「フェミニズムの裏側」について ―ヨナニム (その3)

9月25日の礼拝で信宮さんに続いてヨナニムが反フェミニズムの立場からスピーチをされました。


 

「フェミニズムの裏側」について (その3)

 

健康な女性なら普通は恋をして結婚し愛する人の子供を産みたいと思うものです。このように。ハレルヤ!神様を愛する女性がここには多くいるようです。

これが私たちの願いです。ところがさも自分達がずっと賢明であるかのようにこういいます。「それは間違っている」「洗脳されている」と。
私たちは自分達の願うものを知っています。私の願いは家族を愛することであるということを理解しています。

もう一つフェミニストがよく言うことはこれです。
「あなたたちは抑圧されている。犠牲者なのよ。」
これを好んで言います。またこう言います。
「男性が1ドル稼ぐ仕事でも女性は77セントしかもらえない。」

ガイコ(GEICO自動車保険の企業)は実際このフレーズをコマーシャルで使っていました。
私が今日のためにパワーポイントを作っている時、姪がやってきたので「男性が1ドル稼ぐ仕事でも女性は77セントしかもらえない」フェミニストはこういうのよといいました。

すると姪は「それはひどい。不公平だわ!」と憤慨しました。フェミニストは女性のこういう反応を期待しているのです。

私たちはこのような偏った考えを持つべきではありません。信じ込む前に統計の数値を見て考えなければなりません。

同種の職に就いて同じ時間働く限りにおいては賃金に男女差はありません。しかし男性がより長時間働くとすればそれ相応の賃金をもらうのは当たり前ではありませんか。統計によれば男性はフルタイムで週34時間働かなければなりません。一方で女性は週27時間です。現実に労働時間で差があるのです。

ウォレン・ファレルの著書、Why Men Earn More(なぜ男性の方が稼ぐのか)によると「一週間当たりの労働時間が男性の方が長いからである」とあります。それに「より危険な仕事に危険な場所で従事しているからだ」といいます。そして労働によって命を落とす男女比で男性の割合は93%だといいます。これは先程私の娘(信宮ニム)が説明した通りです。

911事件の際、殉職した343名の(ニューヨーク市消防局)消防士はすべて男性でした。より危険な仕事に就くからそれに見合った報酬を貰うというのです。

このような(フェミニストの)馬鹿々々しい考えは大概にしなければなりません。
経済的な面を考えたとき、もし男性に1ドル払うところ女性は77セントでよいのなら私が日用品店を経営していたとすれば女性しか雇いませんね。なぜなら人件費が少なくて済むのですから。現実にそのようなことは起こっていないのです。このような嘘に騙されてはいけません。つまるところフェミニストは異なる仕事内容に対しても同じ報酬を要求しているのです。

つぎに彼女たちは「女性の責任からの解放」「夫と子供からの解放」を好んで叫びます。
私は4人の息子と1人の娘、5人の子供の母親です。そして愛するいたずら好きな夫がいます。たしかに母親と妻の役割を果たすことはたいへんな事です。それは理解します。自己抑制と大人であることが要求されます。犠牲も払わなければなりません。ときには家族から離れて、お茶を楽しむときも必要でしょう。気分転換にショッピングもいいですね。

フェミニストはそういう考えを押し進めながらも夫と子供からの「永遠」の解放をもとめるなどとは一度も言いません。ときには「もう呼ばないで!」とはいうものの、しばらくすると「どうしているかな、元気かな」と思うものです。

フェミニズム運動の熱心な活動家の多くは結局生涯独身で暮らすことになります。そして最終的には写真のこのおばあさんのように政府の給付に頼る他なくなるのです。

あるときネバダでお父様が海辺のレストランに招待して下さったことがありました。そこで年老いたおばあさんがウェイトレスとして働いていました。おばあさんはこちらから話しかけていないにもかかわらず私たちにいろいろ話しかけてきました。

「本当は働きたくはないんだけどね。足も弱っているし疲れるし…。だけど結婚もしていないし頼るべき家族もいないし。政府がくれるお金も少ないから少しでも働かないとやっていけないのよ。」

もしおばあさんが結婚していて誰か頼る人がいたとすればどうでしょう。おばあさんは「仕方がない」といっていました。

フェミニストはこういう話を決してしません。威勢よく「解放」を叫びますがこのような現実を語らないのです。

つぎにフェミニストはリベラルな女性だけを支援して「すべて」の女性を支援しません。
ヒラリー・クリントンやナンシー・ペロシのような中絶賛成、結婚嫌悪、大きな政府、社会保障増大を推進する左翼(民主党)の女性だけを支持します。マーガレット・サッチャーやローラ・シュレシンジャー(保守的心理学者)、ミシェル・マルキン(政治評論家)、サラ・ペイリン(保守派の政治家)などの保守的な考えを持つ女性は一切支援しません。

もちろんこれら保守派の女性が完璧だとはいいません。ただ彼女たちが掲げる保守的思想こそ最後には女性を助けることになるからです。

またフェミニストはイスラム世界の女性を助けようとはしません。娘も言いましたが、イスラム世界では女性がレイプされても男性4人の証人が必要なのです。事実上起訴できないということです。そこでは女性が物扱いされているのです。またそこで性奴隷として人身売買される女性たちにも関心を払いません。フェミニストたちがイスラムの国に出かけてこれらの女性を助けたという話を聞いたことがありません。その活動を行っているのはキリスト教徒の女性たちです。
イスラムの国に入って少女たちを救出しているのです。多くの感動的な証があります。

