フリーメイソンの戦略 ―Dr.ウィリアムス7月29日英語礼拝(その3)

rxDqtFXfwgKKGIP1532945673_1532945952.png

2018年7月29日 日曜礼拝 (ゲスト)Dr.ポール・ウィリアムス 

翻訳:harry

彼らエリートはいくつか共通点をもっています。

1つ目は、全員がオックスフォード大学出身者です。

後にはケンブリッジ大学出身者も入ってきますが、基本的に全員がオックスフォード大学出身であるということです。(セシル・ローズにちなんだ)ローズ奨学制度は今でもオックスフォード大学に残っています。ローズ奨学金を得ることができれば今でもオックスフォード大学に留学できるのです。何人かローズ奨学金を得てオックスフォード大学に留学した人を知っているでしょう。(訳注:ビル・クリントン、ジョセフ・ナイなど多数)

2つ目に、彼らは全員フリーメイソンの会員です。

フリーメイソンというのは一つの世界を理想とする宗教のようなものです。「壮大なる世界の建設」を成就するための運動です。

とにかく全員がすでにこの秘密結社に入っていました。フリーメイソンの会員でした。時を経てフリーメイソンがアメリカにまで進出する時、これからお話しする人物たちは全員がフリーメイソンでした。

3つ目に、彼らは英国帝国主義者でした。

(4)イギリスがもっと世界中に植民地を拡大すべきだと考えていました。(5)彼ら全員が貴族でした。そして全員がロスチャイルドにつながっていました。

この次(6つ目)が重要です。

彼ら全員が何らかの形でオカルトに関心を持っていたこと、それも、とてつもない興味を持っていたことです。

セシル・ローズの図書館にはエレーナ・ペトロ―バ・ブラバツキの著作が数多くありました。彼女は何者でしょうか。神智学運動のリーダーです。神智学運動というのはサタン主義的なものでした。サタンが支配者であり、しかもサタンが栄光と称賛に値する世界の支配者だと信じていたのです。彼らの大半が神智学運動家であり、そうでなければオカルトに極めて高い関心をもつ者たちでした。

面白いことに全員、ロスチャイルドを非常に信頼していました。全員がです。そのロスチャイルドが資金を与えて支えた人物・・・誰だと思いますか。カール・マルクスです。

ご存知でしたか? ロスチャイルドはカール・マルクスのスポンサーだったのです。すなわち彼らは全員、社会主義者でした。社会主義化された政府を欲していました。その政府は私やあなたから税金を徴収する。そしてその政府を彼らが支配するのです。全員が社会主義者でした。彼らは信じられないほどの資産を持っていました。

また、もう一つの共通点は、全員がシオニストでした。ウィリアム・ステッドを除いて、彼らは全員同性愛者であるだけでなく小児性愛者でした

かつてセシル・ローズはよく「自分の国と天使たち」について口にしていました。8、9歳の幼い少年。この少年たちを折に触れては犯していたのです。ロスチャイルドの娘婿、ロード・ローズベリ―に至っては7歳の自分の息子、モリ―スと性行為をくりかえしていました。・・・

とにかく彼らは群れを成して、とてつもなく裕福で強い権力を持つ集団をつくったのです。全員が覚醒状態です。少し後の1888年、そこにまた新たなメンバーを迎えます。ロンドンにいた指導的立場にあるローマ・カトリックの高位聖職者、ヘンリー・エドワード・マニング枢機卿です。カトリックの枢機卿です。この人物が秘密結社に入ったのです。

またウィリアム・ブースも参加しました。何をした人ですか。救世軍の創立者です。ここで考えてみて下さい。一体どうしてカトリックの枢機卿や救世軍の創設者まで巻き込むのか。それは彼らが欲したことはそれらの宗教をブレンドして新世界宗教を作りたかったからです。そのためには英国の傑出したカトリックと卓越したプロテスタントの宗教家を参加させなければなりませんでした。こうしてこの2人が秘密結社のメンバーに加わりました。

 

これが秘密結社の構造です。

thtee

いまから説明します。私は様々なことを話す時間が欲しいのです・・・フリーメイソンの組織構造は、外交問題評議会(CFR)や国際決済銀行(BIS)にも反映されています。この組織構成はCIAを含むあらゆる機関―これから話しますが―一つの世界秩序に関わる機関がもつものです。

まず全体を支配する総会長がいます。当時の総会長はセシル・ローズでした。彼が中核にいました。

この秘密結社がアメリカに進出してきた時、(アメリカの)総会長はJPモルガンになりました。当時彼がアメリカでもっとも影響力のある人物だったからです。ごく最近、数年前まではデビッド・ロックフェラーがアメリカの秘密結社の指導者、総会長をしていました。

総会長を中心にそれを円のように囲む支配者群がいました。これは私の想像ではなくすべてセシル・ジョン・ローズが書き残したものから説明しています。

この裁定評議会(Ruling Junta)そこにロスチャイルド、ステッド、レジナルド・ブレット、アルフレッド・ミルナーがいました。またそれを取り巻く指導者群、サークル・オブ・イニシエイトが存在します。

