(余談)サンクチュアリという表記について

sanctuarybritemonet

日本のサンクチュアリ教会の「サンクチュアリ」という表記に違和感をしめす韓国のメンバーがいる。

韓国語表記―쌩춰리교회の方が原音に近いというのだ。韓国語ではセンチュオリと発音する。

私はこれは日本語の構造によるもので仕方ないと思っている。日本語は必ず子音と母音がペアで現われる。いわば母音と子音の二性性相でできているのだ。母子協助がしっかりできている。

ローマ字で書くとよくわかる。ro-majidekakuto yoku wakaru  偶数と奇数のように規則正しく並んで子音がふたつ以上続くことはまずない。

ところが英語は子音が続くのは当たり前。昔、アメリカのバレーボールの国家代表チームに確かstvrsticという姓の選手がいた。日本的に読むとストブルスティックだ。何と母音が一つしかない。原音表記など無理な話だ。

ちなみにハンバーガーのMcDonald’sの発音記号はməkdάnldz|‐dˈɔn‐で、普通に聞くとマッダヌルと聞こえる。しかし日本マクドナルド社は社名表記もテレビのCMでもマクドナルド(makudonarudo)の母音子音の二性性相を公式採用している。

江戸末期のジョン万次郎以来、日本人は英語発音表記にたいして試行錯誤を繰り返してきた。ジョン万次郎は日本で初めて英語の教科書を書いた人だ。そこには原音に近い発音がカタカナで表記されているが現在のそれとは大きく異なる。

例えばFamilyはファマレ

NHKオンデマンド 歴史秘話ヒストリア 今こそ知りたい! ジョン万次郎~日本開国前夜 驚きの舞台裏~

その後明治になり、夏目漱石によってほぼ表記方法は固まった。

 

だから・・・

Sanctuaryは日本では「サンクチュアリ」でいいのだ。
 
 
 
 
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イメージとしての「真のお母様」

 

10月4日に地元のサンクチュアリ教会での礼拝で、参加していた2世の一言が印象に残った。

この2世はヨーロッパで育った国際祝福二世であり、韓国・鮮文大学留学を経て日本に嫁いできた。韓国での体験でこれまで信徒として頭に思い描いてきた「真のお母様」と韓鶴子おかあさまの実像にいくばくかのギャップがあることに気付いたそうだ。

ここでその具体的な例をあげることはしないが、最後に彼女が言った一言が心に残った。

「教会がつくりあげた、信徒用の『真のお母様』の像(イメージ)を崇拝することは『偶像崇拝』の罪を犯すことではないのか?」

もちろんこのことは真のお父様に関しても言えるだろう。果たして私たちは「六マリア」摂理を含めた上での真のお父様を受け入れているのか。

「真の父母」の価値はお父様のみ言葉にもあるように完成した核心的四位基台であり最高の存在だ。これを認めないならばメシアの弟子ではない。

最近、家庭連合の人々は亨進さまの世界会長時代の過去のスピーチ「真の父母を否定するなら決して私を信じないで下さい」を持ちだして亨進様の言動の『矛盾』、言行不一致を提示しようとしているが、それはお門違いだ。

第一、亨進様は「真の父母」を否定していない。亨進様が否定しているのは「真の母」の位置を離れた韓オモニであり、「真の父母」の位置を逸脱した行為そのものを非難しているのだ。
 
この違いは大きい。例えばオバマ合衆国大統領が大統領としてあるまじき行為を行った時にマスコミはこぞってオバマ氏を非難するだろう。この非難をもって大統領職(Presidency)の否定と捉える人などまずいない。むしろオバマ氏が大統領職を否定したと言うだろう。それと理屈は同じだ。

「真の母」は「アメリカ合衆国大統領」と同様の職責を伴う位置である。「真の母」と韓鶴子総裁は論理的には別存在である。長年信仰して来た者にはこの二つを分離することなど思いもよらない。私もそうだった。

しかし「真の母」を私的な動機でその位置から離れるということは形を変えた「真の母」の否定である。その意味で『「真の母」を否定するものは信じるな』と語る亨進様のスピーチは今も有効である。

「真の母」と「韓鶴子」を未分化のままにただただ韓鶴子総裁を偶像化することは十戒の第一にひっかかる。

 
 
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