首謀者はヘイトを無くすのではなくむしろそれを煽っている「鉄のつえの王国」本翻訳 第4章(後半)(その9)

鉄のつえの王国      文亨進  著

第4章   左翼ファシストの西側への脅威    

The Leftwing Fascist Threat to the West

 

多数から一つへ?         E Pluribus Unum?

アメリカ建国のビジョンは、その国章に刻まれています。「E Pluribus Unum」。その意味は「多数から一つへ」。人種、宗教、国籍が何であれ、「生命、自由及び幸福追求に対する侵すことのできない権利をもつ」という保証のもと、皆がアメリカン・ドリームへの参加を歓迎されるのです。

マーチン・ルーサー・キングの有名な言葉に、人は「肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される」べきだ、というものがあります。

「多様性」を意識するあまり、左翼は国章のモットーを「一つから多数へ」と逆にしています。彼らのポストモダンの「多文化的な」言い方をすれば、建国の理念は単に「白人男性の特権」をごまかすためのものだ、といいうことになります。彼らの見方では、私たちは一つではないのです。私たちは、「多様な」人種の集合であり、増加の一途をたどる、人種/性別/トランスジェンダー/LGBTQのグループなのです。そして政府の権力を使って「平等」を押し付け、かつての犠牲者から奪い取ったお金を再分配させることを求めているのです。

全米の大学で広く使われている言葉に「白人の特権」というものがあります。テキサス州立大学の学内新聞の論説には「あなたの(白人の)DNAは忌まわしいもの」の見出しで「合衆国で白人であるということは人種差別者の権力システム永存させてきた構成概念だ」とし、記事はこう続けています。

texas univ your DNA is an abomination Google 検索

「白の死は全員にとって解放を意味するだろう・・・それが成るまでは、これを覚えていてほしい:あなたたちは存在すべきではなかったから、私は憎む。あなたたちは地球上の支配的機構であり、あなたに出会った他のすべての文化をその内で殺す深い淵だ。」

しかし、アメリカがもしそのような白人優位主義の怖ろしいところであるなら、どうしてこれほど多くのアフリカ人、アジア人や、ラテン・アメリカ人が、ときには命懸けでこの国にやってくることを望むのでしょうか。世界のそれらの地域から移民してきた第一世代が何世代もアメリカで住み続けている平均的アメリカ人よりもいい暮らしをしているのはどうしたことなのか。おそらく、彼らはアメリカの大半の大学生が知らないアメリカについて何かを理解しているのかもしれません。それは、アメリカで一生懸命働くならば本国では想像もできないようなチャンスに出会うことができるということです。

確かに、どの国にも多数派にはそれなりの特権があるでしょう。日本にいる日本人もそうでしょうし、中国に住む中国人もそうでしょう。またアメリカに住むヨーロッパ人を祖先に持つ人々にも言えるでしょう。しかし、民族ベースの政治論信奉者たちは「少数民族」であるアメリカ在住のアジア人の平均所得が他の民族を抜いて最高の、81000ドルで、「白人」を33%上回っていることをどう説明するのか。

神が世界で最も自由が豊かな国として祝福して下さった国を蔑むように教え込む大学に自分の子供たちを行かせるかどうかについて、私はじっくり考えることにしたい。

 

反ファシズム      ANTIFA

全米各地で開かれた「反ファシスト」の集会で、黒い服を身に着け、共産主義のシンボル「鎌(かま)と槌(つち)」を派手に描いたスカーフで顔を覆ったANTIFAというグループのメンバーたちが、横断幕を掲げて行進しながらアメリカ人に「白人至上主義を倒せ」と叫んでいた。この「ANTIFA」という名称は、普通「反ファシスト(anti-fascists)」や、「反ファシストの活動(anti-fascist action)の省略したものと思われがちですが、じつはAntifaschische Aktion(反ファシスト行動)という、1930年代に活発だったドイツの共産主義運動からとったものです。下の写真の中央ではANTIFAのデモ隊が共産主義のシンボル「鎌と槌」の入ったケープをまとっているのが見えます。

antifa hammer and sickle cape Google 検索

作家で映画製作者のディネシュ・ドゥスーザはこう指摘しています。

「・・自称反ファシズムと、ファシズムの間の密接な関係は、ANTIFAの主要なスポンサーであるジョージ・ソロスの知られざる一面に見出すことができる。ハンガリー生まれのソロスは、その抜け目ない世界的投資と為替操作で億万長者になった。ソロスのクォンタム・ファンド(訳注:ヘッジファンドを運用するジョージ・ソロスが総帥を務める投資会社)は世界最初の民間ヘッジファンドのひとつだ。ソロスは200程の左翼グループの主要な支援者であり、その中にはプランド・ペアレントフッド、ムーブオン、ブラック・ライブズ・マターなどが含まれる。

