打ち上げ花火にすぎなかった「反トランプ」女性デモ

 

全米の主流メディアがまるで「革命」でも起こすかのような勢いで報じた「反トランプ」女性デモ。

Women’s March(女性デモ)でニューヨークタイムズの記事を検索したら50本を優に超える記事がヒットした。

さすがはリベラルの牙城、ニューヨークタイムズだ。(下の写真はその一部)

ただ、ニューヨークタイムズのメイン・コラムニストで、駆け出しの頃ワシントン・タイムズで記事を書いたこともある保守系ジャーナリスト、デヴィッド・ブルックスの見方は鋭い。 After the Women’s Marchafter-the-womens-march-the-new-york-times

ブルックスによると「全米で社会現象化するほどの成功を収めた感のある『女性デモ』だが反トランプデモとしては完全に的外れで、政権に対して何の影響も与えない」という。

トランプの女性蔑視発言に怒るという名目であったが、デモで主張された内容は結局、昔ながらの退屈な 「中絶の自由」「賃金の男女平等」「医療給付」「気候変動」だったというのだ。
これはワシントン・ポストの分析も同じだ。

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所詮、60年代の若者の運動に始まる「自己中心」「やりたい放題」「国には無償の給付を求める」プラス「フェミニズム」の訴えであって動機が極めて貧弱なのだ。

いま「グローバル化」「資本主義体制そのもの」「憲法順守」「アメリカ主導の世界秩序」などこれまで当然のこととして受け入れられてきた政治経済の大きな枠組こそが問題であり、トランプはそこにメスを入れる、いや大ナタを振るおうとしている。

結局デモは巨大な人数を動員したという意味では成功を収めた。また参加者たちは高揚した気分で家路についただろう。しかし打ち上げ花火と同じで数カ月もすれば忘れ去られるにちがいない。

 

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