今週天正宮で起こったこと(亨進ニム説教2/28-その2)【英語説教日本語訳】

2016年2月28日 亨進ニム説教「絶対的な神様」その2

Absolute God Feb. 28 2016 Rev. Hyung Jin Moon Sanctuary Church Newfoundland PA on Vimeo

地上におけるヤハウェ(神様)の実体であるイエスがモーセや他の聖書記述者に内容を伝えたということを理論上いうことができ、キリスト教徒は実際そう信じています。それと同様に私たちも真のお父様が聖書を書いたといえなくもないのです。奇妙な話と思うかもしれません。しかし真のお父様が再臨のイエスであることを理解し、イエスは、すべての啓示を与えられた神様の実体であるとするならそういうことが言えるのです。

ですから真のお父様と聖書の摂理とは切り離すことができません。もしそれらを切り離すとするなら真のお父様がいかなるお方であるか、またお父様の絶対的唯一性を理解することができません。夜の神様、昼の神様としてお父様は晩年このことを説明されました。

ご自分は夜の神様から来た、夜の神様の種を持ってきたとおっしゃいました。その意味で私がバイブル・プロジェクトを好むのは彼らが本当にイエス様を愛しているからです。彼らは異端者のようにイエスを憎むことはありません。イエス様の唯一性を愛しているのです。堕落人間としていくら純粋だとしても完全ではありません。神の御前に導いて下さる救世主が必要です。

他のあまたの宗教とキリストとの関わりを求めることの違いはここにあります。自分一人の努力で神様の御前に行くことができると信じるか、救い主が必要だと信じるか。この二つは根本的に異なります。

今週、天正宮で起こったことをお教えしましょう。

(聖酒を飲んで)お父様の権限に戻った人はあらゆる場所にいます。異端の詐欺師が知らないだけで、あなたたちの周りにもいるのですよ!

先週もお伝えしたように劉正玉氏がお父様の権限圏に戻りました。彼は36家庭に始まるすべての教会員に原理本体論を教育せよとお父様から直接任命された人です。UTS(統一神学校)や清心神学院の愚かな者たちではなく、この人物にお父様は世界中を教育するよう任されたのです。事実上劉正玉氏はお父様によってトップ講師の位置に任命されたのです。

先週私は劉正玉氏がお父様の権威に戻る祝福を受け、謝罪文まで書いてそれにサインしたと発表しました。これについて詐欺師指導者たちは盛んに嘘をついて回り、まあ詐欺師だから当然のことですが、「そんな事実はない」などといっていました。その翌日にインターネットで世界中に劉氏の謝罪文が拡散されました。

その後、「何があったのですか」「本当ですか」などと、2日間ひっきりなしに電話がかかってきたそうです。天正宮からは特命総使が派遣され、「愛にあふれた」聞き取りが行われました。その場で劉氏は祝福を受けたこと、署名したことをはっきりと認めたそうです。

確かに彼は2年半にわたり臆病者でした。しかし最後の瞬間、悔い改めたのです。真実なる男と詐欺師との大いなる違いです。2年半の間、事を荒立てまいと逃げ続けましたが、最後に「自分が間違っていた。私の良心に背いた」と悔い改めたのでした。お父様に直接指名された原理講義の世界的トップ講師である彼が悔い改めてお父様の権威の下に戻ったのです。これには拍手を送りたいと思います。勇気ある行動であり正しい行いでした。真の信仰を示しました。お父様がメシアであることを真に理解していました。

その彼が韓国に戻った時、天正宮まで「付き添われて」向かったそうです。

その2・3日後に特別修錬会を開きました。そこに36家庭の長老たちと主要幹部が集められ特別講義、特別教育がなされたそうです。再教育修錬会とでも言いましょうか(笑)。

参加者たちは天正宮の一室に座るとその様子を韓オモニがビデオを通して見ているという話もあったそうです。劉氏も当然その場にいて周りから色々尋ねられたそうです。

そうこうするうちに最初の講師が登壇して「独生女理論」をぶち上げました。その講義の途中で何が起きたと思いますか。

36家庭の人たちから「やめろ」「なぜ今そんな話をする!」「そんな話は聞きたくない」という抗議の声が上がったのです。その愚かな人たち(36家庭)ですら真実でないことが分かったという話です。

また別の講義では教会資産の売却についての説明がありました。

お父様が数々の祝福式を行い、数えきれない位み言を語られた九里修錬所の売却についての話でした。それもまた報告の途中で止めたそうです。

かなり荒れた修錬会だったようです(笑)。

修錬所を売るには九里教会のメンバーの法的な賛同が必要です。なぜならそれら資産はメンバーの名義で取得したものだからです。

会場では「嘘をつくな」と罵声が飛び交い、九里教会のメンバーもいて「そんな話は聞いていない」「サインしていないぞ」とかなり激高した様子だったそうです。

これが最高位の指導層です。いかに腐敗しきっているかが分かるでしょう。

臆病で愚かな36家庭のメンバーでさえ講義を止めました。(拍手)
彼らに拍手を送ることは正直いって私は気が進みません。

そしてその翌日、もう一度参加者は集められて「再教育修錬会は延長する」というアナウンスを受けたそうです(笑)。

つまり2デー修錬会になりました。そこに韓オモニが登場しました。当然オモニの機嫌がいい筈ありません。そこでまたオモニは独生女の話を始めたそうです。

何度も言いましたが、オモニが話せば話すほど本音が出てくるのです。家庭連合に残り続けてオモニとともにいれば、どんどんと真のお父様を実質的に貶め冒涜するようにならざるをえません。さすがに臆病風に吹かれた参加者たちは黙ってじっと聞いていたそうです。

