2017年3月19日説教「識別する王国」
Kingdom Discernment
使徒行伝では6つの王国に関する記述がありましたが、ローマ人への手紙に入ります。
ローマ人への手紙14章17節から23節です。一緒に読みましょう。
17:神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。18:こうしてキリストに仕える者は、神に喜ばれ、かつ、人にも受けいれられるのである。19:こういうわけで、平和に役立つことや、互の徳を高めることを、追い求めようではないか。20:食物のことで、神のみわざを破壊してはならない。すべての物はきよい。ただ、それを食べて人をつまずかせる者には、悪となる。 21:肉を食わず、酒を飲まず、そのほか兄弟をつまずかせないのは、良いことである。22:あなたの持っている信仰を、神のみまえに、自分自身に持っていなさい。自ら良いと定めたことについて、やましいと思わない人は、さいわいである。23:しかし、疑いながら食べる者は、信仰によらないから、罪に定められる。すべて信仰によらないことは、罪である。
ローマ人への手紙14章の話はすべて肉を食べることについてです。(訳注:日本語の聖書で「食物」と訳されている部分も英語ではmeatまたはfleshとなっている)旧約時代には豚肉など特定の肉を食べることがユダヤの伝統として禁止されていました。この章全体で何を食べたら良いかとかある人は野菜しか食べないとかそういったことが議論されているというのは興味深い事です。
この文脈全体はすべての人の事ではなく教会内の信者の事を言っています。聖霊を受け入れてキリストにおいて新生した人々です。キリストにある者は小さいことに干渉すべきではないとパウロは言っているのです。神様は法を超越しており、私たちは神様の恩寵の下にあるからです。
パウロが言っていることは、皆自分の信じることを何でも行うことが許されるという話ではありません。神様の前で食物が人を清めることがあるか、という事です。ベジタリアン(菜食主義者)であるか肉が好きか、ピザが好きかで人がクリスチャンになる事が決まるのかという話です。
私達が信仰で一つとなりキリストの救いを受けるとき小さな事で私たちが分裂してはいけないという事なのです。もちろんパウロは、異端はすべて教会から除かれるべきだと言っています。大きな異端が出てきた場合、それは癌のようなものですから取り除くことができなければならないのです。
パウロが言っているのは、ベジタリアンも肉を食べる人も仲良くしなければならないという事です。そのような小さな事をまるで大きな異端の問題であるかのように扱うべきではないという事なのです。
キリストは唯一ではないといったような異端の多神教的な考えは、教会から追い出さなければならないとパウロの手紙の中で明確に語られています。なぜなら破滅へとつながるからです。
ベジタリアンか肉を食べるかといったことは神様の恩寵の下では大きな問題ではないのです。
私は6年間ベジタリアンでした。それはとても裁きに満ちたコミュニティなのです。ベジタリアンであれば道徳的に高いとみなされますが、肉を食べると「どうして肉なんか」と非難を受けるわけです。良い人もいますがとても不寛容なのです。
以前話したと思いますが、私の6年間の菜食主義生活を破ったのはお父様でした。お父様がこちらに来るようにと手招きされて。私はサムギョプサルとカルビを食べたのです。それは頭をこんな風に振ってしまうほどとても素晴らしい味でした。
王国では、人々はどのように神様との関係を持つのかを自分で自由に選択します。
ヨーロッパである姉妹が原理講義をしようとしていました。それで人々がこれをしたらダメだとかあれをしたらダメだとか言い始めたのです。それで、私たちは本部がそのような細かな管理をすべきではないと言いました。
もしその祝福準備セミナーが良くないと思うなら自分でやりなさいというのです。私たちはWEBサイトで、参加したセミナーに対して誰でもコメントができるようにしています。自分でその参加者のレビューを見てみてその祝福準備セミナーに参加するか、子供をそこに送るかどうか判断すれば良いのです。
