2016年10月23日説教 「王国の選民」 【英語説教日本語訳】(その1)

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王国の選民 ”Kingdom Elect”  10/23/2016  (その1)

 

ルカ14章から一緒に読みましょう。

14:7客に招かれた者たちが上座を選んでいる様子をごらんになって、彼らに一つの譬を語られた。 14:8「婚宴に招かれたときには、上座につくな。あるいは、あなたよりも身分の高い人が招かれているかも知れない。 14:9その場合、あなたとその人とを招いた者がきて、『このかたに座を譲ってください』と言うであろう。そのとき、あなたは恥じ入って末座につくことになるであろう。 14:10むしろ、招かれた場合には、末座に行ってすわりなさい。そうすれば、招いてくれた人がきて、『友よ、上座の方へお進みください』と言うであろう。そのとき、あなたは席を共にするみんなの前で、面目をほどこすことになるであろう。 14:11おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。
14:12また、イエスは自分を招いた人に言われた、「午餐または晩餐の席を設ける場合には、友人、兄弟、親族、金持の隣り人などは呼ばぬがよい。恐らく彼らもあなたを招きかえし、それであなたは返礼を受けることになるから。 14:13むしろ、宴会を催す場合には、貧乏人、不具者、足なえ、盲人などを招くがよい。 14:14そうすれば、彼らは返礼ができないから、あなたはさいわいになるであろう。正しい人々の復活の際には、あなたは報いられるであろう」。14:14そうすれば、彼らは返礼ができないから、あなたはさいわいになるであろう。正しい人々の復活の際には、あなたは報いられるであろう」。
14:15列席者のひとりがこれを聞いてイエスに「神の国で食事をする人は、さいわいです」と言った。

ところでジェームズ王の欽定訳聖書からの引用です。英国英語なので半分くらいの人は良く分からなかったかもしれません。(笑)

これは安息日にファリサイ派の指導者の家での食事の様子を描いたものです。ファリサイ派の人や律法学者、サドカイ人などがいる場です。婚礼の宴が行われているその場で最前列に座ってはならないといっているのです。なぜなら自分より偉い人が来た時に席を譲らねばならず面目をなくすからです。それよりも末座についていて招いた人から逆に上座を勧められるようにしなさいというのです。自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろうということです。

また午餐または晩餐の席を設ける場合には、後で返礼を受けるような友人、兄弟、親族、金持の隣り人などは呼ばぬがよいというのです。かわりに貧乏人、不具者、足なえ、盲人などを招きなさいといいます。そうすれば返礼を受けることなく天に宝を積むことになるというのです。主の来臨のときその報いを受けることができる。
英国英語は少し読みづらいですが、ここは適切だと思います。これを誰かが聞いてイエス様に「神の国で食事をする人は、さいわいです」といいます。

皆さん、実に切迫した時です。大統領選挙が目の前まで来ているので今日は少しいつもと変わった進め方をします。今はあまりにも多くのことがどっちつかずの状態にあります。世界政治においてもそれが言えます。UNやNAFTA(北米自由貿易協定)TPP(環太平洋パートナーシップ協定)などの条約を通してこの世界は中央集権の世界共産主義に向かうのか、主権国家がそれぞれ主権をもって自国の将来を考えることができるようになるのか。

天使長の権力の中央集権化が進むのか、それとも独立した主権国家の集まり、すなわち天一国として刈入れられる国々として残るのか。今はその中間にあるということです。後でそれに関してビデオを見ますがその前にこの話をします。

多くの皆さんもご存知でしょうが、一年前から国進兄さんは自分の住んでいる154番地の家に移り住むように勧めてくれていました。私は本来、林野に囲まれた荒野のもっと奥の小屋に住んでいたいくらいの者ですから、あまり洒落た家には住みたくありませんでした。そうこうしているうちに一年経ちました。

国進兄さんは皆さんもよく知るように明確な摂理的構想をもっています。またお父様に仕えるということを最大の目的にしている人です。この一年、「154はお父様の家だ、お父様は1時54分に聖和されたではないか。ここに来て以来お父様がこのペンシルバニアに導かれた徴(しるし)をいたるところで感じる。」と私に話してきました。そしてあろうことかこのペンシルバニア州の(票の)動向が大統領選挙を決める、ひいては世界政治の行く末を決めるというのです。ニューヨークタイムズの記事をこのあいだ見せましたね。「ペンシルバニア州が選挙の鍵を握る」という報道でした。この州が合衆国大統領を決め、国際政治の方向を決めるというのです。世界の方向性が直接この州で決められるということです。

