韓お母様は「完成」しているのか―重要な問題

米国家庭連合のタイラー・ヘンドリックス氏がサンクチュアリ教会を意識したビデオをYouTubeで公開している。

つまるところその論点は韓お母さまが「完成人間」「完成したエバ」であるのかどうかである。ひとたび「完成」しておられることが明らかになれば韓お母さまは神様と一体になっておられその言動は神様のものとみなすことができ、いかなる韓鶴子お母さまへの讒言も神様への讒言とみなされる。

それほど重要な問題である。

そして家庭連合、ヘンドリックス氏は「お母さまは完成した」と主張する。

それに対する重要な反証がある。それはお父様のみ言葉だ。

「お母さまは2013年6月16日までに完成しなければならない。そうして本然の位置にまで戻らなければならない」―2007年5月11日 天正宮訓読会

ここで日本家庭連合のサンクチュアリ教会対策ビデオ講義の中で本部の太田講師はこの問題について、「6月16日ではなく2月16日である」とサンクチュアリ教会側がお父様が語られた日付を誤っていると指摘し、また原語(韓国語)では「このことを完成させなければならない」と言われており「お母さまご自身の完成を言っておられるのではない」ことを言外ににおわせている。

しかしそれは反証として説得力のあるものではない。

真に説得力ある有効な反証は『「お父様はお母さまが完成した」とこの日述べられている』という積極的かつ直截なものでなければならない。お母さまの完成の期限が4か月早くなったからと言って有効な反証になるとは言えまい。いずれにせよお父様は韓鶴子お母さまが『2013年のいずれかの日までに完成して神様の直接主管圏に入らなければならない』と言われているからだ。

私が93歳、お母様が70歳で完成級の聖婚式をもつことですべての祝福家庭と共に完成した天地の時代に入ることができる。―2011年8月29日天正宮訓読会 

とお父様はおっしゃったが、2012年のご聖誕日に行われる予定の聖婚式をお父様はキャンセルされた。そしてお母さまにさらに一年の猶予を与えられ、願われる基準での一体化を待たれた。

しかし、お父様のご聖和により、その最後の完成段階の真の父母聖婚式は果たされることはなかった。
 
 
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孝進と興進が勝利的アベル・カイン―韓お母様


ヨーロッパの特命総使である朴魯煕(パク・ノーヒ)氏が先日、11月29日オーストリアのウィーンで開かれたある会合でスピーチを行った。

その中で9月に会った韓鶴子総裁の様子をヨーロッパのメンバーに伝えている。

「真のお母さまは今、真の家庭が直面している困難について涙を流しながら話をされました。しかし、お母さまは

 『真の家庭の摂理的四位基台は、孝進、興進、二人の孝子、アベル・カインによって完成したのです。非原理的活動をして天の父母さまの摂理に逆らい、真の父母に孝心をあらわさない息子、娘はいらない』 

と強い調子でおっしゃいました。
昨今、統一食口は身内に起こった原理的観点から見ても正しくない問題、困難によって混乱し当惑していますが…」

【以上、一部抜粋】

 

孝進様も興進様もすばらしいご子女様だ。だが、お二人がアベル・カインの実体基台を完成したとは考えにくい。

実体基台は地上で完成させなければならない原理的要請があるが、興進様は1984年の初めに交通事故で聖和されている。その時の年齢は17歳だ。

それ以前に孝進様と興進様がアベル・カインの実体基台を完成させたという話は聞いたことがないし、それを証するお父様のみ言も見たことも聞いたこともない。他方、国進様と亨進様がカイン・アベルを勝利したというお父様のみ言は確かにある。

国進と亨進、この二人の息子はカイン・アベルとして一体化した。
2012年6月5日 ハワイ

もしも「いや霊界で立てた」というなら完全に原理を逸脱している。

一体どちらが非原理なのだろうか。

 
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