わたしにむかって「主よ、主よ」と言う者が、みな天国にはいるのではない-4月15日英語説教「鉄のつえの王国12」その2

Kingdom of the Rod of Iron 12   April 15  2018   Rev  Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo.png

4月15日英語説教「鉄のつえの王国12」

翻訳:管理人

社会主義的な教会にいて、どうしてクリスチャンとしてそう自信満々でいられるのか。
牧師、牧会者から社会主義的なメッセージを聞いて・・それが何を生み出すか分かりますか。
皆さんは自分のことを保守派といっているからわかるでしょう。社会主義は何を造り出すのか。
地上の地獄です。
一つ一つ実例を見てください。まず根本的に道徳心がありません。

黙って座って牧師の話を聞いてみなさい。イエスがまるで社会主義者が共産主義者のように語っています。狂っているのです。

天国に行くですって?
いいえ、偽りの教えに従っています。
偽イエスを追いかけているのです。だから自信を持つのは止めた方がいい。

「わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではない」

そのくせ私たちのことをカルトだと呼びたい、私たちが小さな教会だから。簡単に潰せると思っている。しかし聖書を読んでいるのはどっちですか。神様の属性は変わらない、聖書もそう言っている。天国ができた途端に独裁者になどなるはずないのです。しっかりしたシステムをもち、チェック&バランス(抑制と均衡)を備え、しかも神様の本性が現れる。

エデンの園の神様と同じ神様です。何もかも。自由意志がそのときすべてをぶち壊したからと言って、それを取り上げたりされないというのです。(そうすると)私たちはAIになってしまう、ロボットになってしまう。すべて台無しです。人間ではなくなってしまう。

一般のクリスチャンが教会に通うのは、伝統に従っているだけ。
日曜に昔から通っていたから。
お母さんも通いおばあさんも通っていた。

皆さんは、はっきりと考えなければなりません。教会で社会主義的な話を聞かされている場合には特に。それはもう国営教会です。もはや帝国に対してイエス・キリストの福音をもって立ち向かう教会ではない。しかも偽りの教義に従っている。そこではアフリカの子供たちを救うだとか、シリアの子供たちを救う、とか言っているかも知れないけれど。そういう奉仕活動をしているかもしれません。あなたは、しかし、誤った教えに従っている。誤った文明-サタンの文明のために戦っている。あなた方は来る日も来る日も左翼を非難してきたではないですか、自分は保守だといって。

なのに、神の国が来るとき、どうしてそれが左翼的国家になるというのですか。大麻でも吸っているのですか。

ちょっと待ってください。
全く馬鹿げていて話にならない。

この警告は重要です。この警告を逆に私たちに投げるのです。「カルトだ」とかなんだかんだ言って。われわれが社会主義キリスト教に見向きもしないという理由で。共産主義者のようなメッセージを出さないから。ああ。ディープステートは素晴らしい、ああヒラリー・クリントンは女神だ、などとはいわないから。

その私たちがカルトだということになっています。

いや、あの豪勢な教会、牧師、牧会者たちこそ大衆を騙している。キリスト教的な言葉、話を使って、それを教義だと主張している。共産主義者になるだけです。中国の共産主義者はどんな「キリストの福音」をおしえるというのでしょう。どんなことがあっても共産主義者でなければならないのです。それは地獄への道です。

キリストは共産主義システムを打ち建てるために来られるのではありません。習近平が喜ぶような、あのちっちゃな皇帝気取りの習近平。

マタイ10章にこうあります。

行って、『天国が近づいた』と宣べ伝えよ (マタイ10:7)

行って神の国を伝えよと。

ルカ4章43節、

「わたしは、ほかの町々にも神の国の福音を宣べ伝えねばならない。自分はそのためにつかわされたのである」

「伝えなければならないと言っているのです。「わたしは、ほかの町々にも神の国の福音を宣べ伝えねばならない」と。これはイエス・キリストご自身の言葉です。クリスチャンが聖書を読まないのは残念です。イエスご自身の言葉です。

マタイ4章23節、
「イエスはガリラヤの全地を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、・・・」

御国の福音、御国の福音です。イエス様は全地を巡り歩いて、十字架の福音を説かれたのではありません。十字架上の死と、埋葬と、復活。そのような福音を全地で説かれたのではないというのです。イエス様は御国の福音を説かれたのです。

ここで「すべてたとえで語られた」などといって茶化さないで下さい。イエス様は一般大衆に別の福音を教え、個人的に弟子たちにはまた別の福音を教えたのではありません。

一般大衆が神の国を少しでもイメージできるようにと、たとえ話で話されたのです。自分の側近に「十字架の福音」を説き、一般には「御国の福音」を説いた、これはまったく馬鹿げた話です。

キリストご自身がいているではないですか。私はたとえと徴(しるし)をもちいて神の国を説明すると。たとえと徴(しるし)をもちいて全く別の福音を説くなどとはいっていないのです。つまり十字架と死と蘇りの教え。しかしこちらの福音の方を、どの教会に行っても99.999%の確率で教えられるのです。だから彼らが実際に実体の神の国が実現するなどと信じていないということなどには驚かないのです。マタイ6章でイエス様が、こう祈りなさい、こう祈りなさい、といっているにもかかわらず!

「御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように」

ところがメガ・チャーチ(超大教会)でも、カトリックのような小児性愛にふける大教会でも、メソジスト教会でも、主要な福音派教会でも地上天国が来るとは信じていないのです。

一体どんな聖書を読んでいるのですか!黙示録をどう説明するのか。ダニエル以降の預言者の言葉をどう説明するのか。

マルコ1章14節、
「ヨハネが捕えられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた」
神の国の福音です。神の国についての良き知らせです。良い知らせ。もしあなたが神の王国とその憲法を知るならば、どれほどの慰めを心に得ることでしょうか。貧しく迫害を受ける魂であれば、神の国とその憲法、天一国憲法の力を理解すれば、大きな安息を得るというのです。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイ11:28〜30)これを彼ら(社会主義共産主義者)は恐れるのです。社会主義、共産主義は大衆を誘惑する力を持っているのです。特に貧しい者、貧困にあえぐもの、迫害されるものに対して。

こうして階級闘争にもっていくのです。彼らを助けるために中央権力を取る。そしてスーパーエリート階級となったら、選挙で応援し、権力を握ることを支援した大衆からだまし取るのです。誘惑しておびき出した挙句に。人々を武装解除し、弱者にして、ボロボロにして。

大衆が中央権力を与えたのです。それをひとたび掌握すると、もう軟禁状態。軍の戒厳令のもとで軟禁されるというのです。

こうして貧しい者、虐げられる者が罠にはまってきたのです。甘い言葉につられて。皆が平等になる・・・金持ちを追放せよ・・奴らから金を奪うことに協力したら、分け前をやろう・・・これを組織犯罪と呼びます。組織犯罪です。政府の道徳は、すなわち組織犯罪なのです。

しかし神の国を理解し、その憲法を見て理解するならば、これは恐ろしいというのです。
神の国の福音は、燎原の火のごとく拡がるからです。

つづく

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