韓お母様問題(その14)家庭連合・石俊淏の作文と亨進・国進様の証言を読み比べる-分派対策「安楽死問題」

家庭連合のサンクチュアリ教会対策採用作文

「お母様が、お父様の生命維持装置を外して『安楽死』させようとした」という批判への応答2.15より(文責:教会成長研究院)

呆然とする現実……8月28日のことでした。1人お部屋に入られて、限りなく慟哭される真のお母様……午後、私たちは会議を持ちました。参席者は金榮輝、朴普煕、李載錫、石俊淏、訓母様、金孝律、そして真のご家庭の代表として文國進様と文亨進様。この8人で真のお母様に侍り深刻な会議をしました。……どのようにすれば真のお父様に少しでも地上で長く侍ることができ、少しでも楽にしてさしあげて(霊界に)行かれるようにできるかを深刻に考え議論しました。……『どんなことがあっても、真のお父様のお体を保護しなければなりません』という(お母様の)み言でした」『トゥデイズ・ワールドジャパン』2012年陽暦10月10日号に公表された石俊淏韓国会長(当時)の「真のお父様の摂理的闘病路程」の報告(71~74ページ)*アンダーラインは管理人
 

文亨進ニムの証言

 

病院での深刻な対立

お父様はお母様を絶対的に信じながら、この日(2012年1月19日訓読会での大叱責)から約7ヶ月後にご聖和されました。そして、お父様が危篤状態の病院で、お母様と亨進様が対立する深刻な事態が持ち上がりました。

3年前、私達は病院で大喧嘩をしていました。清平の女(金孝南)がお母様を洗脳して、お父様の生命維持装置を取ろうとしていました。それは、私が世界教会に対して、奇跡が起こるのを願って、お父様の為に祈りや敬拝の条件を立てて下さいという公文を出している時でした。全世界の教会がこのような条件を立てている時、彼らは生命維持装置を取ろうとしていました。病室の中には世界のトップリーダー達がいました。そこには朴 普煕、金榮輝、金孝南…、と私と国進兄さんがいました。義理の娘達はそこに入れてもらえませんでした。その時、お母様はお父様の生命維持装置を取ろうとされました。私は「お母様、あなたはそれをすることができません」と言いました。そうしたら、お母様は私にビンタを喰わせました。私はお母様に「もし、あなたがそれをすれば、あなたは殺人者になります。50年間の苦労を無駄にしないで下さい」と言いました。朴 普煕以外の全ての36家庭のトップリーダー達は、全員、黙っていました。その中の1人は「皆、いつかは死ぬからね」とまで言いました。私はそれを、私自身の目で見ました。彼らは「お母様、それをしないで下さい」と言う代わりに、ただ、次のステージへの政治的な判断をしたのです。” *アンダーライン管理人

(亨進様 2015.7.5)

以下は、同じ場面に関して、ヨナ様が語られたものです。

“お父様は、生命維持装置でつながれていますが、お父様には意識がありました。

 だから、亨進様、国進様の意見は「私達は、お父様が自然に亡くなられるようにすべきです。私達にはそれができます」

 しかし、お母様と訓母様はとても強く主張されました。訓母様は「孝進様、興進様、栄進様がここに来ておられ、彼らは霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます」と語り始められました。

 亨進様はお母様にプライベートに話されました。お父様は5階の部屋で、私達は10~12階くらいで、そこには小さな部屋がありました。私達はそこに連れられて行き、そこから、私達はお父様のおられる階へ、いつでも降りていくことができ、常に誰かが交代で、お父様の病室に泊まりました。

 それは適当な大きさの部屋で、小さな部屋とリビングルームがありました。その小さな部屋に亨進様とお母様は入って行かれました。彼らはこの事(プラグを抜くかどうか)について話されていました。すると、突然大きな叩く音が部屋から聞こえて来ました。それは、お母様はとても怒られて「あなたは何も知りません!」「あなたはまだ若すぎる!」というような意味の事を、私は正確には覚えてはいませんが、大きな音が聞こえて来て、私達はお母様が亨進様を叩かれたことが分かりました。私は、お母様が彼の何処を叩かれたのか分かりませんでしたが、彼が叩かれた明らかな音がしました。お母様は、亨進様のお父様への処置に対する「私達はそれは絶対できません」という強い反対が、気に入らなかったのです。

 そしてその後、亨進様と国進様は長老達を呼び、訓母様やお母様がプラグを引き抜こうと思っていることに対して、どのように考えているのかを訊きました。亨進様と国進様は、これをやったら、あれをやったらとか、例えば何かマッサージとか鍼とか何かで、何とか命をつなげることができるのではないのかと提案しました。でも、お母様は亨進様と国進様が語るいかなる提案にも非常に怒られました。そしてお父様はその後、清平に移されてから亡くなられました。”

(ヨナ様 2015.10.25)

管理人
事実を薄くすくい取るように書かれた自己保身的作文と、文亨進ご夫妻の証言のどちらの主張のほうがより多くの事実が証され、それゆえ説得力があるか冷静に読み比べて欲しい。本当に愛する夫を楽にしてあげたいと思う妻がいるとして息子が「お母さん、それだけはやめて下さい」と言って取りすがるとき、ともに抱き合って泣かないだろうか。その息子を殴る状況など起こり得るだろうか。少なくとも私には想像できない。

また信頼できる筋の情報では8月15日ころには韓鶴子総裁の命令で聖和式の準備が密かに始められていたという。

ちなみに2月15日に更新された分派対策サイトの文章は最後でこう結んでいる。

引用開始
私たちは、真のお父様がご生前に語っておられた「先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません」とのみ言に従って、天の父母様とお父様の“夢”を実現させようと最前線に立って奮闘しておられる真のお母様と一体化し、お母様をお支えする歩みをしていかなければなりません。それが、お父様の最大の願いでもあるからです。
引用終了

ここでもう一度指摘しておきたいことは、

「先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません」のお父様のみ言 は1990年代女性連合立ち上げとともに巡回公演するオモニを励ます文脈で語られた内容であり、コンテキストを考慮することなく後継問題という重要な局面ですり替え適用されるべき御言ではないということ。

2 現在のオモニはどうみてもお父様の“夢”を実現させようと最前線に立って奮闘しておられるようには見えない、むしろ「お父様の“夢”」を次々破壊する作業を進めているのが本当の所ではないのか。(天の父母様という得体のしれない霊的存在の“夢”を実現させようと最前線に立って奮闘しておられるかもしれないが)。

以上より『(それ)が、お父様の最大の願いでもある』事は100%あり得ない。

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