「真の父母様の一体不可分を示す8つの根拠」批判

 
 
ここに掲載する小論はある海外宣教師(旧共産圏宣教、信仰歴45年、元ナショナル・リーダー)がまとめたものです。今回許可を得て、家庭連合の主張とサンクチュアリ教会の主張をお父様のみ言葉と原理を基に公正、中立的な立場で語られた内容を掲載します。オリジナルはこちらから

「真の父母様の一体化」について

2012年9月3日、お父様は聖和された。

その後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はお父様は霊界に行き、地上にいるお母様を協助し、一体化していると我々を教育した。そして、「お母様を絶対中心として一体化するべきである」と。

また、私を含め、ほとんど全ての信徒はそれを信じて疑わなかった。しかし、徐々に、お母様が話される多くの事柄がお父様在世中に話されたみ言葉と多くの点で食い違っていたり、お父様がしてはならないと言われた事をお母様は平気でするのを見て、多くの信徒は「お母様とお父様は本当に一体化しているのか?」と言う疑問を持つようになった。

家庭連合は一貫して「お母様とお父様は一体化している」と主張し、本部から出される全ての方針は「一体化」が、その根源にある。即ち、「お母様が言われる事はお父様が言われる事であり、お父様の意志である。」と、本部の論理は全て、この様に構成されているのである。

そこで、今回は、「真の父母様は一体化しているのか?」「お母様は完成したのか?」という二つの疑問について、お父様のみ言葉を中心に論じたい。

家庭連合本部(日本)はお父様のみ言葉を引用して、「お母様を絶対中心として一体化」すべきである事を強調した。本部が引用した最初のお父様のみ言はこれである。

「伝統はただ一つ!真のお父様を中心として、他の誰かの、どんな話にも影響されてはいけません。先生が教えたみ言と先生の原理のみ言以外には、どんな話にも従ってはならないのです。今、先生を中心にしてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。今、お母様が行く道はお父様が今まで立てたみ言と説教集を中心として、行かなければならないのです。他の言葉を述べるのを許しません。」(「祝福」1995年夏季号、p68)

家庭連合は、このお父様のみ言葉を引用して、何を言いたいのか?
それは、「今、先生を中心にしてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。」と言う部分である。

しかし、家庭連合はこの文章の前後を全く無視しているのである。
お父様はお母様と信徒に、この文章を条件として付け加えました。「他の誰かの、どんな話にも影響されてはいけない。お父様のみ言と原理以外には、どんな話にも従ってはならない。お母様が行く道はお父様が今まで立てたみ言と説教集を中心として、行かなければならないのです。他の言葉を述べるのを許しません。」もし、この条件に沿ったお母様の言動であるならば、問題はないのである。

しかし、この条件を示すみ言に照らし合わせれば、

「お母様は天聖経を改竄し、コピペした真の父母教を作ってはならないし、家庭盟誓の変更、天一国国歌の変更、原理講論の創造原理や堕落論の変更、独生女論即ち、自己の無原罪誕生を主張したり、お父様の無原罪誕生を否定、16歳の時に無原罪になり、メシアになったとメシアとしてのお父様を否定してはならない・・・その他。」という事である。

お父様が提示した条件に反している事をお母様がしていることが問題なのである。

また、家庭連合やお母様を支持する人々は下記に示す、お父様のみ言を引用して、お母様は、お父様の「後継者」「お母様とお父様は一体化」である事を証明しようとし、信徒を混乱に陥れた。

お父様のみ言によると、「これからは先生がいなくても、お母様一人でみ旨に何の支障もないと言うのです。・・・ですから、先生が一人でいても、真の父母の代身であり、お母様が一人でいても真の父母様の代身です。」(1990年3月27日)
「お母様は私の影のようです。ついてまわる影のようです。私は実体を持った主体の教主であり、お母様は対象の教主です。それで、私は第一教主、お母様は第二教主です。」
(1990年5月6日)
「私が死んでも(お母様には)統一教会を導くことができる能力もある。自分一代で、この複雑な恨の峠をすべて清算するという決心が私よりもお母様がもっと強い。」
(1991年10月19日)
「お母様は真の母になり、真の妻になり、真の娘になる。その三つをすべてしなければなりません。一つするのも大変ですが、お母様はそれをすべて成し遂げました。」
(1992年7月10日)
「霊界に先生が行ったとしても、お母様が地上にいれば、霊界と地上界の統一圏ができるので、いつでも、お母様がいる地上に来て一緒に暮らすことが出来るのです。」
(1993年10月15日)
「お母様を中心として、皆さんが一体になっていかなければならない時が来ました。もう、先生がいなくても、お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。」
(1994年11月27日)
「真の父母というのは二組はあり得ません。」
(1995年1月1日)
「お母様、表彰される。」
(1999年6月14日)

ここに記されている日付を見ると、全て1990年代のお父様のみ言を引用したものである。この時期は1990年3月27日に第31回「父母の日記念礼拝」があり、「女性全体開放圏宣布」があった。そして、女性連合が出発し、1991年9月に東京大会、その後、1992年4月に、「世界平和女性連合」が創設された。

