王様の推奨するビデオ講義「独生女と三代王権」BYパンザー会長【日本語字幕版】第5回

8回シリーズの第5回目です。

そこでは一切、お父様の犠牲の路程をうたっていません。
お父様が任命された相続者、後継者、代身者を、お母様の方針に従わないと言って解雇しました。また家庭連合の天一国憲法にはお父様が油注がれた後継者の役割について一切、触れていません。

ここで「天の父母様」というものについて話したいと思います。
お母様はこう言われました。
「私は神様の呼び方を変えようと思います。祈るとき、天の父母様と呼ぶべきです。そう呼ぶことで英語でも語呂がいいし、韓国語でもよいと思います」
お母様は、動画の中で英語で「ヘブンリ―ペアレント」と言っていました。だからお母様の指示なのです。ではそれはどういう意味なのでしょうか。多くの混乱があります。ここでアンドリュー・ウィルソンの動画をお見せします。2016年5月6日天一国指導者会議でなされたこの講話のタイトルは-訂正です、2月16日でしたね-「天の父母様と真の父母様」です。動画を見ましょう。

(ウィルソン)
ユダヤとキリスト教のバイブルはほとんどが男性の書いた、男性の視点からのものでした。聖書からは、天の母、天の母の心情をよく知ることができませんでした。創世記3章16節で「神はエバを呪った」とあります。だから産みの苦しみを与えられたと。神は呪われるべき罪人としてエバには非常に厳しく対処しました。それは神の人類への接し方の一部であって、天の母はそうされないだろうと思います。

(パンザー会長)
この論説を分析してみましょう。アンドリュー・ウィルソンは怒れる、復讐心旺盛で復帰の神、堕落したエバを呪った旧約の神と対比させて、エバを慰める天の母を描いています。後半、ウィルソンは男の闘いは戦争をもたらすが、女性は子を失って涙する、と述べ、さらにこう続けます。カイン、アベルの法則は一方が他方に屈服するということ、すなわち、男性の勝つか負けるかの戦略例です。

まあこれについては1時間でもお話しできますが、結論から述べましょう。天のお父様、聖書の神は、真理と愛、審判と赦しの両方を与えて下さいます。そうですか?

そこを本当に理解するなら、神様の審判は愛であることがわかります。サタンから私たちを解放するためです。私たちを偽りの父から引き離すためです。それは神様の愛なのです。ウィルソン博士の、聖書は男が書いたというフェミニズム的偏見による聖書批判は、キリストに臨在される神様の犠牲的慈悲に満ちた愛を無視しています。

男も女も私たちすべて、神様の栄光には至らないのです。ただ悔い改めと再生と精誠によって、罪を免除され受け入れられるのです。これはすべての人にとって同じです。聖書の神が女性を憎んでいるわけではないのです。アイビーリーグ(一流大学)に行くとこれが分からなくなるのです。この絵では、イエス様が神様の許しについて語られたたとえ話、放蕩息子が描かれています。下の方にはイエス様が姦淫を犯した捕らえられた女を許すことを証する絵が描かれています。井戸のそばの女など、イエス様は幾人も女性を解放しています。だから神様の愛と赦しを理解するためにアイビーリーグ出身のフェミニストによる新解釈など必要ないのです。すべて明瞭に、はっきりとすべて聖書の中に書かれているのです。

先の講話の中でアンドリュー・ウィルソンはまたこう述べています。二性的存在である神様と男性女性の二性として創造された人間との核心的相似性は、その二性であって、片方の性だけでは、完全に神様を体現することができない。

ここでアンドリュー・ウィルソンは神様の本質は二性であり、神様は二つの性をもつと主張しています。原理講論は内的性相と外的形状が主体であり、陰陽は対象であると教えています。人間を創造し、犠牲を払って私たちを救ってくださる、知情意の神様は私たちすべてが関係性をもつべきお方です。ここでお見せするのは家庭連合が出した原理本体論マニュアルの38ページです。

