イエス様の王国は実体の王国-4月1日鉄のつえの王国11(英語説教その1)

Kingdom of the Rod of Iron 11   April 1st  2018   Rev  Hyung Jin Moon   Unification Sanctuary  Newfoundland PA on Vimeo.png

4月1日鉄のつえの王国11 2018年4月1日

翻訳:BAMBOOS

鉄のつえの王国11に入ります。マルコ10章です。13節から一緒に読みましょう。

13:イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。14:それを見てイエスは憤り、彼らに言われた、「幼な子らをわたしの所に来るままにしておきなさい。止めてはならない。神の国はこのような者の国である。15:よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。16:そして彼らを抱き、手をその上において祝福された。

非常に重要な聖句です。この子供たちは興奮してキリストのところに行きたいと思っていました。キリストの面前で祝福を受け、その力に同調したいと思っていたのです。キリストの近くで神様の王国を感じたいと願っていました。そのような純粋な心情と性質を持った子供たちでした。弟子たちですら煩わしく思って向こうへ行くように言いました。しかし、神様(イエス様)はだめだと言い、叱らないで連れてきなさいと言われたのでした。というのも、若者、次世代を訓練したいと思っていたからです。

これが重要なことであるのは、サタンも良く知っているからなのです。サタンは若者について行こうとするからです。マルクス主義に含まれている内容です。マルクスの10か条です。教育システムを乗っ取らなければならないとしています。子供を教化しなければならないというのです。子供を洗脳しなければならないとされています。学校のシステムを乗っ取って幼い子供を洗脳し、社会主義者、共産主義者にしようというのです。子供は社会主義の哲学的位置を理解していません。それは非道徳的、非倫理的な位置にあります。

今日ここには準備していませんが、チエニムがインスタグラムで素晴らしいグラフを出していました。

Ji yea Park Moonさん kahrqueen • Instagram写真と動画

チエニムのインスタグラムより

社会主義者は上流階級と下流階級があると言い、上流階級・金持ちが問題でありそれ以外は被害者だと言います。しかし、もう一つのグラフでは別の切り口で見せており、上下に下流、中流、上流という階級がありますが、右側が赤いエリアに区切られていて、それは政府を利用して他人の物を奪う人々だとしているのです。経済的に低い状態にある人々の中にも社会主義者がいて、非道徳的に他人の物を取って自分や友達の物にしており、また中層にも上層にも同じような人がいるというのです。すべての階級にいるわけです。

階級の違いが問題ではないということです。問題なのはそのような様々な層に存在するプレデターなのです。そういう人たちは、不道徳なことを利用して強制的に資源を奪うことを厭いません。そして自分たちや自分の友達に「再配分」するというのです。それがいわゆる社会的再配分です。聞いたことがある人がいますか。

バーニー・サンダース(バーモント州選出のアメリカ合衆国上院議員。2016年にヒラリー・クリントンに大統領民主党候補の争いで敗れた)がいつも言っていたのです。学校は人間の権利だと。無料のコンドームもそうだと言っていたのですか。私は聞いたことがありませんが(笑)。無料の大学が権利だと。この人は話をでっち上げているだけです。

一般の商品と公共の利益を区別しなければなりません。例えば社会主義体制で、社会主義者はよくこういう話をします。「あなたは軍隊を信じていないのですか」「あなたは警察を信じていないのですか」「そのための税金は取らなければならないのです」と。そういう話を持ち出すのです。ところが、公共の利益や公共のために必要とされるものと、一般商品には違いがあります。

外国の侵略に対する国の安全保障は公共の利益です。一般の商品とは異なるものです。商品というのは自由市場の中にあって、私も経済の専門家ではありませんが、医療のようなものや、学校教育のようなもの、いろいろな製品、事業、サービス、そういったものは自由な交換によって得られるものです。相互利益のある交換です。

公共の利益というのは、例えば軍隊は外国の侵略に対する安全のためのものですし、私たちは地元の警察や民兵組織のために貢献することもあります。

天一国の政府が持つ責任の1つには、大企業が巨大な市場を独占できないようにするための反独占法を作ることがあります。また2つ目は民兵を招集することができるということです。分権化された軍隊、民兵が、外国の侵略の場合に招集されます。しかし、連邦政府の中で巨大な階層組織を持ち、軍産複合体と共に巨大な軍隊の官僚組織を持つことはできないのです。そうすると、ヒラリー・クリントンやヒトラーのような人物に乗っ取られてしまうかもしれないのです。