つまり、お母様がお父様によって表彰されるまでの10年間に話されたみ言であり、お母様を励ますためにお母様や信徒に向けて話されたものである。決して、聖和が近づいた事に対する切実な準備としての後継者を示すためのみ言ではない。その証拠を下記に述べる。

1999年6月14日にお母様は表彰された。この表彰は「お母様の責任分担の母子協助時代7年路程勝利、終了」の表彰であった。

その勝利によって、次の、「父子協助時代」を迎えることが出来たのである。
お母様の勝利の表彰後、1999年9月9日9時9分9秒、お父様のみ言では「今までの、復帰歴史においては母子が協助してきましたが、母子協助時代が過ぎ去るのです。蕩減の歴史は母子、オモニと息子娘が犠牲となって復帰されましたが、9・9節を宣布して、南北が統一される運勢に入り、父子協助時代に入るのです。オモニはいなくても構いません。オモニはいくらでも探し立てることが出来ます。(み言選集303巻p264、1999年9月9日)

また、翌年2000年1月5日のみ言では「国家時代を越えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代に移るのです。」(み言選集314巻p230、2000年1月5日)

2000年11月11日のみ言では「ですから、直接的に、完全な愛の種を家庭的に受けて、父と息子が直系で連結されるのです。ここに、母親は必要ではありません。母子協助時代と父子協助時代は違うというのです。絶対の愛ゆえに、神様が女性を抱いて出てきましたが、そこに、相対的に立つには、絶対服従しなければならないのです。これはオモニに対する言葉です。」(456-465、2000年11月11日)

これらは、「お母様、表彰される」すぐ後のお父様のみ言である。お母様を後継者として指名した言葉であろうか?私には矛盾に見えるのだが・・・

お父様のみ言を都合良く利用して、父子協助時代に入ったお父様のみ言を無視し、自己の主張を正当化しようとするのは如何なものであろうか?余りにも、姑息と言わざるを得ない。

お父様は2008年4月28日に享進様に「真の父母の権威移譲式」を行い、2009年1月15日―31日に3度に渡って「戴冠式」と「真の父母祝福」を伝授されました。

もし、家庭連合が強弁するのであるならば、この2009年1月31日以降で、お父様がお母様を「後継者」として任命したというみ言があれば、提示してもらいたいし、家庭連合の名誉にかけて提示するべきである。

ここで、亨進様・サンクチュアリ教会は「お母様とお父様の一体化」について、どの様に言っているのか?享進様の説教の動画を見ると「お母様とお父様は一体化しておらず、お母様は完成していない。お母様はお父様とは別の道を行き、お父様を否定し、原理を否定している。」と言う。しかし、亨進様はお父様の聖和までのお母様の勝利については全く否定していない。寧ろ、称賛しているのである。しかし、お父様の聖和後のお母様について疑問視しているのである。

お父様は2007年5月11日のみ言で「お母様は2013年6月16日までに完成しなければならない。」(天正宮訓読会)と言われている。

これは信徒にとって、驚愕的なみ言であった。1960年の御成婚から始まって、2007年5月1日までの47年間、お母様は完成していなかったのである。その47年の間に行われた勝利宣言、宣布はお母様の個性完成が基礎にはなく、お父様の個性完成と真の父母様の「条件的一体化・条件的勝利」を基に摂理が進んで来たというこである。

そうすると、2007年から2013年までの、たった6年間で、47年掛けて出来なかった個性完成をお母様は出来るのであろうか?と不安になるのは私だけであろうか?

「真の父母様夫妻が横的に最終一体を成した。」
2010年6月19日 午前2時20分
6月26日 午前3時25分
「真の父母様ご夫妻は最終一体」
2010年11月22日
2011年2月3日
「すべての摂理の完成、完結、完了と最終勝利を宣言」
2011年12月11日

また、2010年7月1日、2011年12月11日にお父様が宣布された「最終一体圏完成宣言」により、家庭連合が2007年に言われた事、即ち「お母様は2013年6月までに完成しなければならない。」と言われた事が成就したのである。

しかし、何故お父様は何度も何度も「真の父母の一体化」を繰り返し宣布するのか?
私は「真の父母は一体化」していなかったと確信した。しかし、条件的には・・・

亨進様・サンクチュアリ教会は「お母様は側近、悪魔連盟によって、利用されている。」と言われた。しかし、家庭連合は「お母様は誰からも影響されておらず、独自で判断されている。」と反論した。
また、お母様自身も「誰の言葉も聞かない。」と言っている。(2015年3月18日)

しかし、お父様は「私はあなた方は訓母ニムの言葉を聞くべきでないと言っているのです。訓母ニムは、私と相談せずに行動します。もし、私が訓母ニムが行うように、神様と相談せずに好きなように行動すれば、天と地はどこに行くのでしょうか。」
(み言選集、612巻p169、2009年)

お母様が訓母ニムといつも一緒におり、話し、相談していたことは誰でも知っている事実である。
また、お父様は「お母様に全てを任せましたが、お母様が握ったお金を自分のしたいようにしようとしています。勝手にするというのです。あなたはあなたの行きたいように行き、私は私の行きたいようにするというのです。私が朝、どれほど深刻だったか。」
(み言選集、607巻p11、2009年1月24日)