このようなことは計画してもできないでしょう。私たちはウィスコンシンやメイン、フロリダなどほかの州に引越しすることもできたのです。なぜここ(ペンシルバニア)に来たのかは私たちの思惑を超えたところにありました。神様の導きです。

ともかく国進兄さんは154番地にこだわっていました。また別の証があります。あるおかしな人が、家を探すのに奔走してくれた兄弟のところに電話をかけてきて「自分はあの丘の上の154番の家を訪れたい」というのです。「神が住んでいるから」というのがその人の訪問の動機だったそうです。「この家に神が住んでおられるから行ってみたい」というのです。「私有地に勝手に入ることはできませんよ」とかなんとか答えたそうです。
ことある事に154という数字が飛び出してきます。(笑)
会議が午後1時54分に始まったり…。その会議がたまたま1時54分に始まった時、国進兄さんは私に「お父様がくださった徴(しるし)に違いない。だから154番に引越した方がいい」と私に行ったこともありました。しかし一年間「いやーどうも気が進みません」と断り続けてきました。その会議に出席していたリチャード、ティム、グレッグなら知っているでしょう。国進兄さんは執拗に私に勧めました。(笑)

個人的には私は荒野の方がいいのです。狭い家の方を好むのです。だから兄さんに拒み続けました。逆に私の方から農園を見せて「住むには自然の多いこっちの方がいいでしょう」と言ったこともありました。

しかし今週、お父様の築かれた基台がこの手に戻り始めました。基台は人のことを言っているのではありません。兄弟姉妹が戻ってくる現象は世界中で起こっています。日本や韓国のなどの指導的位置にある人々が腐敗したといっては家庭詐欺連合を飛び出しています。しかしこれらはお父様の基台の一部にすぎません。

お父様の築かれた基台には国家的なネットワークがあり、お父様が影響を与えた国家元首たちがいます。UPF(天宙平和連合)などを通して造られたものです。今やUPFもお父様を裏切りグローバリストの愚かな理念に同参していますが。

お父様は様々な国で権力を持つ人々に影響を与えてきました。言葉を変えて言えば天使長たちがお父様につながり少なくとも霊的面においては謙遜にへりくだったというものです。もちろんそうでない部分もあり混沌としていますが割合の問題です。一定の割合の人々が世界の(権力の)ネットワークの中で天使長側でなくアベル側として存在するということです。

もちろんどの国、どの国の指導者、政党、政治運動から始まるのか予想もつきませんが天一国憲法を採用する国が現れるでしょう。それがどの国になるかはまだわかりません。島嶼国家のバヌアツかもしれないし、アフリカ、あるいはロシアに近い国がまったく想像はつきませんがすべては神様の御手の中にあります。どの国から天一国が始まるか分かりません。

今週、皆さんにお知らせしたいのですが、高位にあるVIPが来るという情報を受けました。ですから(国進兄さんの)申し出を一年間断り続けてきました。また子供たちをそういう(贅沢な)環境で育てたくないと思いながら拒否してきました。

しかし国進兄さんは私(亨進ニム)は私だけを代表するものではなく、また私の(妻や子供のいる)家族だけを代表する者でもなく、普通の牧会者、普通の夫でもなく、再臨主から始まる地上の王権の代身者だと明確に語りました。全く立場が異なるのです。

もちろん私を見ればTシャツを着てブッシュクラフトで汚れたズボンをいています。しかしこれらは外的な問題です。そこに躓(つまづ)くならそれは愚かな人です。私は王統を継ぐものです。その王統は、神様、メシアから繋(つな)がるものです。

国進兄さんはそれを認識、理解しお父様の願いの前に謙虚でした。カインのように、また他の妬む兄弟のように私を亡き者にしようとはしませんでした。国進兄さんは私がこの立場を望んでいなかったことを知っていましたし、それでも私がしなければならないことであることを知っていました。私はこの立場を生き抜かなければならないのです。それがお父様に栄光をお返しする道なのです。

確かに荒野の酋長のような恰好をしています。ブッシュクラフトのサバイバルキットを提(さ)げています。しかしこれは外的なものにすぎません。

(国進兄さんは)こうも言いました。「君はもう檻の中の状態から抜け出すことはできないのだ」。私は冗談で「だからMMA(総合格闘技、檻で囲んで試合する)が好きなのでしょう」といいました。

つづく

翻訳:サンクチュアリNEWS管理人
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