誰かがあれは良くないとか言うこともあるでしょうが、私達は、本部がこうしないといけない、これはいけないといったように干渉はしないのです。
権威を乱用するようなことをやっていればすぐにそれはインターネットで公開されるでしょう。私たちはWEBサイトでフォーラムを作っていて、例えばこのセミナーはひどいとかコメントができるようにしています。
パウロが言っているのはそういう事であり、私たちは信者たちのコミュニティで義と平和と調和を持つのだと言っています。神様がそれぞれに求めておられるようなやり方で各自のミニストリー(神のための奉仕)を追及することが許されているのです。
皆問題を抱えていますが神様はそれらのミニストリーをその栄光と王国といった目的のために用いられるのです。
些細な事は置いておいて、自分たちがキリストにある者であるのか、罪を悔い改めたのか、キリストに服従しているのか、キリストとの関係性を追求しているのかといったことがもっと重要なのです。
私達は完璧ではありませんが、完璧な方に向かって進んで行くという事です。それは「構え、撃て、狙え」という事です。神様は様々なミニストリーを、つまり私たちが神様の願いに適うように、神様を喜ばせるように、神様に栄光をもたらすように行っていることを形作っていきます。
これはローマ人への手紙14章の話だけでなく王国において重要な事なのです。
神の王国において市民は、信教の自由があり出版の自由があります。この場合出版メディアは個人が所有するものであり、訴えることもできるのです。多少の制限はありますが基本的には自由があるのです。
私達は神様の戒律に従います。私達は第一に神様を愛し隣人を愛します。私たちは自分の権利を守るのとまったく同じように、喜んで隣人の権利を守ろうとします。それが真の愛です。
私達のコミュニティの中にもいくつかの問題がありますが、それはコミュニティの発展にとって素晴らしい事だと思います。数の事ではなく成熟するという意味です。異なる意見があっても構いません。中心は同じだからです。
誰かが主体の位置に立って、「あなたはこうしなさい」というように強制はしません。なぜならここにいる人々は皆自覚と正義を持ってお父様を守るために立ち上がっているからです。
中には風変わりでおかしな人もいることでしょうが、それがどうしたというのでしょうか。王国に歓迎します。私たちには、私達を一つにつないでおいてくれるもっと大きな慈悲と正義があります。そして私たちは本当の神様の戒めのためにそれらを超越しています。
私達は偽物の関係には関心がありません。私達が求めるのは本物でありキリストにあるコミュニティです。小さな衝突もあるかもしれませんが、より大きな目的とつながりを持っているのです。
神様の目から見れば私たちは子供なのです。
ベジタリアンであるとかいう事が問題ではなくて、その人が人間に反するような思想を受け入れているのか、ガイア思想につながるような菜食主義の思想を受け入れているのかが問題です。それは、地球は女神であり人間はウイルスのようなものだという思想です。
そのような思想を持つと人間を嫌うようになります。そうするとその人が持ち込んだ思想によって問題が起こることになるのです。なぜなら、それはただ気分が良くなるからとか体が健康になるからハーブを食べたいというようなものではないからです。それは人間や神様に反対する菜食主義思想なのです。それは明らか異端的なので問題があります。
パウロの時代にはもちろん王国は訪れていませんが、彼はこのような王国の特質を示しているのです。
サンクチュアリで素晴らしいことは、ロビンフッドのように森に棲む小さなグループの人々が文字通り世界を揺るがしているという事です。
韓国で起きている問題についてですが、ティラーソン氏が韓国に行ったその背景について、これは昨日報道された内容です。
「中国は北朝鮮に対する『あらゆる選択肢』というアメリカの話を押しのける」
「過去20年間の(北朝鮮を非核化しようとする)外交努力と戦略的忍耐はもうおしまいだ」とティラーソンは言いました。北朝鮮に対するまったく新しい発言があります。国務長官だけでなくニッキー・ヘイリー国連大使も、中国は口だけでなく北朝鮮について進んで何かやろうとしていることを示すべきだと言いました。
