去しました。

つづく

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世界大戦を引き起こした秘密結社―8月5日 日曜礼拝(その2)」への1件のフィードバック

  1. ロード の発言:

    献身する前の35年位前に読んだシドニィ・シェルダンの小説「ゲームの達人」のストーリー展開の一部は、セシル・ローズをモデルにしているのではないのかなと感じ懐かしく思いました。
    by ロード

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