4/13/2017 KINGS REPORT
【以下「The Sun 紙」のウェブサイトから記事を読まれる】
次のニュースは「西側を試す金正恩 KIM TESTS THE WEST」の見出しの記事です。
(訳注:Testは核、ミサイルのテスト(試験、実験)にかけている。Testにはまた「重荷になる」「悩ませる」の意味もある)
The Sunの記事から
金正恩が北朝鮮建国の父、金日成の誕生日「太陽節」に地下トンネルで核実験を行う準備を用意をしている・・・とありますがこれは土曜日(4月15日)ですね(亨進ニム)。
アメリカ軍は北朝鮮がトンネル内での核実験のボタンを押す用意ができているのではないかとしている。北朝鮮は6回目の核実験の用意が整ったとみられている。今日、高層集合住宅のオープニングの式典に姿を見せた金正恩は核実験のスイッチをいつでも押せる状態だ。北朝鮮の戦争脅威は世界を震撼させている。米朝間の緊張はピークを迎えた。
ボイス・オブ・アメリカの記者はこうツイートしている。アメリカ政府は北朝鮮はトンネル内に核爆弾をいれ今週末にでも爆発させる準備をした。
北朝鮮を監視しているワシントンDCの「38-North」は先週土曜からの衛星写真からみると運搬トラック、トレーラーが豊渓里(プンゲリ)の核実験場に集まりトンネル内に通信ケーブルが設置されたと考えられる。
シンクタンクによると、トンネル内から水が抜かれ、核装置との通信、モニターのため水に漬からないようにしているのだという。
次の核実験が行われれば北朝鮮にアメリカが先制攻撃を仕掛ける準備が整っていると報道されている。
「衛星写真は核実験の準備完了を示している」昨日、北朝鮮を訪れている外国人記者たちは「重大なイベントに備えよ」と告げられた。
約200人の外国人ジャーナリストが金日成の105回目の誕生日である「太陽節」を取材するため滞在中である。しかし今日は金正恩の高層集合住宅のオープニングに付き合わされている。・・・
今朝から数万人の軍人と一般人が式典が行われる広場を埋め尽くしている。・・・
アメリカ海軍の打撃群が西太平洋に入り、また北朝鮮側はアメリカが攻撃を仕掛ければアメリカ本土を攻撃するというに及んで緊張は一気に高まっている。一方、米陸軍広報誌スターズ・アンド・ストライプスは核爆発後の放射線を鋭敏に探知する空軍機が沖縄に配備されたと伝えた。
日本は金正恩によるミサイル発射実験、燃焼実験の後に集団避難訓練を実施。その数週間と経たないうちに核実験の恐れを迎えている。
若者、年配者を通じて防空警報を受けてこの種の訓練をするのは初めてだ。
・・・
今週初めにトランプ大統領は、核でアメリカを攻撃するという脅しで自ら「厄介事を招く」と金正恩に警告した。
ここからティム・エルダーに解説してもらいましょう。
エルダー氏:
この記事では言及されていませんが今、最も注目しなければならない地は中国だと思います。中国の新聞で中国共産党を代弁するグローバル・タイムズ紙は「朝鮮半島ないし東アジアの不安定化に反対する。これ以上状況が進めば中国も行動を起こす」といっています。ですから中国も北朝鮮が土曜日に北朝鮮が核実験を行なえば何らかの動きを予定しているとも考えられます。北朝鮮はこれまでも金日成の誕生日や重要な記念日にこういうことをしてきました。4月末には北朝鮮人民軍の創設記念日を迎えます。この日もまた北が何かをしでかすのだろうと専門家はみています。
緊張が高まっています。中国も北朝鮮に対してアメリカは今回は口先だけの脅しではない、アメリカは先制攻撃をする、そして斬首作戦で金正恩を除去して自分たちのいうことを聞く者を代わりにつけるための攻撃をするかもしれないと強いトーンで伝えているようです。その一番の候補だった金正男がマレーシア滞在中に金正恩の命令で暗殺されました。
非常に警戒しなければならない時です。ソウルに滞在することはいい考えとは言えません。ソウル、韓国北部から離れるのが賢明でしょう。あらゆることが起こりうるときです。攻撃が差し迫っています。
亨進様:
これらは軍内部の情報であり、この情報元が「シリア攻撃は75%の確率だ」といったその翌日にミサイルが発射されたのです。この機関がホワイトハウスの情報、軍の複数の情報などからトランプ政権は(攻撃を)考慮する段階を超えて、その決断が差し迫っているといっています。その核心はレジーム・チェンジ(体制変更)です。
翻訳:管理人
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