日本家庭連合本部が運営する分派対策サイト「真の父母宣布文サイト」の
『真のお母様の「無原罪性」―「血統転換、私は母胎からなのです」の意味について』
これについてテクニカルな反論を加えたサイトも散見されるが、ここでは私の一般的な感想を綴りたい。
これを読んで末期天動説を思った。
紀元2世紀にエジプトの天文学者プトレマイオスによって体系化された天動説はプトレマイオス宇宙、プトレマイオス天動説と呼ばれ1600年にわたって科学のスタンダードだった。
しかしそこに次々と現れる惑星の逆行運動にからむ不具合(アノマリー)を説明するとき、専門家にも難解な、天球上の周転円など複雑な説明装置を付け足していくことで最終的には科学者が貴ぶシンプルなエレガンスから遠く離れたグロテスクな怪物のような理論になった。
そこに登場したのがコペルニクスで、彼は後にパラダイム転換と呼ばれた、きわめて技術的な事柄を指摘する。つまり地球が太陽の周りをまわっているものと仮定すればすべての計算における課題が解決すると指摘する。ことは純然たる技術的な指摘だった。
本部の解説を見ていると「独生女」という天動説の上に、次々発生する韓オモニの不規則発言(アノマリー)を消化するために周転円のような屋上屋を重ねてきわめて複雑で難解、そしてグロテスクな教義を造りだそうとしている。整合性、統一性を考えない、その場しのぎの業であって、見苦しいまでに言い訳がましい。
被造世界を見てもその一般法則(科学)はシンプルで美しい。数学者も数学的真理はエレガントだという。それゆえに普遍的説得力を持つ。
中生代の生物、アンモナイトはその進化の過程において本体の進化が行き詰ると今度はその貝殻の模様がどんどん複雑になっていき、そして死滅したという。
そういう風なことを思った。
しかもまだ最大のアノマリーが解消されていない。
それは真のお父様が原罪を持っていたという韓オモニの発言だ。
「お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。分かりますか?そのことを分からなければなりません。」 2014年7月1日 韓鶴子総裁
コペルニクスのようにメタに異なる別の視点、「お母さまが間違いを犯した」と想定するならば(それは直ちに公職者ならば給料を失うことを意味する)不要な周転円を付け足さずともすべての事柄はすっきり説明がつく。
「無原罪独生女」の後始末に大変なご苦労をされた教育成長研究院の方々には気の毒だが、「お父様堕落人間説」は「無原罪独生女」の後始末よりも数十倍厄介であるとともに相当なリスクを覚悟せねばなるまい。
教会成長研究院も
もはや自分で言っていることが
分からなくなっているのではないか
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「サンクチュアリ教会 JPN 合同ニュースブログ」から、当初の「サンクチュアリ教会 Facebook 日本語訳サイト」というブログ名称に戻られたのですか?
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そうです。混乱させて申し訳ありません。
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そういえば日本語のフェイスブックグループはないのでしょうか?あってもいいかもしれませんね。
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まだ見たことありませんね。suzukiさん、作って下さい(笑)
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