ではなぜこんなにフェミニズムが勢いを持っているのかと皆さんは不審に思われるかもしれません。どのように始まりどのように拡大したのかと。

アーロン・ルッソによればニコラス・ロックフェラーが一つ次のような説明を与えたといいます。「女性が解放されて働かなければ人口の半分は課税できなくなる」。つまり女性を働かせるためだというのです。

1973年、ロックフェラー財団は女性の大学院過程の数々に資金援助を始めました。他にも数々の財団が女性の進学の援助を始めました。そして2016年には349もの大学が女子学生の財政支援をしているのです。

女性の学業促進は喜ばしいことです。これはフェミニズム第三の波の特徴です。自分たちがフェミニストだとは一言もいいません。「あなたはフェミニストのようですね」といわれると「いいえ、私はすぐに怒り出して叫んだりする女、結婚もできない女ではありません」、こういうのです。

同じような手で女性の学業促進を進めています。女性の進学に関しては人々は良いイメージで捉えています。ところがその実態は最初から最後までフェミニズムを教え込むカリキュラムです。

ここで分かりやすく言えば、1960年代にフェミニズム運動が始まる前は金の卵を産む鶏が一羽(つまり働いて税金を納めるのは男だけ)しかいなかったのに対して、女性解放の後、金の卵を産む鶏は二羽(男女が働くことで政府の税収が二倍)になったのです。

政府や、銀行など金融界のスーパーエリートから見るとき今までの2倍の顧客、カモが増えたとみなすことができるのです。だからフェミニズムは廃れることなく私たちの生活の中ふところ深く入り込んでくるのです。

ではこの60年間にフェミニズムのもたらしたものは何でしょうか。全米経済研究所の2007年の報告書によれば女性はますます不幸せになりより活力を失っているという結果が出ています。

そして①フリーセックス文化の横行②大きな職業的成功のみ追求する③男性に結婚を躊躇させ、むしろフリーセックスと同棲を選ばせるようになった。「自分は結婚するようなバカではない」と言い出す男性もいるほどです。そして④婚期が遅れて子供をもてない。

先ほど出てきたフェミニストのジャーメイン・グリアは実生活では本当に子供が欲しかったのです。「私が医療費にかけた金額を見ればどれほど子供が欲しかったか分かるでしょう」と彼女は語っています。しかしあまりに子を産むには年を取り過ぎていたのでした。自分と愛の授受作用のできる自分に似た存在を欲していたといいます。しかし遅すぎました。子供を持つには適切な年齢があります。こうして家庭が崩れ、社会が崩れ、大きな政府の出番になるわけです。

「フェミニズムの裏側」の著者、スーザン・ベンカーはフェミニストとは「交渉の余地はない」といいます。フェミニズムのもたらした結果を見ればもううんざりだというのです。彼女はきっぱりと女性はどうすべきか主張しています。

①フリーセックスに対してNOということ
フリーセックスの結末は不幸になるだけであり、同棲は幸せな結婚生活をもたらさない。
フリーセックスの危険性はひとりの相手とセックスをすることで相手がこれまで関係をもった人間すべてと関係を持つことを意味します。

「たとえある高校で性感染症をもつ生徒が卒業しても、性感染症はその学校に残る」という笑えないジョークがあるほどです。いまやエイズを別にしても性感染症にかかっている割合は非常に高いといえます。
最近読んだある記事によると、性感染症のウィルスは生殖器だけではなく指の爪の下にも潜んでいるといいます。フリーセックスによって健康な生活が損なわれるということです。このことをよく考えなければなりません。

②結婚は究極的目標である
男性が「そのうち結婚するから」「愛しているから同棲でもいいではないか」などといっても「結婚指輪を差し出して、婚約の事実を周りの人に報告するまでは絶対に駄目」と言い切ることができるように娘たちを教育しなければなりません。最終目的は結婚であり安定した結婚生活と子供たちのための最高の環境を用意したいと宣言できなければなりません。

娘たちのためにもこれが一番よいことなのだと教えなければなりません。結婚は女性にとって良きものをもたらしてくれるのです。結婚を女性にとって墓場のように言うのをやめようではないですか。

私たちは愛が何かということをロマンチックなドラマ、韓流ドラマなどを通して天使長からそれを教え込まれています。私の主人もそういうドラマを見ることは結婚生活にとって良くないといいますが、その理由はそれらが偽りの愛を描いているからです。

「男性が恋に落ちたらこういう風に言わないとだめだ」などと思い込むのです。そういうドラマ、女性雑誌などにフリーセックスがあふれています。「結婚なんて古臭い」「かっこよく生きる人は結婚などしないで同棲する」などという風潮を醸し出しています。

結婚は女性にとって有益なものです。安定した家庭をもたらしてくれます。神様のもとで誓いを立てた結婚でない限り、男性はそのうち簡単に若い女性に乗り換えるでしょう。結婚の誓いは女性の価値を若く美しいことのみに置くのではなく、一緒に地獄を通過し、高い所から低い所まで共に行く…自分が病気で倒れたとき妻が働いて面倒を見てくれた、この妻を愛さずにおれようか…結婚とはこういうものではないでしょうか。完全にお互いを投入すること。同じことを繰り返して申し訳ないのですが、だから結婚は女性にとって有益だというのです。
 
つづく(次回完結)
 
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