準備を整えることの目的はただ生き延びることではない-8月27日【英語説教】(その2)

Sanctuary Church Sunday Service 08 27 2017   YouTube.png

8月27日日曜礼拝

 

翻訳:管理人

「死ぬ」ということは神様の予言の一つに過ぎません。
終わりの日には、罰せられ、迫害を受け、追い詰められ、クリスチャンは首を切られ殺される・・・。

わたしたちはそのすべてに耐える覚悟ができています。なぜなら、死んだ後、キリストと共に永遠に生きると知っているからです。

だから生き残る目的は、ただ生き延びることではありません。たとえ死んだとしてもわれわれは天のお父様とともに暮らすことができるからです。わかりますか。非常に大事なポイントです。

準備を整えることの目的はただ生き延びることではないのです。それは困難の時代の「祝福」となるためです。神様は私たちに準備万端整えよとおっしゃいました。それはわれわれが神の仕事をしていく上で影響力を得るためです。御業を成していく力を得るためなのです。

ジム・ロジャーズ、ピーター・シフ、ハリー・デントといったトップ・エコノミストたちの話をビデオで見せましたね。2017年から18年にかけて大恐慌に見舞われるというものです。2007年のリーマン危機どころではない、世界的規模の恐慌です。ドルは暴落する。ドル紙幣の価値が無くなるということです。だから備える人は、資産には成り得ないただの紙に過ぎない紙幣の代わりに実体的な物を集めているというのです。

神様はこの時、私たちを配置するというのです。人々の命をキリストにつなぐことのできる、そういう影響をもてる位置に配置する。人々も自分たちが傲慢であったことを悟るでしょう。愚かしい「有名人、芸能人」のカルトに染まっていたことを。彼らはノアをあざ笑った者たちと同じです。もはや彼らは特別ではありません。何らかの道具たり得ないのです。

(終末に)備える人たちを嘲笑した者たちです。自分たちが愚か者だったことを気付かされるでしょう。知能も乏しくまともな精神も備えていなかったと。彼らこそ馬鹿者です。

その嘲笑したすべての内容、ハハハ、フフフと嗤(わら)って人々をコケにしてきた内容。これから目の前で起こることを見たら、それをみんなトイレで流したくなるでしょう。

「ああ、水がない。ああ食べ物がない」と大騒ぎしながら。「せめて、ナイフか何か持たないと・・・」

「備える人」たちは皆に警告し、先で起こる危機を見通して準備する人のために教えてきました。もし鋭い経済的財政的な洞察力をもっていたなら、トップクラスの投資家にでもコネがあるなら、現在がどのような時か聞いてみればいい。何百億というお金を扱っている人たちです。もし聞けるなら聞いてみればいい。全員が「大変に不安定な時だ」ということでしょう。

しかし世間は、おバカな、有名アシスタントと同じ考えをもたせるグループに誘い込むのです。そればかりではなくその有名人を崇めさせようとする。化粧したハリウッドのタレントからエネルギーを受けて引き込もうとする。ハリウッドの有名俳優は、一生懸命、テレプロンプタ―に映るCIAのメッセージを読んでいるだけだというのに!

彼らは、用意すべきだ、理性的に考えて…などとは言いません。何でもかんでも「人種差別だ」すべての問題の根源はドナルド・トランプだ!すべて白人至上主義者が悪い!白人至上主義者が至る所から湧いてくる!殺人者はアメリカでは白人が最も少ないというのに!