ソロスはまた、自称、反ファシスト・グループにも支援している。今年、ソロスが支援する団体アライアンス・フォー・グローバル・ジャスティスは、リフューズ・ファシズムに関係する戦闘的なチンピラどもに5万ドルを寄付している。
ソロスは単に何かの活動に資金を投入しているだけではなく、破壊的暴力援に援助しているのだ。ソロスの、特有の衣装を身に着け、棒切れを振り回す戦隊はまさに私設軍だ。イタリアの黒シャツ隊や、ナチの突撃隊と同じように、金で雇ったチンピラの傭兵をつくり出した。ソロスの戦略は十ないし数百のグループを送りだして、どれが一番効果的か見極めるといいうものだ。投資資本の市場からお金を借用して、私に言わせれば、ソロスは金で雇ったチンピラをつかって「ベンチャー暴力」を行使している。」

ドゥスーザは、1998年CBSの60ミニッツ(アメリカの人気ドキュメンタリーテレビ番組)でソロスにインタビューに注目する。その中でソロスは十代の頃ハンガリーでユダヤ人の資産と所持品を没収するのを手伝ったとき、何の罪の意識も感じることはなかったと語っていました。ドゥスーザはこう結論します。「ソロスと左翼による自称、反ファシズムは詐欺行為だ。なぜなら彼らが闘っている相手、ファシストなど存在しないからだ。彼らの活動で、走ズムを見つけるとするなら、それは彼らの活動そのものがそれだ。」

メディアは左翼の語るものが辺りによろこんで加担し、そのファシスト的傾向を覆い隠しました。ユーチューブは、最近、南部貧困法律センターにその「ヘイト監視リスト」に入っている他のチャンネルと共にサンクチュアリのユーチューブ・チャンネルを停止しました。

停止されたリストには元大統領候補や、アメリカ合衆国住宅都市開発省長官のベン・カーソン、それにソマリア生まれの男女同権主義者アヤーン・ヒルシ・アリなども含まれています。アヤーン・ヒルシ・アリは、イスラム世界での女性の権利を唱え、強制的結婚、名誉(暴力)殺人、子供の結婚、女性器切除に異を唱えている人です。

南部貧困法律センターの「ヘイト監視リスト」には、家族調査評議会やルス・インスチチュート、アライアンス・ディフェンディング・フリーダムや、自然な結婚を支援する団体、アメリカの人権宣言に保障された信仰の自由を支援する団体も含まれているます。南部貧困法律センターは悪意をもって、南部民主党がその創設に関わったクー・クラックス・クランなどの正真正銘の人種差別団体と同列にそれらの団体を扱っているのです。

作家で、フィランスロピー・ラウンドテーブルの副会長でもあるカール・ジンスマイスターはこう説明しています。

「自分と意見が異なるものを黙らせる、これは最もアメリカ的でない。厳密な討論と、誠実な話し合い、考え方の、オープンなやり取り、これがアメリカのやり方だ。しかし自由な思えと言論が、耳障りのいい名前を付け、その悪辣な意図を隠した団体によって脅かされている。その団体とは南部貧困法律センター(SPLC)だ。」

ジンスマイスターは南部貧困法律センターのリーダー、マーク・ポトクが支持者に語っている内容を撮ったビデオを指摘しています。

マーク・ポトク「・・・マスコミはわれわれが「ヘイト団体を監視する」と言っているが・・・私ははっきりいっておきたい。われわれの人生の目的は、それらの団体を壊滅すること、完全に壊滅することだ。」

南部貧困法律センターの背後の首謀者は、ヘイトを無くすのではなくむしろそれを煽っているのです。

Google 画像検索結果 https 2ndvote com wp content uploads 2017 08 splc logo png

南部貧困法律センター

このような「マッカーシズム(訳注:1950年代にアメリカ合衆国で発生した反共産主義に基づく社会運動、政治的運動)的な」戦術ゆえに、南部貧困法律センター自身が地球上で最も大きな左翼ヘイト団体とみなされるべきでしょう。

これもユダヤ・キリスト教的価値を嫌うジョージ・ソロスや他の金持ち左翼が資金援助しています。南部貧困法律センターの攻撃に同調するグーグル、YOUTUBE、フェイスブック、ツイッターなどによる、アメリカ建国のビジョン、すなわち小さな政府のビジョンを支持する保守系団体への攻撃は、自由を愛する者たちの背筋を寒くします。

4章終了

翻訳:Harry

つづく
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中