4/10 式典後の懇談会から その1

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亨進様-

お父様は幾万の十字架路程を生き抜いていかれました。

そして全歴史の苦難を蕩減されました。「花婿」、「裁き主」、「王」という聖書が描く再臨主として3つの立場を確立されたのです。真のお父様は勝利的に花婿の立場を復帰され、すべてのサタン世界、特に共産主義世界を審判され、実質的に全世界、国連まで審判されました。そのうえで王国を創建されました。億万歳でも最初に「神様の王権」を謳うでしょう。2001年には王権即位式を行われましたね。

このようにして真のお父様は再臨主としての3つの大きな責任を果たされたのでした。ところが韓オモニの失敗によって、苦難を迎える世界の今を見ているわけです。その苦難は教会内だけにとどまらず全世界に及ぶものです。内的摂理の失敗は外的全世界に及ぶからです。世界的にも経済面ばかりでなく社会的にも不安定になって来ています。経済は崩壊過程に入り、各地で戦争が勃発しています。

私たちはお母さまが独自路線を歩み始められた3年前、こうなることを予想してお母様に強く訴えたのです。当時、お父様を愛し仕えるはずだったすべての韓国人幹部、長老たちは―彼らは実際これをお父様に誓っていたのです―一言も(オモニの独自路線に)反対せず流れに身を任せお金を手にしたのです。

当時私たちも同様なわいろと金銭的、権勢的誘惑を受けました。お父様から代身者、王権の相続者の祝福を受けていたのでむしろその規模は大きかったのです。私たちもサタンの誘惑にさらされました。国進兄さんも私もです。

しかし私たちは拒絶しました。
お父様を裏切ることを拒否したのです。

魂を悪魔に売ることはしません。お金と権力に売ることはしないのです。売春婦ではありません。
最初の頃、お母様には直接訴えました。何度も何度もこの道は破滅への道、審判への道であると訴えました。お母さまがどういっていたかというと、金孝南は私を裏切ることなどない、私はすべて主管している、私に任せればすべてうまくいくのだ、そして世界は祝福を受けるだろう―こう言い放っていました。そのすべてが覆ってしまいました。

金孝南はオモニを裏切り、追い出されてしまいました。いま家内(ヨナニム)が私に思い出させてくれたのですが、オモニは私に「あなたの言うことなど聞く人は誰もいない。国民のいない王様など何の価値がありますか」とも言いました。

ただ私たちはお父様を神聖冒涜できなかったのです。裏切ることができませんでした。
 
 
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