世界には大きく3つの政治的悪魔崇拝ブロックがあります。アングロサクソン銀行カルテルのブロックは、ビルバーグ、ダボス、ロスチャイルドによって運営されています。その代表がジョージ・ソロスで非営利組織を組織して、ウクライナやアラブの春など暴動や戦争を引き起こし今度はアメリカでやろうとしているのです。
次に中東のサウジ、ワッハーブ派の億万長者でイスラム過激派に資金を提供しています。サウジアラビアの君主国の王は何十人という妻を持っています。未成年を含めた妻たちと一緒に撮った写真もありますが、もちろんそれがイスラムでは違法ではありません。
そして東には中国の独裁的なブロックがあります。毛沢東とそのならず者たちが7千万のアジアの人々を殺害しました。
彼らはすべてが実際にルーシェルを崇拝しているわけではありません。そのエリートたちの中には実際にルーシェルの名を口にしていない者もいます。しかし、その頂点において多くは闇の世の主権者に支配されているのです。オカルトや秘密のパワー、第三の目の開眼、チャクラの開花、といった超能力のようなものに夢中になっており、大学に資金を提供して研究させているのです。
例えばイギリスの王室については、何週間か前にヒースが小児性愛に関わっていたことを警察が発表していました。死姦についてもそうです。ジェフリー・ダーマーのように国を支配しています。本当のサイコパスです。食人、死姦、小児性愛といったものが人間を支配しています。
彼らが中央集権の天使長の権力を得たいのは自分たちを守るためなのです。法律を超えて官僚制の背後に隠れることができるのです。自分のやりたいように乱用しても訴えられることがありません。
外交問題評議会の仕事の便宜を図ってもらったキッシンジャーのようなトップエリートたちは、学術論文のようなものを書いており、一般大衆はこういったものを目にしていません。その中で彼らは、アメリカの対抗勢力となるために中国が経済的に発展する必要があると書いています。
トランプはそれを拒否して私たちは公平にしたいのだと言っているのです。例えば法人税を高くして企業がアメリカを去り中国に行ってしまっています。なぜなら中国では法人税も低く人権を守らなくても何の咎めも受けないからです。過酷な労働環境で奴隷のように働かされています。
その中国がアメリカに北朝鮮とは直接やり取りしてくれと言っているのです。同時に韓国では朴槿恵大統領が弾劾され、有力候補の文在寅(ムン・ジェイン)は・・・おもしろいことにチェインは韓国語で罪人という意味です。文字は違いますが発音は罪人と同じです。そしてお父様と同じ文ですが、悪い文です。
アメリカではミレニアム世代の学生たちがリベラルの支配層と大学教授からこれを信じろと強制され抑圧されています。そして今若者がそれに抵抗しようとしているのです。
しかし、韓国では反対にこの数年の間に極左化しているのです。同性婚に賛成する3万人以上のデモが行われました。
次期大統領候補の文在寅は公然と、アメリカと韓国の同盟は戦略的中核だが、私たちは時々アメリカにNOと言うことができなければならない、と言っているのです。そして彼は、北朝鮮と直接対話したいと言っているのです。つまり、アメリカは邪魔しないで自分たちのことに干渉するのをやめろという事です。助けはいらないと言っているのです。
彼は左翼の共産主義者です。社会民主主義だと言っていますが、共産主義者は皆民主主義という言葉を入れたがるのです。社会民主主義だ、進歩的な民主主義だ、などと言うわけです。
民主主義という言葉を使うのを聞いたら、それは必ず共産主義や社会主義の思想のようなものに関係しているというのです。そのようにひどくばかげたことになっているのです。
過去3、4年話してきたことですが、これが韓国にもたらされた呪いだという事です。ミクロの摂理での韓お母様の失敗が今マクロに現れているという事です。それで韓国が今まったく不安定でめちゃくちゃな状態にあるのです。
韓国の人々と話をすると極めて大きなストレスを受けているのです。
翻訳:BAMBOOS
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