内的性相と外的形状とともに陰陽の問題を解くには-劉講師が教えたと記憶していますが「陰陽、男性格、女性格は神様の主体的属性である」と言った時、お父様が「それは違う」とおっしゃいました。神様の主体的属性は内的性相と外的形状だと指摘されました。神様は、知情意の神様であられ、権能をお持ちです。それが神様の主体的属性であり、陰陽の二性は対象的属性であると言われたのです。(陰陽、男性女性は)第一の属性ではないのです。アンドリュー・ウィルソンはこの点を誤解しているのだと思います。おわかりですか。

この混乱の実際的な例をお見せします。新しい韓鶴子神学がつくりだされました。二元論的神学です。非常に有害なものです。正直に言いますと私は、神学がそれほど好きではないのです。申し訳ありません。悔い改めます。神学は神の性質を研究する学問であり、本来なら愛すべき学問なのですが・・・とてももどかしくて、でも重要ですので考えなければなりません。これを考えなければならない理由は、もし誰かが神様の性質について誤った考えをもてば他の人々をも、誤らせるからです。神様から遠ざかるのです。だから神学をまなぶことが重要なのです。

ここで40年の知り合いである姉妹からもらった手紙を紹介します。私はこの姉妹をたいへん愛し尊敬してきました。彼女がイーメールを送ってきたのです。

(文面)
親愛なるリチャード

人類歴史を通して抑圧され、虐待されてきた母なる神がついに2006年以降、父なる神の横で自分を語り始めました。父なる神は歴史を通してシングル・ペアレントでした。当然、摩擦もあるでしょう。たとえ6千年の重荷を分かち合いたいと思っても、自分と全く異なる行動をしてきた方と分かち合い始めることはすんなりとはいかないでしょう。

(パンザー会長)
なにか、まるで父なる神と母なる神が、その結婚生活に問題があり、離婚相談カウンセラーにでも行かなければならないかのようです。この混乱錯乱が分かりますか。アンドリュー・ウィルソンは、この姉妹の問題を何とかしたいと思うでしょうがそれは無理な相談です。猶更混乱を深めるだけです。神様は2人いません。
神様はおひとりです。神様はおひとりです。

ある意味便利な考えかも知れません。天のお父様の所に行っても、厳しすぎる。天のお父様、ありがとうございます。でもあなたは少し厳しすぎます。ちょっと天のお母様の所へ行きます。お二人の間をこうやっていったり来たり。

お母様の聖書に反する、無原罪で生まれたという主張についてお話ししたいと思います。
2014年7月1日、お母様は「血統転換は母胎からだ。これを信じなければなりません」と発言しました。ここで何を言っているのでしょうか。サタンの血統から神様の血統に転換したのは自分が生まれる前だと言っておられるのです。自分は無原罪で生まれた、こういっているのです。

2016年10月5日、お母様は1450人の日本と韓国の指導者の前でこう語りました。

「よく見えますか。皆さんは幸せな人です。何故幸せなのですか? 独生女の私に会ったからです。古い先輩家庭たちはお父様に対する情が深いと思います。しかし、その先輩家庭が知らなければならないことがあります。私は6千年ぶりにサタンと関係のない血統に生まれました。」

この事実について(生前に)お父様が一言も触れておられないことは、おかしなことです。これはかなり大きな神学的問題です。もしこれが真実なら、お父様はわれわれも知るべきだとお考えにならないでしょうか。お父様のみ言です。

「お母様は堕落した天使長の血統から生まれた」(2003/10/1訓読会NYニューヨーカーホテル)

「天使長の妻が復帰されないと、エバの位置が立ちません」(祝福家庭と理想家庭3章)

復帰が完成するためにはキリストがサタンから花嫁を奪い返さなければなりません。そしてキリストの花嫁になるのです。

いいですか、それが復帰路程です。ルーシェルが神様の妻であり、アダムの妻であるエバを奪いました。だから復帰路程ではアダムがサタンの妻を奪い返さなければなりません。救い出して自分の花嫁とするのです。それが復帰です。

 

翻訳・字幕:管理人
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