祝福献金返還の件

 
 
以下に掲載する文書は今年3月、葛西教会に対して西田耕一氏が自分の主張を「内容証明郵便」として送付したものである。その後、交渉は進展していない。


 

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世界平和統一家庭連合
葛西家庭教会 御中

祝福献金の返金の件

昨年12月15日に祝福献金の返金の件で電話を致しました、西田です。

貴教会の(さかいや)教会長からは、献金については、当時はコンピューター管理ではなく、紙の記録での管理で、なおかつ当時の書類は別の場所に保管していて確認に時間がかかるので、1月10日までに返答するとの回答を頂きました。

しかしその後全く連絡を頂けなかったため、1月18日に電話をしたところ、記録が一切残ってないので、献金の事実を確認することができないとの回答がありました。

貴教会に献金の履歴が残っていないというのは、貴教会の重大な落ち度だとは思いますが、それは単に当方の主張を否定する根拠がないことを意味するにすぎず、祝福献金の返金を拒否する根拠にはなりません。
貴教会には祝福献金として、2002年に100万円と21万円を納付し、2008年にも140万円を納付致しました。ですので貴教会に対して261万円の返金を要求します。

祝福献金は高額ですので、当方では当時の状況について細かく記憶しております。2002年は日韓ワールドカップがあった年です。

当時、貴教会の総務の河原さんに韓国ツアーを誘われて、初めて清平の役事に参加しました。帰国後、河原さんに貯金の額を聞かれ、何故そんなことを聞くのだろう、と疑問に思っていましたが、その直後に献金の要請がありました。

それで私は100万円を準備して、祝福献金として献金致しました。その後、まだ教会全体の献金が目標に対して不足しているので、何とか協力して欲しいとの連絡があり、更に21万円を献金しました。

この21万円は総生畜献金に充てると言われましたが、これからまた祝福を受けることを考え、祝福献金に充ててもらうように頼み、いずれも河原さんに直接手渡しをしました。

2008年の1月には140万円を当時の朴教会長に直接手渡ししました。(祝福献金としては払いすぎですが、あまり深く考えていませんでした)

献金については、貴教会には重大な疑惑があります。それは祝福をネタにして過度な献金を強要してきたということです。

当時、貴教会の家庭部長と婦人部長は宇田川婦人が兼任していました。婦人部長というのは教会で献金に責任を持つ立場だそうですね。宇田川婦人自身からそう直接聞きました。

私は宇田川婦人に祝福に推薦して欲しいとお願いしていましたが、ある日婦人が「教会長には話しておいたから、今度面接をして下さるわよ」と報告してくれました。

私は喜んで面接に臨みましたが、教会長からは「私は推薦しても良いと思ってるんだけど、婦人部長が反対してるから、今回は推薦できない」と言われました。

私は驚いて、宇田川婦人に「祝福に反対しているのは、実はあなただそうですね。教会長から聞きましたよ。何故そんなことをするんですか」と聞きました。
その時何と言ったか、宇田川婦人は覚えているでしょうか?彼女は私にこう言いました。

「だって先週献金の件で電話した時、あなたは途中で電話を切ったでしょう」

確かにその時、私は途中で電話を切りました。しかしその前に、宇田川婦人にこう伝えました。

「既に祝福を受けている方なら、夫婦で相談して献金するのだから良いと思いますが、こっちは借入で献金しているのに、祝福前にこれ以上借入を増やせば、相手に躓かれてしまいますよ」

献金要請の電話を切られた仕返しができて、スッキリしたでしょうか?彼女は一体何のために教会の公職を務めているのでしょうか?

また2008年には教会から3000万円の献金の要請がありました。知り合からお金を借りて、それを献金に回して欲しいということでした。

教会長からは「返済は教会でするので、3000万円を借りてきて欲しい。」「儲かる話がある、とか、新規事業を立ち上げるとか適当なことを言って、うまく話をまとめて欲しい」と言われました。

しかし実際には、儲かる話がある訳でも、新規事業を立ち上げる訳でもありません。ですからこれは詐欺(刑法246条)です。

しかし祝福を受けた後ではあっても、家庭出発前の大切な時期に、教会の意向に逆らって献金の要請を断るようなことは、当然できるはずがありません。

私はやむを得ず、知り合いの不動産会社の社長に頼むことにしました。教会で祈願書を書いて、数人でお祈りをしてから先方の会社を訪問しました。

しかし借り入れはできませんでした。しかしこれは詐欺が未遂(刑法250条)に終わったことを意味するだけで、犯罪であることに変わりはありません。

しかもこれらのことが原因となって、2回目の祝福も解消になってしまいました。

この件について、貴教会の活動については、重大な疑問があります。果たして貴教会は祝福を推進しようとしているのですか?それとも祝福を破壊しようとしているのですか?
祝福を受けた後、家庭を出発する前の重要な時期に、相対者に内緒で3000万円を借りたことが知られた場合、相手はどう思うでしょうか?また貴教会は、この様な活動が、本当に宗教活動だと主張できるのですか?

祝福が解消になった後、この件については、教会とは何度も話し合いをして、喧嘩にもなりました。川島青年部長からは、結局借りられなかったんだから、もういいじゃないか、と言われました。(さかいや)教会長も1月18日の電話で同じことを言っていましたね。

果たして本当にそうでしょうか?貴教会が祝福献金の返金に応じない場合は、これらのことも含めてハッキリさせることになるでしょう。

当時の3000万円借り入れ要請の関係者を列記します。
・朴教会長(当時の教会長)
・宇田川婦人(当時の葛西教会の家庭部長兼婦人部長、現新宿教会家庭部長)
・川島さん(当時の江戸川青年部長、現新宿教会長)
・その他名前は覚えていませんが、相対者がいた荒川青年部の家庭部長も本件を承知していました。

今までは、家庭連合で祝福を目指しておりましたので、様々な事情を甘受して参りましたが、今般家庭連合を退会することを決意致しましたので、祝福献金は返金をして頂きたいと存じます。

このまま放置をしておけば、私が泣き寝入りをすると誤解しているかもしれませんが、この件につきましては必ず返金をして頂く覚悟です。

 

平成26年3月22日

西田 耕一

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祝福献金返還の件」への3件のフィードバック

  1. 6500truefamily の発言:

    勇気ある公表に感謝いたします。家庭連合は経済活動(献金要求)をするために祝福だの先祖解怨だの特赦だのといった疑似宗教行為を行っているにすぎません。彼らは詐欺行為を行っているのです。同様な事件を起こさないためにも、家庭連合と関係者を徹底的に追求し、反社会的行為を続ける家庭連合の宗教法人取り消しを求める運動を展開すべきだと思います。

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  2. キン斗雲 の発言:

    家庭連合の献金について、貴重な情報をありがとうございます。

    どちらの当事者にも、それぞれ言い分がありそうです。お互いに神様とは離れた動機がみえるからです。

    一方はお金。他方は祝福。という動機。

    どちらも神様の為だったというでしょう。しかし、違います。

    その動機を振り返り、あらためた側が勝利者でしょう。

    どちらにも神様の前で生まれ変わる必要があると思います。

    これが家庭連合の過去の一面だといたしましょう。

    いずれにしても、過去は悔い改めて赦せるところは赦して、前に進むほうが大切です。

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