摂理歴史をみるとき、神様はご自分の民に「用意しなさい」といいました。それは必ずしも生き延びる為ではありません。もちろんそれも大事だし、重要ですが、神様は地上天国という偉大な祝福を世界のために用意しているからです。

それが生き残るべき重要な理由だというのです。終末を生き延びることは必ずしも生き延びることだけが理由ではなく、地上に神の王国創建という最大の恩恵がもたらされるのを生きて見るために重要なのです。

だからと言ってわれわれ全員が生き残るとは限らないし、首を刎ねられない保証はありません。聖書も艱難の中間を超えるとますます悪くなるといっています。

その中間点が9月23日です。「天の大いなるしるし」が現れる日です。黙示録13章から16章。そのすべてのことが起こる。海からの地からも獣が上がってくる。

体は豹に似て、口は獅子のよう、その足は熊の足。まあ実際にそのような獣がいるのではなくそれは何かの象徴でしょう。国家の象徴でしょう。世界中の権力が集められ法律を作る。獣の印・・・これは黙示録13章に登場します。手と額に刻印を押させて、それのない者はみな、物を買うことも売ることもできないという。そういう深刻な時が迫っているのです。

聖書は、明快に、中間点をこえるとき、迫害が厳しくなり、不安定化もひどくなるといっています。現在の政治状況を見てください。進んでいく様子を。楽になりそうもないし、良くなりそうにも見えません。国は一層分裂することでしょう。CNNとMSNBCは渾身の力を込めてその方向に進めているのです。

「国を分裂させろ!」「トランプを殺せ!」

「正当に選ばれた大統領に対してクーデターを起こせ」と。毎日です。

ああ、トランプはアルツハイマーだ、とかアメリカ合衆国大統領になる資質がない、合衆国憲法修正第25条にもとづいてトランプをやめさせろ!などと。トランプがアルツハイマーだと主張しているのです。ナンシー・ペロシ(合衆国下院議長、民主党)は13回も、大統領選を戦ったのはブッシュだと言い間違えているのです。どちらがアルツハイマーなのか。

現実の逆転現象で自分達が患っている病気を全部トランプに押し付けているのです。トランプが安定をもたらそうとしているから。

もちろんトランプも完璧でもなければ、メシアでもありません。しかしアメリカが国際銀行団に売られようとしているのを食い止めているのです。文字通りマフィアのような連中です。
だから今、すべての人種、様々な信条をもつ人びとが、気が付き、立ち上がっているのです。

「いや、こちらの左翼の連中こそがテロリストだ」「奴らが火をつけている」

アフリカ系アメリカ人の多くが立ち上がって「自分たちはBLM(ブラックライブズマター:人種差別と闘うという、ソロスがお金を出している組織)を支持しない」と言っています。ムーブ・ドット・オルグもそうだし、アンティファもそうです。

いまアンティマというグループが出ています。アンチ・毛沢東という意味です。これは保守系です。アメリカでも狂気のように色々起きています。この国がここまで分裂したことはありません。

建国の父も全員が人種差別主義者で奴隷所有者だったと言っています。特にトマス・ジェファソンの奴隷所有をターゲットにしています。当時のヴァージニアでは奴隷を持たないことが犯罪だったのです。法律違反。

アメリカ建国の父は何人いましたか、56人ですね。このうち奴隷所有していたのは14人です。4分の一です。しかし扇動者は、全員が奴隷をもっていたと叫んでいます。トマス・ジェファソンは奴隷制をなくしたいと思っていたのです。憲法修正手続きに奴隷制廃止に向けた項目を入れたのです。反奴隷制に向けた初めての条文です。

ジョージ・ワシントンもヴァージニア出身ですが、奴隷をなくすことは当時違法な中、彼は「自分が死んだら自分の奴隷を皆、開放するように」と遺言を残していました。

有名な話でトマス・ジェファソンは奴隷と関係をもっていたというものがあります。(その子孫だという人がいる)歴史学者はDNA鑑定を行いました。するとトマス・ジェファソンの子孫だといっている人たちはじつはジェファソンの弟の子孫だったのです。当時、ヴァージニアの郡には26家庭もジェファソン家が存在していたのです。その内の一人が奴隷と関係をもちましたが、ジェファソン姓をもつ全員が奴隷と関係をもっていたとは言えません。

80年代か90年代に(見かけは黒人だが)自分はトマス・ジェファソンの子孫だという人をテストしたらジェファソンの弟のDNAだったというのです。しかし左翼はそれでもジェファソンだ、などというのです。弟が行ったことでも責任を問われるからです。