ヒトラーはビルダーバーグ・グループと大きな金融資本家の支援を得ていました。人々に担保権を行使し、資産を盗んで銀行に返済させるために。それはヒトラーがやっていたことです。第二次世界大戦でヒトラーがヨーロッパを席巻した時、ドイツの国の負債は減ったでしょうか、増えたでしょうか。減ったのです。銀行に返済していました。それが理由だったのです。彼らは国の負債に担保権を求めました。

自分の町にギャングがやってきて、あなたが返済していないものを取り立てに来たとしましょう。家を叩き、あなたの子供を叩き、あなたを殴ります。アジアにはヤクザとかありますね。韓国にもカンペがあります。人を殴って脅すのです。殺すことさえあります。ギャングはそのようなことをします。

こちらの話はただ大きなレベルであるというだけです。国のレベルです。大きなギャングがいるということです。連邦の支配下の官僚機構です。ドイツのワイマール国家です。大きな銀行が、急いでお金を集めて返済するように支援していました。カンペやヤクザのようなものです。借りているものを回収するのだと言っているのです。

ギャングには必ずみかじめ料の取り立て屋がいます。店を開いているとやってきて、「俺たちが守ってやる」「ここで何も起きて欲しくないだろう」と言うのです。それで仲間のごろつきがやってきて商売の邪魔をします。「ほら見ろ。金を払わなかったからだ」と。こういうことをギャングがやります。

しかし、大きなレベルでは政府がやっていることなのです。「あなたの安全のためにお金を集めています」と言って、いつも安全、安全と言っています。それはみかじめ料なのです。しかし国が豊かになれば気づきます。「ちょっと待てよ、自分たちは政府にそういうことには関与して欲しくない。政府には自分たちの資産を保護して欲しい」と言うようになります。なぜなら大変なビジネスを展開しており、創意工夫と相互取引と、ウィン・ウィンの関係を通して恩恵を得ているからです。それで政府は資産を保護するのに協力すべきだと。

自分たちが犠牲者だと言う階級の人々を救う事業に取り組むべきではありません。政府は資産の保護を支援しなければなりません。それを行う最大の方法の1つが反独占法です。本当に重要です。しかしまた、人は常に政府に寄りかかるものです。「自分のためにこれをやって欲しい、あれをやって欲しい」「これをくれ、あれをくれ」と。しかし、いつも忘れてしまっているのは、政府が何かを提供するということは誰かから奪っているのだということです。ですからそれは非道徳的な行為です。誰か他の人から何かを強制的に盗むことが非道徳的でないということがあるでしょうか。

私があなたから30パーセントを盗みます。その上それを道徳的なことにしてしまうということです。もちろん社会主義者の中には、自由市場の中に少しだけ社会主義を取り入れるべきだと言う人が多いです。例えば30パーセントとか40パーセントとか。では誰かを40パーセントだけレイプしてそれでも良いことになるでしょうか。誰かの家に押し入って40パーセントの資産を奪ってそれで良いでしょうか。根本的に非道徳的だというのが問題です。基本的にその思想自体が非道徳的だということです。そういうわけで私たちはそれを政治的なサタン主義者の思想と呼びます。というのは、それが悪を完全に正当化する環境を作り出してしまうからです。あなたを支配するギャングを完全に正当化するのです。

政治的に積極的な姿勢を崩してしまうなら、自分に劣る人に支配されてしまいます。善良な人たちが熱心に働き、事業を起こし、成功して、素晴らしいウィン・ウィンの関係を築いているのを知っています。それでも狼たちは周りをうろついているのです。ですから善良な人たちにとっても、目覚めて反撃することが非常に重要なことです。自分より劣った者たちに支配されるままになってはいけません。

王国が実現すれば、神様の王国の憲法を見て見れば、自分より劣る者に支配される必要はもうありません。その重荷は取り除かれています。しかし王国が来るまでは、マタイ6章の主の祈りで「御国が来ますように。御心が天で行われる通り地でも行われますように」と言っているように、イエス様が語られている王国とは実体的な王国であって、単なる霊的な王国ではありません。本物の人が住む、実体的な王国なのです。

ですから神様の王国が到来して重荷が取り除かれますが、王国ではまだ用心が必要です。なぜなら王国でも自由意思があるからです。黙示録20章には、ゴグ・マゴグの戦いで、サタンが世界の隅々から海の砂のように大勢を集めて信者と戦う、と書かれていることを私たちは知っています。黙示録20章7節から読めば、キリストによる千年王国が来たとしても、それでも悪が存在するとされています。

つづく

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