「逆四位基台」図表をめぐる家庭連合の嘘

69 - コピー (2)

アダムとエバの主体対象の位置関係が逆転した上の図表は、2014年に牧会者の修錬会用のテキストの153ページに掲載されていたものだ。

image06

2014年牧会者能力強化プログラム必須課程

 真の父母様生涯路程講師教育教材

この件が問題になった際、家庭連合のラリー・モフィットがこの問題を詳細に検討し報告書を書いた。そこでの結論が今も家庭連合の公式見解となっている。

報告書はこういう。「この四位基台における図表の逆転は作業員レベルで起きたミスであり、テキストが公式に使用される前に発見された。」

つまり、「独生女理論の正当化」のために考案されたものではなく単なる印刷時のミスであり、しかも不特定多数の修錬生の目に触れることはなかったということになる。

しかしこの使用される前に発見された(つまり公的に使用されなかった)は明らかに事実と異なる。

Diagram WARS full   YouTube3
これは2014年8月21日から24日まで九里一和教育館D棟でおこなわれた祝福候補者修練会のテキストだ。
ここでも問題の図表は実際、そのまま用いられていた。

Diagram WARS full   YouTube22

また春爛漫さんによれば家庭出発修練会前の必修課程として開催された済州島特別修錬会(2014年6月15日から19日)でも用いられたという。 「毒水が下流まで」

上の2例から一般に帰納させるにはいささか無理があるが、春爛漫さんのブログの話、教区長がその「印刷ミス」未修正の講義案をわざわざ教会にもってきて区域の勉強会に平然と用いていることなどを考えあわせると、祝福候補者教育、家庭出発前他の教育にテキスト(講義案)として大っぴらに使用されていたことはまず間違いないだろう。

つまり「この図表が公的にもちいられなかった」というモフィットの報告は明らかに間違っているのである。また単純な(しかし致命的に重大な)誤植とわかっているものを繰り返し講義案として用いているとするならば家庭連合指導部が「脳死状態」でもない限り、それは「誤植」とは言えない。「独生女」を正当化するため考案され意図的、確信的に使用されているものと結論付けるのが妥当だろう。

 
 
「独生女」と心中する覚悟を決めた
家庭連合はなんでもするぞと思う人はクリックを↓↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村