実際に、信じがたいほど国は分裂しているのです。もちろんヨーロッパも大変ですが、アメリカも分裂しているのです。明らかにイデオロギーです。いろんな名をつけていますが、明確に政治的サタン主義です。それに対するのが、もちろん決して完璧でも聖人でもありませんが、主権のために立つ者たちです。自律主義、人間の自由を重んじる人々です。もちろん中にはキリスト教の原理に生きる人ではないにしても、ゲイだとオープンにしていたとしても、それでもその人たちは全体主義に立ち向かっているのです。ベネズエラや北朝鮮のような国にしたくないと。

中核的進歩派、これは共産主義を意味します。バリエーションがありますが根本は同じです。とても危険な時代にいるのです。ちょうど3,4年前に私たちが言っていたように、アジアでもそうです、韓国を見てみなさい。崩壊しているのです。完全に急進的左翼に流されてしまいました。極左の文在寅が大統領になった時点で。

3,4年前に異端者たちにこの話をしたとき、私が韓オモニに話したとき、皆が笑いました。「お母様の祝福がこの国にあるのに何を言うのか。韓国はますます豊かに栄光に満ちていくだろう」といって。

3年後には韓国は大統領を弾劾し、国は大きな動乱を抱えて、それまで国のトップと渉外して築いてきたすべての基台が失われ、共産党に売られました。左翼に乗っ取られたのです。紅衛兵たちによって。

私と国進兄さんは当時韓国で、真のお父様のカイン、アベルとしてエリート層を分立するという明確な使命をもって動いていました。アべル型革命を起こすためにはエリートを分立しなければならないからです。ボルシェビキ革命やフランス革命では駄目なのです。それはいかによくなるという希望をもっても結局は別の独裁国家になるのです。

エリートを崩さなければならないのです。エリート同士が戦うのです。アベル側、神側のエリートとカイン側のエリートです。神側のエリートはサタン側エリートに戦いを挑んで一般国民もそこに取り込むのです。なぜなら彼らは戦いを挑むに十分な資産とインフラを持っているからです。

アメリカ建国の父たちは皆エリートだったのです。彼らはイギリスのエリートたちと闘いました。「自分たちはもうイギリスの言うことは聞かない」と拒絶して。当時もロスチャイルドなどはヨーロッパを一つにしようと策を練っていたのです。世界統治システムを志向して。

「それは拒否する。主権がある。ペンシルバニアやワシントン、ヴァージニアですることにイギリスにいる人間から指図は受けない」と建国の父は言ったのです。

帝国主義とは別の体制を立てる。自分達で通貨を発行し、金銀で取引できるようにする。他からの介入を一切受けずに思い通りのことをする。

こうしてアベル型革命が起こりました。
本質はマルクスが説いたような階級闘争ではないのです。真の構図は「略奪者」対「正常な人々」です。それが問題です。エリート層にも略奪層は存在するし、中流階級にも略奪層は存在します。貧困層にも略奪層がいるのです。階級は関係ありません。どの階層を見ても略奪者はいるというのです。彼らこそが問題です。

しかしマルクス主義も共産主義も、その略奪層を見ようとしません。階級だけを見ようとするのです。だから彼らは、階級間で分断し統治しようとします。しかしそれは的外れです。階級など関係なく、誰が神側で、誰がサタン側なのか、これが問題だということです。

誰が国民を守ろうとしているのか、誰が中央権力を操って人々を支配しようとしているのか。その資産を収奪して。

上流、中流、下流、そのようなものは関係ないのです。そのどこにも略奪者はいるのです。

決定的に重要なことは「略奪者」を見極めることです。「略奪層」こそ危険なのです。「ソシオパス(社会病質者)」がその次にいます。悪人です。天一国が創建されたとしても、すべての権力独占が憲法で禁止されたとしても40%いるソシオパスを悪に誘導しようとする力が働くのです。

つづく

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