ワシントンポスト特集記事「主のための臨戦態勢」(その1)

Two sons of Rev Moon have split from his church — and their followers are 1The Washington Post

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2012年のRev.ムーンが亡くなった後、教会は分裂。二人の息子が新たな教団を立ち上げた。信徒たちは終末を待ちわび・・・しかも彼らは武装している。

主のための臨戦態勢(Locked and Loaded for the Load)

文: Tom Dunkel  写真 Bryan Anselm

2018年5月 21日

サンクチュアリ教会-その正式な名称は、世界平和統一聖殿。また、さらに雄々しい響きで「鉄のつえミニストリ」とも呼んでいる。ペンシルバニア、スクラントンから南東に25マイル(約40km)のニューファウンドランドを巡る州道沿いにひっそりとそれは建っていた。

以前は、聖アンソニー・カトリック教会だった、平屋の低い構えの建物だ。それ以前には、コミュニティのための劇場として使われていたという。だから舞台の正面の半円形の部分にしか席がない。そのかつての舞台がいま、祭壇、説教壇になっている。

今年2月のある日曜の朝、故文鮮明師の息子である38才の亨進(ショーン)牧師が白のパーカーとカーゴパンツのいでたちでステージに登場した。「さあ、始めて」と声をかけるとエレクトーンに合わせて二人の女性ボーカルが聖歌隊として歌い出した。4曲続くその最初の曲を歌い始めた。

「オー・ライト・オブ・グレース・・・シャイニン アバーブ、ライティング マイ ディム、シャドウド アウェイ・・・」

部屋一杯の200人以上の教会員たちが、共に生き生きと歌った。ショーン牧師は最前列の自分の席で立ち上がり、オーケストラの指揮者のように自ら手を振るショーン牧師。その横では夫人が隣に並んで歌った。聖歌が一通り終わると、短い祈祷の後、牧師は演壇の中央に立った。

「この主権を表す王冠の波をご覧なさい!」と叫びながら会衆を眺め渡した。サンクチュアリ教会の一つの教条は「神の国では全員が独立した王、王妃である」というものだ。
平たく言うと個人の主権を踏みつけるな―という考えだ。

それに応じるように、象徴的な金銀の王冠が、列をなして揺れ動いていた。

この群れは、きたるべき水曜日に行われる祝福誓約式のウォーミングアップなのだ、だから通常の礼拝の倍の人がいるのだ。祝福誓約式-正式には「天宙天地人真の父母様・天一国生命の書入籍祝福式」という。これに先立って一週間にわたって、武道大会やサバイバル・スキル・コンテスト、山羊の解体などが行われた。そのクライマックスが祝福式だ。

この祝福式はアメリカ全土の注目を集めた。サンクチュアリ教会にとってもこれは予期せぬことだった。なぜなら地元紙ポコノ・レコードにさえ取り上げられたことがない存在だったからだ。

サンクチュアリの教義の柱は銃器所有の重要性だ。しかも特に軽量で強力なAR-15(セミオートマチック)、NRA (全米ライフル協会)が「アメリカでもっとも人気の高いライフル」と呼ぶ銃だ。

昨年秋、ショーン牧師はヨハネの黙示録について深く研究し、そこにキリストが地上天国を「鉄のつえ」で治めるという言葉が繰り返し出て来ることを重く見た。黙示録は銃器が登場する千年以上前に書かれたものであるが、ショーン牧師はこう結論を下した。

「聖書のいう『鉄のつえ』はAR-15を指すものであり、「独裁者」ではないキリストが、彼の王国の平和を保つためにキリストを助ける武装した主権者たちが必要だ。」

その結果、サンクチュアリ教会からの通達として「祝福のカップルは来るべき生命の書入籍式典にAR-15ライフル(もしくは同等の銃)を携帯すること」が求められた。

これは教会にとっては不幸なタイミングであった。通達が出された翌日、フロリダ州パークランドのダグラス高校で一人の若い男がAR-15で17人を射殺したのだ。犯人は、ラスベガス、オーランド、サン・ベルナディオ(カリフォルニア)などで起きた乱射事件で使用されたものと同じ型のライフルを使った。

つづく

翻訳:HARRY

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