ここではっきりしたことは内部の指導部は崩壊しつつあるのではなく、もうすでに崩壊してしまったということです。だから資産売却を始め、できるだけお金を搾り取ろうとするのです。

先週も述べましたが日本の教会だけでも1千人以上の公職者を養い、維持するために毎月30億円必要とします。財政的に沈み、霊的に沈み、いまやタイタニックは相当沈み込んでいるのです。それにもかかわらず船室ではお祭り騒ぎです。根拠なき楽観主義に浸っています。やれやれ、精神を病んだ人たちという他ありません。

つづく

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一年半で180°変わった教会成長研究院の「真の母」解釈

2014年7月1日 韓鶴子総裁講話 (天正宮訓読会)

「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。皆さんがこのことを信じなければなりません。

お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。分かりますか?そのことを分からなければなりません。

 

上の韓講話のインパクトが未消化でまだ十分に理解されていない、つまり 7・1韓講話の影響をまだ受けていない2014年7月10日に公開された駒場グループを批判する動画の中で教会成長研究院副院長太田朝久氏はこう語る。

 

2014年7月10日

<YouTube> 霊的集団の誤りを正す第3弾・駒場グループ-304:51~06:45

文鮮明先生は「真の父母の絶対値と氏族メシアの道」で、次のように言われました。
「アダムが責任を果たすことができなく堕落したので、その責任を完成した基準に立つためには、エバを堕落圏から復帰して再創造して善の娘として立ったという基準を立てなければなりません。そうしないと、アダムの完成圏が復帰できないのです」(「真の父母の絶対値と氏族メシアの道」38ページ)
また、「祝福家庭と理想天国1」のみ言には、次のようなみ言があります。
・・・
真の母がサタンに奪われたので本来の人間(メシア)は、死を覚悟してまでもサタン世界から(真の母を)奪い返してこなければなりません。(「祝福家庭理想天国1」561ページ)
・・・
これらのみ言で分かるように、本来メシアの相対者となるべき真の母は、天から送られてきて迎える存在ではなく①、完成した真のアダムである再臨主がサタンと戦って勝利圏を打ち立て、この「地上世界」において復帰し再創造しなければならない存在であります。
・・・
ですから、駒場集団が主張する聖霊を送るための基台という概念自体が、神様の復帰摂理がどのようになされるのかを分かっていないために、自分勝手に作りあげてしまった妄想の産物に過ぎません。  -引用終わり

 

ところが韓オモニが独生女発言を繰り返し世界の食口に衝撃を与え始めて後の2016年2月3日、太田氏が副院長を務める教会成長研究院は次のような見解を公式サイトで発表する。

 

2016年2月3日

2015年10月30日掲載の「真のお母様の『無原罪性』-『血統転換、私は母胎からなのです』の意味について」の補足説明①

(2)独り娘(独生女)として誕生される女性は「無原罪」

 真のお母様が語られる一連の「独生女」の発言は、『原理講論』で展開されている原理の内容(概念枠、思想の骨格)と一致しているというのが、本部の見解です。

 すなわち、『原理講論』には、「エバが堕落したとしても、もしアダムが、罪を犯したエバを相手にしないで完成したなら、完成した主体が、そのまま残っているがゆえに、その対象であるエバに対する復帰摂理は、ごく容易であったはずである」(111ページ)と記述されていますが、完成したアダム(メシヤ)である真のお父様の御前に立たれた真のお母様(新婦)は、〝失楽園〟が起こる以前の「霊的堕落のみの時の救済摂理」の時点にまで立ち返った立場におられる〝特別な女性〟です②。その他の堕落世界にいる女性のだれもが「真の母」になれる資格をもって生まれてくるわけではないのです③。   -引用終わり

 

 

駒場グループに対する発言:①真の母は、天から送られてきて迎える存在ではなく(2014/7/10)

独生女正当化のための:②真のお母様は…〝特別な女性〟です。③その他の堕落世界にいる女性のだれもが「真の母」になれる資格をもって生まれてくるわけではないのです(2016/2/3)

とでは「真の母」についての捉え方が180度異なる。韓鶴子オモニの絶対化に歩み寄った発言と考えていい。

ここでは韓鶴子オモニ絶対化の是非について議論することはしない。ただ「本部」の極めて御都合主義的原理解釈の変遷(変節)、この事実について皆様に改めて冷静に考えて頂きたいと思う。

原理解釈を相対化して組織保身を図る
よりも食口の霊的生命を重視すべきだ
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