この(2つめの円)サークル・オブ・イニシエイトを取り巻く集団が「援助者の連合」(アソシエイション・オブ・ヘルパー)です。つまり総会長を中心にして3つの同心円からなる組織です。現在の外交評議会を見てみるともう一つ外側に(4つ目の)ヘルパーの円ができています。そこにウォーレン・ベイティ(映画監督、俳優)が参加していますが、CFR(外交評議会)の内側のサークルで起こっていることなど彼は知る由もありません。これは国連についても同じことが言えます。内部のサークルとその外側のサークルがあるのです。これらすべて、セシル・ローズから出発しています。

htht.png

彼らは定期的にモウブレイ・ハウスに集まりました。彼らの目的は全世界をイギリスの支配下に置くことでした。ではどうやってそれをしますか。どう実現するのですか。

それを決めるために彼らはそこに定期的に集まっていたのです。そして考え付いたことは以下のことでした。

まず、イギリス銀行に連なる中央銀行を世界各国につくること。

当時は2行の中央銀行がありました。彼らは世界中にそれを作ろうと考えました。フランス、ドイツ、スペイン、南アフリカの国々そして日本、中国にも、とにかく世界のあらゆる国にイギリス銀行に結びつく中央銀行を作りたがりました。それはなぜか?イギリス銀行は完全にロスチャイルドが握っているからです。

そして二つ目は、メディアのコントロールです。

ある事情でステッド(当時のイギリス最高のジャーナリスト)はこのメンバーではありませんでした。そこで代わりにロンドン・タイムズのオーナーであり編集長のジェフリー・ドーズが中心になったのです。とにかくメディアのコントロールが極端に重要であるということです。なぜならメディアを支配すれば思考の過程を支配することができるからです。

そしてメディアと並んで教育システムをコントロールする必要がある。1888年の話です。

次に考えられたことは、フリーメイソンの思想を一つの世界という宗教に高めることでした。

なぜなら人が何かを心から信じている時、一つの信仰システムに依存するようになると
もはや他の文化や他の宗教に同化されることがない。それに抵抗するだろう。だから「一つの世界」という宗教をつくらなければならないのです。最終的には彼らは「世界教会協議会」を創設しました。ご存知でしたか。ここからエキュメニカル運動(世界教会、全キリスト教統一する運動)が始まりました。

次のステップは、一つの世界秩序をつくるため、国家間の境界を撤廃するということです。国境の存在があるとそれはできません。国々が独立していてもそれは実現しないのです。その国境線をなくす手段は戦争しかありません。

ここがとくに重要です―戦争によって。戦争は国をつぶし、新国家を産み出すだけではありません。第一次世界大戦後、第二次世界大戦後に誕生した国々を思い出してみてください。国を作るだけでなく人々の大移動を引き起こしています。民族の根を引き抜くのです。そうした人びとは放浪し住む場所を探さなければなりません。それがまた多文化主義を生み出します。

今この瞬間も、アメリカ合衆国で起きていることは、大義なき終わりなき戦争です。延々と戦争を継続しているのです。ビル・クリントン政権もコソボで戦いました。20代のアメリカ人はアメリカが戦争していない日を経験したことがありません。国境をなくすための終わりなき戦争です。こうしてまた、天然資源を確保する。

次に彼らが考えたことは、

国務省(外交政策)の支配です。

これはアメリカでは1920年に始まりました。CFR(外交評議会)の創設です。われわれが記憶するすべての国務長官はCFRのメンバーです。「え、なんだって、レックス・ティラーソンは外交評議会のメンバーではなかった」という人もいるかもしれません。トランプ大統領は、・・・私はトランプ大統領を愛するものです・・・トランプ大統領はそれを正そうとしました。皆さんは騙されています。ティラーソンはエクソンの社長でした。そしてエクソンのオーナーはロックフェラーです。

現在の外交評議会の主要なメンバーは「個人」ではなく「企業」なのです。ポンペオもそこからきています。ポンペオも他と同様これらすべてのCFRのメンバーとのつながりがあるのです。われわれは、これまで、その関係を断ったことがないのです。皆同じところからきているのです。外交評議会は決して大きな組織ではありません。たかだか数千人の組織に過ぎないのです。それにもかかわらず、歴代の国務長官やFDR(連邦準備制度理事会)の会長、CIA長官など全員がCFR(外交評議会)から選ばれているのです。すべてが、この血塗られた組織から・・・・民主党、共和党、そんなものは関係ありません。

これはセシル・ローズの考えから始まったのです。国務省(外交政策)を支配しなければならないという考えです。それに成功した後は国際連盟をつくるのです。世界中の政府から指導者が集まり一つの政府に融合させる。最初に国際連盟という言葉を使った人物は、アンドリュー・カーネギーであり、セシル・ローズなのです。

最後に、障害のない国家間の自由貿易を確立しなければなりません。

話を戻しますが、ロスチャイルドはマルクスに資金援助していました。そこで彼らが新世界秩序をつくるために一つ思いついたことは、労働力は固定した資本だということです。投資のための資本は流動的でなければなりません。ベトナムに動かし、中国に動かしたりして、製造業の仕事を全部そちらに移動すれば、われわれが現在、好むと好まざるにかかわらず目にしているような貧困のグローバル化を現出させることができるのです。

「いや、そういうけど仕事が増えている」

いえ、仕事は戻ってきません。一見仕事が増えているように見えても、利益のある仕事ではないのです。生活をやりくりするためには依然として共働きが必要です。

そうです、職は戻ってこないのです。私たちが経験したことは貧困のグローバル化なのです。バングラデシュには時給35セント(約35円)で働く人たちがいるのです。労働力で競争できるわけがありません。彼らはそれを知っているのです。

つづく
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村

コメントを残す