{オモニもこれからは私の思い通りにするという考えをしてはならないのです。「アボジも私がいなければ完成できない」、そんなことを考えてはいけないのです。}
(み言選集、491巻p247、2005年3月22日)

これらのみ言は「お母様はお父様とは別の道を行っている。」という、亨進様の言葉を裏付けるものである。

その後、今度は私の脳天を打ちのめすようなお父様のみ言が入って来た。
2012年1月19日、天正宮訓読会での「事件」であった。ここで、お父様がお母様に対して激しく批判したのである。

「天地人真の父母はお父様とお母様が二人ではなく、一人である。」
「お父様とお母様は別々ではなく、一つなのである。」
「お母様はお父様の台であり、ただ食べ、周りにいるだけでは、真の母にはなれない。
「別々に動いては滅んでしまう。」、「お父様が呼んでも、お母様は返事をしない。」
「安州(お母様の故郷)と韓氏は自慢してはいけない。もし、すれば、真の母になれない。」
「私を無視して、お前たちが、私を安山子にしてはいけない。」
「お母様が独自路線を行っている。小鬼だ!」
「お母様はお父様とは違う道を行っている。」
「お前たちも全員(お母様に追従する子女様、側近、教会指導者)、お母様と一団となって違う道を行っている。こいつら!」
「お母様に従うもので、お父様が必要でないというものは、根のない小鬼だ。」
「私は、今一人ぼっちだ。私には息子も娘もいない。お母様は一人で勝手にしている。」
「お父様の話を聞かず、お母様が私に対して、私の言葉を聞きなさい。とするのはルーシェルよりもっと、恐ろしい存在だ。」
「孝進が生きている時、お父様がかわいそうだ。お母様はなぜ、お父様のみ言を聞かないで、自分の方式でするのか?と私に言ったことがある。」
「お母様は今からお父様に絶対服従しなければならない。」

これらのみ言を理解すると、2012年1月19日まで(聖和8カ月前)、お母様はお父様に絶対服従しておらず、一体化せず、完成していなかった事になるのである。
これによって、前述の家庭連合の弁明も再び霧散に帰したのである。

その後、4月14日「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」特別宣布式(天和宮・ラスベガス)で蕩減の完全終了。

お父様は「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会を最終、完成、完結することを、お父様の前に奉献します。」と宣言された。

6月5日、4次元入籍式(ラスベガス)「国進、享進様のアベル・カイン一体を宣布」
「真の父母の仕事は完成、完結、完了」と言われた。

お父様の最後の祈りで「私はこれを全て成し遂げた。私は全て完遂した。」と言われた。
この最後の祈りはお母様の天聖経、英語版の最後にはこの様に書かれています。

「everything will be brought to a conclusion. I have accomplished everything for this. I have completed everything . Aju!(August13,2012)」である。
この最後の祈りは真の父母様が向かい合い、手を取りながら祈られたものである。

それでは、何故、お父様は「私は(I)」と言われたのか?ここは「私たち」または「真の父母」はと言う言葉が、お母様への感謝の気持ちと共に来るのではないか?それを、敢えて、何故「私は」だけなのか?
これは、お父様の聖和直前まで、お母様はお父様と一体化出来なかったことの証左でもある。
この「私は」の中に、「私たち、真の父母は」と祈ることのできなかったお父様の悲しみと恨みを感じるのである。

そして、2012年8月3日の最後の訓読会で、お父様は「すべてを壊したオンマ(お母様)と金孝律は責任を取りなさい。」と言われたのである。
これらを見て、どうして、「お母様は完成した」「真の父母様は一体化している」と言えるのであろうか?

この様に、「お母様の個性完成が無く、お母様とお父様の一体化が無い」ところで、2013年2月22日(天暦1月13日)に「基元節」を迎えたのである。

家庭連合の主張と国進様・享進様・サンクチュアリ教会の主張を公平に比較して見ても、
亨進様が言われる様に「基元節は失敗であり、サタンに奪われた」と理解する事が正しい様に思える。

そして、サンクチュアリ教会の説明によれば、これらの失敗を復帰するために、サンクチュアリ教会を設立し、国進様と共に復帰摂理歴史を歩んでいるのである。また、「基元節」はサタン主管下で行われた祝福であるため、これを復帰するために「真の父の権威に戻るための祝福式」を2016年2月13日まで行っていた。

もし、2月13日までに聖酒を飲まなければ、1世は堕落1世に戻り、2・3世は堕落1世に戻る。と言われ、私たちに警告されていた。お父様は「私が93歳、お母様が70歳で完成級の聖婚式をもつことで、すべての祝福家庭と共に完成した天地の時代に入ることが出来る。」(2011年8月29日、天正宮訓読会)

と言われたが、2012年のご生誕日に行われる予定の聖婚式をお父様はキャンセルされた。そして、お母様にさらに1年の猶予を与えられ、願われる基準での一体化を待たれた。
しかし、聖和により、完成段階の真の父母の聖婚式は果たされなかったのである
(以上)  (本文強調・色付、下線は管理人)
 
 
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